お子様が英語のアルファベットを覚え始め、「そろそろ何か簡単な本を読んであげたいな」と思った時に、ぜひ手に取っていただきたいのが『Big Shark, Little Shark Go to School(大きなサメ、小さなサメ、学校へ行く)』です。
世界中で愛されているレベル別リーダー「Step into Reading」シリーズのStep 1(一番やさしいレベル)の作品で、とにかく内容がシンプル!短い単語と心地よいリズムで構成されており、読み聞かせはもちろん、初めて一人で英語を読む「自力読み」の練習にも最適です。性格も行動も正反対なサメコンビが、学校のバスに乗り遅れるピンチを通じて、「怒る」「申し訳なく思う」といった、幼児期に大切な心の動きを英語で優しく教えてくれます。
うちの子も、サメたちが必死にスクーターで追いかけるシーンを見て「がんばれー!」と応援していました。ここでは『Big Shark, Little Shark Go to School』の簡単なあらすじの他、文中に出てくる日常の英語表現、おすすめの読み聞かせ動画のご紹介や日本語訳などを掲載しています。
絵本『Big Shark, Little Shark Go to School』の基本情報
| タイトル | Big Shark, Little Shark Go to School(邦題:大きなサメ、小さなサメ、学校へ行く) |
|---|---|
| 著者 | Anna Membrino (著), Tim Budgen (イラスト) |
| 出版社 | Random House Books for Young Readers |
| 対象年齢 | 4〜6歳頃(目安) |
あらすじ
朝が来ました!Little Sharkは学校に行くのが楽しみでわくわくして目が覚めます。でも、Big Sharkはまだまだ眠くてたまりません。わくわくしてバス停で待つLittle Shark。ところが、いつまで経ってもBig Sharkが現れません!慌てて起こしに行きますが、なんとその隙にスクールバスが行ってしまいました……。バスに乗れなくて怒るLittle Sharkと、悪いことをしたと落ち込むBig Shark。二人は無事に学校へたどり着くことができるのでしょうか?ピンチをチャンスに変える、素晴らしい「アイディア」に注目です!
英語学習のポイント
1. 幼児期に欠かせない「感情」を表す言葉
この絵本の最大の見どころは、バスに乗り遅れた時のサメたちの表情と言葉です。相手に対して「怒る(mad)」気持ちや、失敗した時の「申し訳ない(feel bad)」という気持ちを、状況とセットで学ぶことができます。
- Little Shark is mad.(小さなサメは怒っています。)
- Big Shark feels bad.(大きなサメは申し訳なく思っています。)
- Little Shark is excited!(小さなサメはわくわくしています!)
2. ピンチを切り抜ける「Big Shark has an idea!」
喧嘩になりそうな不穏な空気をパッと明るくするのが、このフレーズです。「アイディアがあるよ!」という前向きな言葉は、実生活でもぜひ取り入れたい魔法の言葉ですね。ここからスクーターで猛追するアクションシーンへと繋がります。
- Wait! Big Shark has an idea!(待って!大きなサメにいい考えがあるよ!)
3. 対照的な状態を表す形容詞(Opposites)
シリーズを通しての特長ですが、正反対(Opposite)の二人を通じて、「眠い / 眠くない」「早い / 行ってしまった」といった状態の対比をリズムよく学べます。
- Big Shark is sleepy. / Little shark is not sleepy.(大きなサメは眠い。 / 小さなサメは眠くない。)
- Little shark is early. / The bus is gone!(小さなサメは早い。 / バスは行ってしまった!)
読み聞かせ動画
日本語訳(全文)
Big Shark, little shark.
大きなサメと、小さなサメ。
It is morning!
朝です!
Big Shark is sleepy.
大きなサメは眠そうです。
Little shark is not sleepy.
小さなサメは眠くありません。
Little shark is excited!
小さなサメはわくわくしています!
It is time for school!
学校へ行く時間です!
Little shark waits for the bus.
小さなサメはバスを待っています。
Little shark is early.
小さなサメは早く着きました。
Little shark sees the bus!
小さなサメはバスを見つけました!
Where is Big Shark?
大きなサメはどこ?
Little shark swims fast to Big Shark.
小さなサメは大きなサメのところへ速く泳いでいきます。
Oh no! Big Shark is still asleep!
大変!大きなサメはまだ眠っています!
Wake up, Big Shark!
起きて、大きなサメ!
Little Shark swims fast.
小さなサメは速く泳ぎます。
Big Shark swims fast, too.
大きなサメも速く泳ぎます。
Oh no! The bus is gone!
なんてことだ!バスが行ってしまいました!
Little Shark is mad.
小さなサメは怒っています。
Big Shark feels bad.
大きなサメは申し訳なく思っています。
Wait!
待って!
Big Shark has an idea!
大きなサメにいい考えがあります!
They will ride scooters to school!
スクーターに乗って学校へ行くのです!
Little shark scoots fast.
小さなサメは速く進みます。
Big Shark scoots fast, too.
大きなサメも速く進みます。
There is the school!
学校がありました!
They even beat the bus!
なんとバスよりも先に着きました!
Now it is time for school.
さあ、学校の時間です。
まとめ
絵本『Big Shark, Little Shark Go to School(大きなサメ、小さなサメ、学校へ行く)』は、楽しいストーリーを通じて、幼児が経験する「わくわく」「イライラ」「申し訳なさ」といった多様な感情に寄り添ってくれる素晴らしい一冊です。
単語や文法を学ぶだけでなく、友達と協力してトラブルを解決する前向きな姿勢を英語で学ぶことができます。スクーターで風を切るサメたちの躍動感あふれる姿は、お子様の心にも「やってみよう!」という勇気を与えてくれるはずです。ぜひ、朝の読み聞かせや、園へ行く前のワクワクする時間に取り入れてみてくださいね。