こんにちは!
今日は、お子さんと一緒に楽しめる、とっておきの「ファインディングニモ」の英語絵本について書きたいと思います!
「子供に英語に触れさせたいな〜、ファインディングニモ好きだし、英語絵本とかどうかな?」って思うこと、ありますよね。映画も大人気ですし、キャラクターも可愛いから、きっと興味持ってくれるんじゃないかなって期待しちゃいます。
でも、いざ「ファインディングニモ 英語」で検索して絵本を探してみても、「どれくらいの難易度なんだろう?」「うちの子でも楽しめるかな?」って、ちょっと迷っちゃったりしませんか?
「せっかくなら、ちょっとでも英語の勉強になるものを…」なんて考えて選んだけど、案外難しくて子供が飽きちゃったり、「やっぱり英語はまだ早かったかな…」なんて、しょんぼりしちゃう経験、意外とあるあるかもしれません。わかるー。親心と子供の興味って、なかなかピッタリ合わない時もありますもんね。
今回ご紹介したいのは、まさにそんな「ファインディングニモで楽しく英語に触れたい!」って思っているパパさんママさんに、ぜひチェックしてみてほしい一冊なんです。
『Finding Nemo Best Dad In The Sea』
あの感動的なニモとマーリン親子の物語が、すごくシンプルで分かりやすい英語で書かれた絵本になっているんですよ。これなら、「ファインディングニモが好き」っていう気持ちを入り口に、自然と英語に親しめるんじゃないかなって思います。
この絵本は、Step into Reading Step 1 というシリーズの一つ。これをものすごくざっくりいうと、「アルファベットが読めるかな?」くらいの英語初心者のお子さんが、自分で読む練習をスタートするのに、まさにうってつけのレベルなんです。文字も大きくて見やすいし、カラフルなイラストもたっぷり。だから、読み聞かせで絵を指差しながら、「これは英語でなんて言うのかな?」なんて感じで使うのにも、すごく良いと思います。
対象年齢も4〜6歳向けとされているので、「ファインディングニモで英語デビューしたい!」っていうお子さんにも、ぴったりハマる可能性大です。
ここでは『Finding Nemo Best Dad In The Sea』の簡単なあらすじの他、文中に出てくる日常の英語表現、おすすめの読み聞かせ動画のご紹介や日本語訳などを掲載しています。
お話のあらすじ
ニモと、お父さんのマーリン。お互い大好きなのに、性格は正反対。
心配性で慎重派のマーリンは、いつも「Slow down, Nemo!(ゆっくり行け、ニモ!)」って言ってる。
一方、好奇心旺盛なニモは、「Come on, Dad!(早く来てよ、父さん!)」って感じ。なんか、親子の日常って感じがして、微笑ましいですよね。
でもある日、ニモがちょっと勇気を出しすぎて、遠くまで泳いで行っちゃうんです。
そして… 人間に捕まってしまう!あっという間の出来事。
マーリンは、ニモの姿が見えなくなって、もうパニック。「どうしよう!」って。
ニモは、遠く離れた水槽の中に。お家に帰りたいけど、どうしたらいいかわからない。
マーリンは悲しみに暮れるけど、「息子が僕を必要としてるんだ!」って、ニモを探す決意をします。
怖がりなマーリンだけど、ニモのためなら、ものすごく勇敢になれるんです。
友達のドリーの助けも借りて、マーリンの大冒険が始まります。
映画を見たことがある方は、あのハラハラドキドキの展開が蘇ってくるんじゃないでしょうか。
一方、水槽の中のニモも、お父さんが助けに来てくれているっていう知らせを聞いて、仲間たちと脱出を試みます。
そして、ついに再会!…かと思いきや、今度はマーリンとドリー、そしてニモも一緒に漁の網に捕まっちゃうんです。大ピンチ!
でも、ここでニモが機転を利かせる。「みんな、下に泳いで!」って。
みんなで力を合わせて、無事に網から脱出成功!やったね!
「父さん、すごく勇敢だったね!」ってニモが言うと、マーリンは「君もだよ」って答えるんです。
このシーン、じーんと来ちゃいますよね。
最初は全然違うと思っていた二人だけど、お互いを大切に思う気持ちと、いざという時の勇気は、そっくりだったのかもしれません。
最後は、「And they are not so different after all.(そして結局のところ、彼らはそれほど違わないのです)」っていう言葉で締めくくられています。
あー、やっぱりいい話だなぁ。
英語学習のポイント
この「ファインディングニモ」の英語絵本、ストーリーが素敵なのはもちろんですが、「英語学習の第一歩」としても、すごく良い点が多いなって思うんです。
使われている英語が、本当にシンプルで基本的な単語や表現ばかり。だから、「英語って難しい…」っていう苦手意識を持つ前に、楽しく触れることができるんですよね。
今回は、特に親子の日常会話でも使いやすい、簡単な英語フレーズを2つ選んでみました。こういうのを、ファインディングニモのキャラクターと一緒に覚えるのって、記憶に残りやすいと思いませんか?
- Slow down!
- これをものすごくざっくりいうと、「ゆっくりして!」「スピード落として!」っていう意味です。
- マーリンが心配してニモに言う、まさに親心あふれる英語フレーズ。子供が急いでいる時に「ちょっと待ってねー」って感じで使えますよね。
- 例文1: 絵本でマーリンが言う “Slow down, Nemo!” は、心配性の親御さんなら「わかる!」ってなるかも。英語でも気持ちが伝わってきます。
- 例文2: 公園で “Slow down! Be careful!” (ゆっくり!気をつけて!)みたいに、実際の生活シーンでこの英語を使ってみるのもいいですね。
- Come on!
- これは、「早く来て!」「さあ行こう!」って相手を促す時に使う、とってもポピュラーな英語表現です。元気なニモがマーリンに言う感じ、目に浮かびます。
- 例文1: 絵本の “Come on, Dad!” は、子供の「早く!」っていう気持ちがストレートに出ている英語で、真似しやすいです。
- 例文2: “Come on! Let’s go!” (早く!行こうよ!)なんて、お出かけの時に子供が使いそうな英語ですよね。
この絵本は、簡単な単語とリズムの良い短い文が多いので、英語の音に慣れるための「聞き流し」みたいな使い方にも向いています。それに、多くの人が「ファインディングニモ」のストーリーを知っているから、英語が完璧に分からなくても、「あ、あのシーンだな」って内容を推測しやすいのも、英語学習のハードルを下げてくれるポイントだと思います。
Finding Nemo Best Dad In The Sea
日本語訳
Nemo loves his dad, Marlin, and Marlin loves Nemo.
ニモは父マーリンを愛し、マーリンもニモを愛しています。
But they are very different.
しかし、彼らはとても違います。
Marlin is careful.
マーリンは慎重です。
“Slow down, Nemo!”
「ゆっくり行け、ニモ!」
Nemo is not.
ニモはそうではありません。
“Come on, Dad!”
「早く来て、父さん!」
One day, Nemo is too brave.
ある日、ニモは勇敢すぎました。
He swims far ahead.
彼は遠くまで泳いでいってしまいます。
“Oh no!”
「ああ、だめだ!」
A do?
どうする?
Marlin cannot see Nemo.
マーリンにはニモが見えません。
Nemo has been caught.
ニモは捕まってしまいました。
Marlin swims after Nemo, but he is too late.
マーリンはニモを追いかけますが、遅すぎました。
Plop! Into a tank Nemo goes.
ポチャン!ニモは水槽の中へ。
How will he ever get home?
どうすれば家に帰れるのでしょうか?
Marlin is sad.
マーリンは悲しみます。
He wants to search for Nemo.
彼はニモを探したいと思っています。
His friend Dory can help.
彼の友達のドリーが助けてくれます。
At first, Marlin is very afraid.
最初、マーリンはとても怖がっていました。
But not for long.
しかし、長くは続きません。
“My son needs me!” Marlin says.
「息子が私を必要としているんだ!」とマーリンは言います。
For Nemo, Marlin is brave.
ニモのためなら、マーリンは勇敢です。
He is very brave.
彼はとても勇敢です。
Nemo hears good news.
ニモは良い知らせを聞きます。
Help is on the way!
助けが向かっています!
Nemo escapes.
ニモは脱出します。
Dory finds Nemo first.
ドリーが最初にニモを見つけます。
They look for his dad.
彼らは彼のお父さんを探します。
They ask the crabs for help.
彼らはカニに助けを求めます。
They find Marlin, but they get stuck in a net.
彼らはマーリンを見つけますが、網に捕まってしまいます。
Nemo has a plan.
ニモには計画があります。
“Swim down!” he says to the fish.
「下に泳いで!」と彼は魚たちに言います。
They are free!
彼らは自由になりました!
“You were so brave!” says Nemo.
「父さんはとても勇敢だったね!」とニモは言います。
“You were brave too,” says his dad.
「お前も勇敢だったよ」と彼のお父さんは言います。
Nemo loves his dad, and his dad loves him.
ニモはお父さんを愛し、お父さんも彼を愛しています。
And they are not so different after all.
そして結局のところ、彼らはそれほど違わないのです。
The End.
おしまい。
さいごに
「よし、このファインディングニモの絵本で英語を覚えさせるぞ!」って、あんまり意気込みすぎなくても、いいのかもしれません。
もちろん、英語に親しむきっかけになるのは素晴らしいことなんですけど、それ以上に、この絵本が持ってる力って、やっぱりあの素敵な物語と、ニモとマーリンの親子の絆を描いている部分だと思うんですよね。
心配性のお父さんと、好奇心旺盛な息子。違いがあっても、お互いを想う気持ちがあれば、一緒に困難を乗り越えていける。そういう温かいメッセージを、まずは親子で一緒に感じることが、一番大切なんじゃないかなって。
その楽しい時間の中に、自然と「あ、この英語、聞いたことある!」みたいな発見があれば、ラッキーくらいの気持ちでいるのが、長く続けるコツかもしれません。
父の日に、パパと一緒にこの英語絵本を読む、なんていうのも、「Best Dad In The Sea(海で最高のパパ)」っていうタイトルと相まって、特別な時間になりそうですよね。
というわけで、
今日は、『Finding Nemo Best Dad In The Sea』という、「ファインディングニモ」の素敵な英語絵本をご紹介しました。
「ファインディングニモが好き!」という気持ちを入り口に、英語の世界に楽しく足を踏み入れたい親子にとって、本当にぴったりの一冊だと思います。使われている英語もシンプルで、ストーリーもみんなが知っている安心感がある。そして何より、親子の愛情がたっぷり詰まっています。
「うちの子、英語大丈夫かな…」なんて心配する前に、まずはこの絵本を手に取って、ニモとマーリンと一緒に、英語の冒険を楽しんでみませんか?
きっと、勉強っていう感じじゃなくて、親子のコミュニケーションが深まる、素敵な時間になるはずです。そんな体験を通して、「英語って、なんだか楽しいかも?」って思ってもらえたら、最高ですよね!