「本物の英語力」という本が昨日の日経電子版で紹介されていました。全国の書店で予想以上の売れ行きだそうです。
著者はNHKのニュースで英会話で講師を務めている同時通訳の第一人者でもある鳥飼玖美子さん。
表紙に書かれていたサブタイトルがとても気になり、子供の英語学習のヒントになりそうな本だったのでシェアしたいと思います。
それは「英語格差」という言葉。
少し前に情報格差という言葉が流行っていました。これはパソコンやスマホを使いこなせないと不公平感を味わうことになるといった意味でしたが、それと同じように英語を話せるものと話せない者の格差が認識されつつあるということを感じます。
将来英語は必ず必要になると思い、我が子も幼児期のうちから英語教育に力を入れて来てはいましたが、考えてみると子供たちが大人になる頃には英語ベラベラな社会人ばかりになっているかもしれませんね。
また、情報格差と英語格差は同じ意味にも取ることができます。
世の中には日本語だけの情報よりもグローバルな情報の方がよっぽど規模は大きいです。英語の壁に阻まれてより高度な情報にアクセスできなければ、それは英語格差でも有り情報格差でも有ります。
本書でも、英語学習のポイントとして「関心があることを英語で学ぶ」「英文をたくさん読む」といったことを推奨しています。
これは子供の英語学習の方向性としても参考になりそうなことです。