英語絵本Ready-to-Readシリーズ、レベル1から「Election Day」の読み聞かせです。
教室に新しく転校生を迎えることになったこの日は、新しくクラス代表を決める選挙が行われる日でもありました。立候補したみんなは、それぞれ子供達に聞こえの良いスピーチで投票を訴えています。先生もそんな公約大丈夫?と、困り顔。
そんな中、勇気を振り絞りひとりの子供が立ち上がります。
There was a knock on Mrs. Conner’s classroom door.
コナー先生の教室の戸口にノックがありました。
“That is our new student,” said Mrs. Connor.
「それは私たちの新しい学生です」とコナー先生は言った。
“This is Becky,” said Mrs. Connor.
「こちらはベッキーです」とコナー先生は言った。
“Hello Becky,” the class said loudly.
「こんにちはベッキー」クラスのみんなは大声で言った。
“Hello,” Becky said quietly.
「こんにちは」ベッキーは静かに言った。
Nia showed Becky where to sit.
ニアはベッキーが座る場所を示した。
“Can anyone tell Becky what day it is today?” asked Mrs. Connor.
「誰かベッキーに今日が何の日か伝えることができますか?」コナー先生はたずねた。
“Today is Tuesday,” said Ayanna.
「今日は火曜日です」とアヤナは言いました。
“Today is election day,” she said.
「今日は選挙の日です」と彼女は言った。
“Yes,” said Mrs. Connor.
「はい」とコナー先生は言った。
“Today we will vote for our class president.”
「今日、私たちはクラス会長のための投票をします。」
After lunch, the children gave speeches.
昼食後、子供たちはスピーチをしました。
“I promised to get us a candy machine!” said Nick.
「私はキャンディーマシンを手に入れようと約束した!」と、ニックは言いました。
“Hooray!” said the class.
「やったー!」クラスは言った。
“I promised no homework!” said Emma.
「私は宿題をなくす約束をします」エマは言った。
“Hooray! Hooray!” said the class.
「万歳!万歳!」と、クラスは言いました。
“I promise summer vacation will last for six months!” said Nia.
「夏休みは6ヶ月続くと約束します!」ニアは言った。
“Hooray! Hooray! Hooray!” said the class.
「万歳!万歳!万歳!」と、クラスは言いました。
“Would anyone else like to give a speech?” asked Mrs. Connor.
「他に誰かスピーチをしたいのですか?」 コナー先生は尋ねた。
Becky thought she could be a good class president.
ベッキーは彼女が良いクラス会長になれると思った。
But she was new.
しかし、彼女は新しい人だった。
She did not have any friends.
彼女はだれも友達がいませんでした。
She did not have a speech.
彼女は演説していませんでした。
“Anyone?” asked Mrs. Connor.
「誰か?」コナー先生はたずねた。
She was looking right at Becky.
彼女はベッキーをちょうど見ていた。
Becky took a deep breath.
ベッキーは深呼吸をした。
She got up from her chair.
彼女は椅子から立ち上がった。
“I cannot promise candy machines,
“私はキャンディーマシンを約束することはできませんが、
or less homework, or more vacation,” she said.
また宿題をなくすことも、もっと休みを増やすことも」彼女は言った。
“I can only promise to do my best.” Becky sat down.
「私は最善を尽くすことしか約束できない」ベッキーは座った。
No one said a word. Especially not “Hooray.”
「誰も言葉を発しなかった、特に「万歳」はなかった。
“Now,” said Mrs. Connor.
「さあ、」コナー先生は言った。
“It is time to vote.”
「投票の時間です」
The children put their heads on their desks and their hands in the air.
子供たちは頭を机の上に置き、手をあげました。
Mrs. Connor counted all the votes.
コナー先生はすべての投票を数えました。
“Becky is the winner!” she said.
「ベッキーが勝者です!」 彼女は言いました。
The new class president was happy.
新しいクラス会長は幸せだった。
“You made a good promise,” Hannah said.
「あなたは良い約束をした」とハンナは言った。
“It is a promise I will keep,” said Becky.
「それは私が守れる約束です」とベッキーは語った。