こんにちは!
「今日から英語で日記をつけてみよう!」なんて、意気込んでみたものの、いざペンを持つと「うーん、何を書こう…」って固まってしまった経験、ありませんか?特別な出来事なんて毎日起きないし、なんだか難しく考えちゃいますよね。
でも、もしミミズが日記を書いたら、どんな内容になると思いますか?
今回は、そんなユニークな視点から描かれた、くすっと笑えてちょっぴり心が温かくなる英語絵本『DIARY OF A WORM』をご紹介します。 ここでは『DIARY OF A WORM』の簡単なあらすじの他、文中に出てくる日常の英語表現、おすすめの読み聞かせ動画のご紹介や日本語訳などを掲載しています。
お話のあらすじ
この物語の主人公は、一匹のミミズ。彼が毎日つけている日記を、こっそり覗き見ていく形で話が進みます。
日記には、ママから教わった「ミミズとして大切な3つのこと」や、親友のスパイダーくんとのちょっと噛み合わない面白いやりとり、人間の子どもたちを「わっ!」と驚かせて楽しむ、小さないたずらの記録などが綴られています。
ミミズだからこその良いこと(お風呂に入らなくていい!)や、ちょっぴり残念なこと(足がないからダンスがうまく踊れない…)など、彼のユニークな毎日が、ユーモアたっぷりの視点で描かれていきます。
英語学習のポイント
“I give up.”(もう、あきらめた!)
ミミズくんが、親友のスパイダーにトンネルの掘り方を教えようとして、うまくいかずに匙を投げるシーンで登場します。 「give up」は、文字通り「諦める」という意味で使われる、とてもシンプルなフレーズです。言い換えるなら、「もう無理!」「お手上げだ!」という感じで、宿題が難しかったり、ゲームがクリアできなかったり、日常のささいな場面で気軽に使える言葉ですよ。
This puzzle is too difficult for me. I give up!
(このパズル、難しすぎるよ。もうあきらめた!)
Don’t give up just yet, you’re almost there!
(まだあきらめないで、もうすぐだよ!)
“keep up”((速さに)ついていく)
足のないミミズくんが、足がたくさんあるスパイダーくんとケンカして、走って逃げる彼に「ついていけなかった…」と落ち込む場面で使われています。 「keep up」をものすごくざっくりいうと、「遅れずについていく」というイメージです。誰かと一緒に歩いたり走ったりする時の物理的な速さはもちろん、話の展開が早すぎてついていけない、なんて時にも使える便利な表現です。
You walk so fast! I can’t keep up.
(歩くのが速いよ!ついていけないよ。)
Wait for me! I need to keep up with you.
(待ってよ!君に追いつかなきゃ。)
読み聞かせ動画のご紹介
日本語訳
MARCH 20
3月20日
Mom says there are three things I should always remember:
ママは私が常に覚えておくべき3つのことがあると言います:
1. The earth gives us everything we need.
地球は私たちに必要なものすべてを与えてくれます。
2. When we dig tunnels, we help take care of the earth.
私たちがトンネルを掘るとき、私たちは地球の世話をするのを助けます。
Must make tunnel – help Earth breathe!
トンネルを作らなければならない – 地球が呼吸するのを手伝ってください!
3. Never bother Daddy when he’s eating the newspaper.
パパが新聞を食べている時に彼の邪魔をしないでください。
CHOMP
むしゃむしゃ
MARCH 29
3月29日
Today I tried to teach Spider how to dig.
今日、私はクモにどうやって掘るべきか教えることを試みました。
First all of his legs got stuck.
まず彼の足は全部動けなくなった。
I think I’ve twisted one of my ankles.
足首をひねったと思います。
Then he swallowed a bunch of dirt.
それから彼はたくさんの泥を飲み込んだ。
I give up.
あきらめる。
Tomorrow he’s going to teach me how to walk upside down.
明日彼は逆さまに歩く方法を教えてくれるでしょう。
MARCH 30
3月30日
Worms cannot walk upside down.
虫は逆さまに歩くことはできません。
APRIL 4
4月4日
Fishing season started today.
今日から漁期が始まりました。
We all dug deeper.
私達はみんなもっと深く掘った。
Did you guys hear something?
皆さんは何か聞いたことがありますか?
APRIL 10
4月10日
It rained all night and the ground was soaked.
一晩中雨が降り、地面は水に浸かった。
We spent the entire day on the sidewalk.
私たちは一日中歩道で過ごした。
Hopscotch is a very dangerous game.
石蹴りは非常に危険なゲームです。
APRIL 15
4月15日
I forgot my lunch today.
今日は昼食を忘れた。
I got so hungry that I ate my homework.
お腹がすいたので宿題を食べました。
My teacher made me write “I will not eat my homework” ten times.
先生は私に「宿題は食べない」と10回書いてもらいました。
When I was finished, I ate that, too.
私が終わったとき、私もそれを食べました。
APRIL 20
4月20日
I snuck up on some kids in the park today.
私は今日公園で何人かの子供たちと付き合いました。
They didn’t hear me coming.
彼らは私が来るのを聞きませんでした。
I wiggled up right between them and they SCREAMED.
私はそれらの間でちょうどくねると、彼らは叫んだ。
I love when they do that.
彼らがそうするとき、私は大好きです。
MAY 1
5月1日
Grandpa taught us that good manners are very important.
おじいちゃんは良いマナーがとても重要だと教えてくれました。
So today I said “good morning” to the first ant I saw.
だから今日私が見た最初のアリに「おはよう」と言った。
Good morning.
おはようございます。
There were 600 more of them in line.
さらに600個が並んでいました。
Good morning.
おはようございます。
Good morning.
おはようございます。
Good morning.
おはようございます。
How ya doin’?
どうですか?
Good morning.
おはようございます。
Nice to see you.
お会いできてうれしいです。
Howdy.
こんにちは。
Good morning…
おはようございます…
I stood there all day.
私は一日中そこに立っていました。
MAY 8
5月8日
Had the worst nightmare last night –
昨夜最悪の悪夢を見た –
giant birds playing hopscotch.
石けりをしている巨大な鳥。
Mom says I have to stop eating so much garbage right before I go to bed.
お母さんは私が寝る直前にそんなにたくさんのゴミを食べるのをやめなければならないと言います。
MAY 15
5月15日
I got into a fight with Spider today.
今日、私はスパイダーと戦い始めました。
He told me you need legs to be cool.
彼はあなたが足を冷やす必要があると私に言った。
Then he ran.
それから彼は走った。
I couldn’t keep up.
ついていけなかった。
Maybe he’s right.
多分彼は正しいです。
MAY 16
5月16日
I made Spider laugh so hard, he fell out of his tree.
私はクモをとても激しく笑わせた、彼は木から落ちた。
Who needs legs?
誰が足が必要ですか?
MAY 28
5月28日
Last night I went to the school dance.
昨夜私は学校のダンスに行きました。
You put your head in.
あなたは頭を入れます。
You put your head out.
あなたは頭を出した。
You do the hokey pokey and you turn yourself about.
あなたはホーキーポーキーをします、そして、あなたは向きを変えます。
That’s all we could do.
私たちができることはそれだけです。
JUNE 5
6月5日
Today we made macaroni necklaces in art class.
今日はアートクラスでマカロニネックレスを作りました。
I brought mine home and we ate it for dinner.
私は家に帰ってきて、夕食に食べました。
You’re very talented.
あなたはとても才能があります。
JUNE 15
6月15日
My older sister thinks she’s so pretty.
私の姉は彼女がとてもきれいだと思います。
I told her that no matter how much time she spends looking in the mirror,
私は彼女に鏡で見る時間をいくら費やしても、
her face will always look just like her rear end.
彼女の顔はいつも彼女の後端のように見えるでしょうと言った。
Spider thought that was really funny.
クモはそれが本当に面白いと思った。
Mom did not.
ママはしませんでした。
JULY 4
7月4日
When I grow up, I want to be a Secret Service agent.
私が成長したとき、私は秘密諜報員になりたいです。
Spider says I will have to be very careful because the president might step on me by mistake.
大統領が誤って私に足を踏み入れる可能性があるので、私は非常に慎重にならなければならないとスパイダーは言います。
“It’s a dangerous job,” I told him.
「それは危険な仕事だ」と私は言った。
“But someone’s got to do it.”
「しかし、誰かがやらなければならない」
JULY 28
7月28日
Three things I don’t like about being a worm:
ワームであることについて私が気に入らない3つのこと:
1. I can’t chew gum.
1.ガムを噛むことができません。
2. I can’t have a dog.
犬を飼うことはできません。
Can we keep him, Mom?
私たちは彼を飼えますか、ママ?
3. All that homework.
宿題全部。
JULY 29
7月29日
Three good things about being a worm:
ワームであることについての3つの良いこと:
1. I never have to go to the dentist.
1.私は歯医者に行く必要はありません。
No cavities – no teeth, either.
虫歯もない – 歯もない。
2. I never get in trouble for tracking mud through the house.
私は家の中で泥を追跡するためにトラブルに巻き込まれることはありません。
3. I never have to take a bath.
私は決して入浴する必要はありません。
Who’s my grubby little boy?
私の不気味な男の子はだれですか。
AUGUST 1
8月1日
It’s not always easy being a worm.
ワームであることは必ずしも容易ではありません。
We’re very small, and sometimes people forget that we’re even here.
私たちは非常に小さいです、そして時々人々は私たちがここにいることさえ忘れます。
But, like Mom always says,
しかし、ママがいつも言うように、
the earth never forgets we’re here.
地球は私たちがここにいることを決して忘れません。
最後に:
というわけで、今回は『DIARY OF A WORM』をご紹介しました。
ミミズの視点から世界を眺めてみると、私たちが普段当たり前だと思っていることが、すごく面白くて特別なことに見えてきませんか?
地面を掘ることが地球のためになったり、雨が降ると歩道が遊び場になったり。
この絵本を読んでいると、「英語日記って、何も特別なことを書かなくてもいいんだな」と、なんだか気持ちが楽になります。
ミミズくんのように、今日ちょっと嬉しかったこと、少しだけ嫌だったこと、友達との何気ない会話を書き留めておくだけで、それはもう立派な自分だけの日記です。
難しく考えずに、ミミズくんのように毎日の小さな「面白い」を切り取ってみると、英語の世界がもっと身近に感じられるかもしれませんね。