英会話スクールの帰り道、今日習ったことを聞いてみるとfewとlittleの使い方についてでした。
fewとlittleはどちらも「少し~」と訳せるのですが(何が)少しなのかで使い分けます。
また、aを付けてa few ,a littleになると「少し~がある」となり、aを取ってfew, littleにすると「少ししかない」のような否定的な意味合いになることを学んだようです。
fewは数えられるモノ
「いくつかの~がある」と表す時、数えられる名詞(加算名詞)の前に付けられるのが「a few」です。ただ、「few」だけになるとかなりニュアンスが変わってきます。
例)
I have a few friends.
友人は少しいる
I have few friends.
友人は少ししかいない
「a」のアクセントひとつで明るく感じたり暗く感じたりします。
A few days ago
何日か前
a few hundred
数百
a few more books
もう 2, 3 冊の本
raise a few queries
2, 3質問を出す
a few persons
いくらかの人数
We have few conversations.
私たちは会話が少ない。
There are few persons.
人数が少ない。
There are few such men.
そんな人はめったに無い。
littleは数えられないモノ
数えられない名詞(不可算名詞)には、液体や重さをはかるもの、目に見えにくかったり絵に描きにくいものなどがあります。
抽象度が高くなると不可算になる傾向にあります。
不可算名詞 例)
rain wind juice wood beef
fish honeybaggage love
time money news advice
「a little 」・・少し~がある
「little」・・少ししか~ない
I have a little money.
金は少しある。
I have but little money.
金は少ししかない。
He is a little fat.
彼は少し太っています。
Today is a little cool.
今日は涼しいです。
I need a little time.
少し時間が必要です。
our little life
我々の短い命。
I little knew.
少しも知らなかった。
He has seen little of life.
彼は世間知らずだ。
加算、不可算名詞すべてにfewやlittleが付けられることはあまりないと思います。
英語絵本やリーディングでなんとなく覚えて行くのが早いかもしれませんね。
子供には、日本語の「ちょっと」や「ちょっぴり」「ちょこっと」のような感じで考えていたらいいかもしれないって伝えてみました。
「本がちょっぴりあります」とは言わないよね、と。
aの考え方は文を作るときのフォーカスの違いでしょうか。
a little water・・水がほんのすこしでもある状態
little water・・水がほんのすこしだけの状態
冠詞については、小学低学年の子供にはまだちょっと難しいかもしれません。