嫌がる子供

子供が英語教室を嫌がる時 幼児期からの習い事をスムーズに進めるコツ

子供が2~3歳の幼児期から英語を学ばせるご家庭が増えてきているようですね。幼児向けに英語の早期教育をおこなう教室も以前に比べて増えて来ています。

子供が大きくなる頃には日本国内ではオリンピックも開催され世界中から大勢の外国人が訪れるでしょう。その時には今以上に英語熱は、もうひと盛り上がりありそうです。

外国人観光客が訪れる

我が家の子供の場合、ちょうど高校生になる頃です。すでに高校の英語授業では授業中の会話すべてが英語ですすめられ始めているようですから、その頃までには子供が英語で苦しまなくて良いようにしてやりたいです。

幼児期のリトミック教室

子供には、できるだけ早い段階から英語に触れさせる教育を行ってきました。
1歳を過ぎたあたりから最初に通い始めた英語教室はボーネルンドの親子リトミック教室です。

ボーネルのおもちゃをあれこれ使いながら、ネイティブの先生と英語で一緒に歌ったり手遊びしたりの1時間です。週1回の教室でしたが、家庭でも親子の英語遊びは毎日行っていました。ネイティブの先生の遊びながらの英語の声掛けが非常に参考になったんです。親子の英語教室は、子供以上に親が学べる教室でもあります。

子供的には、普段はDVDやCDからの英語や親の話す英語だけに触れていたのが、外に出るようになって別の人も同じように英語を話していることに気づき、言葉の広がりを感じたのではないでしょうか。同じくらいの年頃のお友達も一緒で刺激にもなっていたと思います。

子供の機嫌を損ねないよう親の気配り

この時期の子供はまだ、じっと座っていられなかったり、機嫌を損ねてしまったら収集がつかなくなることだってあります。一旦損ねてしまうと楽しいアクテビティも子供にとっては苦痛です。こうなると何をするのも嫌がって収集がつきません。無理に進めようとすると教室に来ること自体嫌がります。

嫌がる子供

そうならないよう親の気配りは早めの対応が大切です。授業中は子供の興味を察知して、機嫌を損ねる方へ向かないように気を配る必要が出てきます。子供の気分が崩れてしまう前だと気をそらすのは難しくありません。

手でパンパンと音を鳴らしたり、両手を動かしてみたり、くすぐってみたり、パッパッパッと気を次々に散らしてしまうのはけっこう有効です。おしりをきゅっと持って、定位置はここだよと教えてあげることも必要になってきます。

日常から、子供の笑いネタをいくつか用意し、教室に行く前から上機嫌にしておくのも大切かなと思います。

わざとリズムを外す手遊びなどで笑いをとったりと、日頃から親子のコミニケーションをしっかりおこなって「引き出し」をたくさん用意しておくのが教室でいい子にしてられる秘訣かなと思います。

幼児向け英語教室は家庭学習の仕上げ

3歳くらいになると、先生を前に授業を受けるスタイルの教室へ行くようになりました。机に向かい椅子に座って授業です。同じ年頃の子供がみんな座っていますから良い子にしてないと後ろに座っている親としてはけっこう焦ります。

英語教室

この頃になると、以前よりは集中してじっとして居られるようになってはいましたが、それでもたまに椅子に長く座っているのが苦痛になってしまうことがあります。

幼いうちはおしりが長く持ちません。

身体をくねらせたり、後ろに座っている私の方に気が散ってしまい先生のお話を聞けない時があります。

ここでも、1,2歳の頃と同じように身体が揺れ始めたらサインです。

さっと近づいて気持ちが大きく揺れないように身体に触れて安心感を感じさせてあげるのは有効です。背中に手を当ててぬくもりを感じさせるなどですね。これは、教室以外でも電車の中、飛行機の中、病院の待合などでも同じです。

 

先生のお話が楽しく感じないのは、何を言ってるのかさっぱりわからない時。

週1の授業に入る前に1週間、家庭学習を小まめに行なっていればよいのですが、ついつい気がついたら1週間経ってしまうこともあります。そんな時は見慣れた英語も少ないので必ず気が散ってしまっています。

幼児教室、特に英語教室に通うのは、家庭学習の仕上げとしての位置づけが大切かなと思います。9割が家庭で残りの1割が教室といったイメージです。

教室に行く目的は、日頃の学習の達成感を味わえるような感じにしておくのがオススメです。

これから教室選びの方はそういう目線で教室を選ぶのも良いです。家庭学習はどのようなことを行うのか、無理の無い範囲かどうか、などを参考にされるといいと思います。自力で取り組むような場合はあまり課題がない方が良いかもしれません。

 

さいごに

通っていた七田の英語教室の家庭学習は、4ページ絵本、DVD、CDの掛け流しが中心でした。

絵本は暗唱できるようにして毎回教室で発表です。 ここでも、子どもと同じように親も親子の勉強の取り組み方を多く学びました。

子供が中学生くらいになるまでは、親の関わりがないと子供って勉強をなかなかしませんから・・小さなうちから親子で取り組める幼児教室は親の子供に対する早期教育の場としても良いのかもしれません。

ただ、早い段階から子供を英語教室に入れるご家庭が多くなると、「うちも入れなきゃ」と周りを見て思うかもしれません。ですが、幼児期の英語教室は家庭学習とセットで考えないと効果は微妙です。家で30分~1時間程度子供と英語を通じた遊びを毎日行い、週1の教室に備える、といった流れではじめて授業で先生の話をまともに聴くことができます。

いやいや通うことになってしまったら・・子供がかわいそうですね。達成感を味わえるように持っていってあげさえすれば授業の集中力も高まりグンと伸びるように思います。



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