英語のコミュニケーションで日本人が知らないこと

大前研一氏の新著『大前研一の今日から使える英語』のリード文を読んでハッ!としました。これは将来英語でコミュニケーションする英語学習者にとって重要なことです。何かお願いするときには「you」ではなく「I」を使うよう心がけるのが良いのですね。

さほど親しくない相手に英語で「それはやめてくれ」と言いたい場合、どんな表現をすればいいか?
学校で習ったように和文英訳して「Stop it」なんて言ったら、たぶん相手は「お前にそんなふうに命令される筋合いはない」と怒って喧嘩になるだろう。「Don’t do it」と言っても相手は傷つく。丁寧な言い方にしようとして「Please」を付け加えても同じことだ。
私が考える最も好ましい表現は「I wouldn’t do it」。「私があなたの立場だったら、やらないと思いますけれど……」という婉曲的なニュアンスを含んだ言い方だ。

 


国際舞台で活躍するビジネスパーソン向けに書かれた本だと思うのですが、
英語を学習している子供を持つ親としても参考になる話が沢山詰まっているようです。

できれば、親としては子供のうちから英語学習の際、このような事を頭に入れて英語を使えるようにしておいたほうが良いのかもしれません。

英語スキルが高い人ほど交渉の場面や、商談の場面などで陥りやすい、と言っています。

Pleaseはお願いする時に付ける、と学校の教科書では習っています。
欧米の子供たちも親から「何かして欲しい時は必ずPleaseを忘れないで」って言われるそうです。
ですがオトナの社会は難しいですね。本の中にあった「上から目線に聞こえやすい」というのは目からウロコです。

 

まぁ、一般的なショッピングなどのケースではこれでもOKでしょう。

 

ですが、ビジネスや、信頼関係が大切な場面では「~してください」よりも
「If it’s possible, I would like to ~」
と、「こうしてもらえると私は助かる」的な表現を大切にしたほうが良いかもしれません。

 

このいいまわし、どこかで聞いたような・・

 

そう!「親業」で習ったんですね。

 

トマス・ゴードン博士の聞き方と話し方がこれと同じです。
子供が生まれた時に親業の訓練講座を受けたことがあります。

この講座では聞く技術、話す技術、対立を解く技術などをロール・プレイを交えながら学んでいきます。

考えてみれば、これを子供向けに英語でやればいいんじゃないかな。



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