幼児期の間、通っていた七田の英語教室では毎回 授業が終わると親の取り組み方についてのお話がありました。
その中で講師の先生がおっしゃっていたことが印象に残っているのですが、
「親からの刺激で子供の脳回路はかたち作られる」というものです。
とくに子供が幼児期の話ですが、 親から子供への言葉がけや普段の態度などが子供の脳の成長に大きく影響を与えるのですね。
簡単に言ってしまうと、 こんなもんでいいかなと思っているとそんなものだしいやいやまだ可能性があると思って接すると可能性がどんどん広がるということでしょう。
ノーベル医学、生理学賞を受賞したハーバード大学のトルステン・ウィーゼル氏とデイビット・ヒューベル氏が行った脳細胞の発達に関する研究では 「子供は親からの言葉や愛情、姿勢など、感覚から受け取った経験が子供自身の脳細胞の指令に重要な役割を果たしている」そうです。
つまり、幼少期に親から生活の中で与えられる刺激や環境、言葉がけや接し方などによって、 脳の発達の程度も変わってくると言うものです。
生活の中で必要だと感じれば受け入れ必要でないものは受け入れないということなんでしょうね。 子供と英語の暗唱をの取り組みをする時によく言われていたのが、 親が暗唱できるぐらいになると子供も暗唱できるようになるよ、といったアドバイスです。
どっちが先に暗唱してしまうか競争しようとか、 子供が頑張っていると「もうそこまで行えるようになったの?」 と驚いて喜んでみせたりすることも大切かなと感じました。
子供だけの目標にしないで家族みんなで一緒に取り組むという姿勢も大切なんでしょうね。