英語のスペルがだんだん難しくなってくると単語を覚えるのも大変ですよね。英検3級とか2級くらいになってくると見慣れない英単語が沢山出てきます。
これらを新しくひとつひとつ覚えていく前に、単語のパーツの意味をある程度知っていたらグッと覚えやすくなりそうです。
英単語には意味の組み合わせがひと塊になったものが多くあります。そのパーツの持つ意味を知っていると単語を見た瞬間にイメージしやすくなります。
なんとなく日本の漢字表記と似ているところがあるのかもしれません。
例えば、
adlult 【大人、成人】の意味ですが、語源はad(~の方へ)+ul(育つ)で「成長した人」となります。
adolescence 【青春期、若々しさ】語源はad(~の方へ)+ol(育つ)+esce(動詞)+nce(動詞)で「大人になる前の状態」です。
ulもolも、その他にelも(育つ)という意味を持っているそうです。
ad(~の方へ)は他にもいくつか思いつきます。
adjust 【ちょうどよくする 調整する】
ad(~の方へ)+ just(ちょうど)
admission 【入場や入会許可】
ad(~の方へ)+ miss(送る)+ ion(~すること)
advertise 【売る目的で広告する、宣伝する】
ad(~の方へ)+ vert(向きを変える)+ ise(動詞)
このようにすると、ad(~の方へ)の持つイメージから単語の意味を紐付けて覚えやすくなります。同時にイラストも表示されていればさらに記憶に残りやすそうです。
こんな風に語源から英単語を見ていける語源辞書がこちらの『イラストで記憶に残る 語源ビジュアル英単語』です。
100の語根とメジャーな単語をイラストで紹介してイメージに残りやすい英単語帳です。iPadやfireタブレットなどでパラパラめくって英語学習中のお子さんと一緒に見るのも良いのかなと思います。
書籍版とKindle版がありますが、現在Kindleでは20%のポイントバックを行っていました。
これから覚える英単語の数が多くなる学習者の方には単語を覚えるヒントになるかもしれませんね。