七田教育で有名な 七田 眞先生の著書「七田家の子育て45のルール」では幼児期と小学生になってからの違いについて以下のように述べています。
幼児期は知識欲も豊富で、やる気満々ですが、小学生になると、
やる気を出させる条件が必要になってきます。
いかにやる気を出してやるかが、親の腕のみせどころでしょう。
英語教育に限らず、幼児期のうちにたくさん種を撒いて、先行体験させることが後々のかかわりに大きく繋がるようですね。
役に立たないようなことでも、子どもは楽しければ一生懸命覚えます。
電車の名前や、恐竜の名前、おなじみのTVの登場人物など、驚いて、喜んで、褒めてあげれば、あっという間に世界の国旗などもすぐに覚えてしまいます。
ですが、小学校に上がると幼稚園のまったりした空気と違い、夢から醒めるよう、とたんに忙しくなります。
マイペースでやっていたものがみんなと合わせなきゃならないのでかなり焦ることも多くなります。
一日学校で疲れ、宿題もだされるようになると、家で幼稚園の時のように取り組みを続ける時間も取りにくくなってしまいます。
そのためやる気も段々失せてくるわけです。
幼児期から小学生に上がる時って小学校から中学に上がるときの問題にも似てるかもしれません。
この時期の取り組みとしては幼児期の能力をいつまでも保ってあげることが親の出来る大切なことなのかなと思います。