YouTubeで英語学習!ポケモン折り紙の知育効果がすごい動画5選

YouTubeで英語学習!ポケモン折り紙の知育効果がすごい動画5選

「子どもが机に向かう勉強に飽きてる…」
「YouTubeばっかり見てるけど、どうせなら学びに繋がればいいのに…」

そんな風に思ったこと、一度はありますよね。

実は、その両方を一気に解決する「魔法の組み合わせ」があるんです。

それが、「ポケモン × 折り紙 × 英語」。

子どもが大好きなポケモンを、指先を動かす知育効果抜群の折り紙で作り、しかもその解説が全部英語だったら…?

結局、子どもが「勉強させられてる感」を一切感じずに、勝手に学んでくれる。これこそが、この組み合わせの一番の価値なんだと思います。

今回は、YouTubeで発見した「英語でポケモン折り紙を教えてくれる神動画」の中から、いつもの“YouTubeタイム”が最高の学びに変わる、特におすすめの5チャンネルを厳選して紹介しますね。

まずはここから!親子で楽しく挑戦できる神チャンネル3選

いきなり難しいのは挫折のもと。まずは「楽しい!」と感じられる、初心者向けのチャンネルから紹介します。

1. Art for Kids Hub(楽しさNo.1!親子の会話が最高)

動画: How To Fold Pikachu

このチャンネルの何がすごいかって、お父さん(Robさん)と息子さん(Checkersくん)が実際に会話しながら一緒に折っていく、そのライブ感。

かしこまった教材英語じゃなくて、リアルな親子のやり取りだからこそ、すぐに使える「生きたフレーズ」の宝庫なんです。

動画を見ていて「これ、絶対使えるじゃん!」と思ったフレーズを、シーン別にいくつかピックアップしてみました。

“Turn our paper like a diamond.” (紙をひし形に置いてね)
“Fold the bottom corner up to the top.” (下の角を上の角に合わせて折ろう)

 

ポイントは、like a diamond のように、子どもがイメージしやすい言葉を使っているところ。ただ「折る」だけじゃなくて、「ひし形みたいにね」と一言添えるだけで、グッと楽しくなりますよね。

“Now, we’re going to do the same thing on the other side.”
(じゃあ今度は、反対側も同じようにやってみよう)

これ、左右対称のものを作る時に、100%使うフレーズです(笑)。覚えておくと、めちゃくちゃ便利。

“This next step is a little tricky, but take your time.”
(次のステップはちょっとだけ難しいけど、ゆっくり自分のペースでいいからね)

 

子どもが「うーん」と悩み始めた時に、こんな風に先回りして声をかけてあげられたら、最高じゃないですか?「間違えてもいいんだ」という安心感を、自然に与えてくれます。

折り終わったら、お絵描きタイム。ここでも、すぐに使えるシンプルなフレーズがたくさん出てきます。

“We’re using a black marker.”
(黒いマジックを使うよ)

“Let’s draw two circles for his eyes.”
(彼の目のために、丸を2つ描こう)

“And then two little red cheeks.”
(それから、小さな赤いほっぺを2つね)

こんな風に、かしこまった英語じゃなくて、リアルな親子の声かけが聞けるのがめちゃくちゃ良い。動画の最後には、マジックで顔を描くところまで一緒にやってくれるので、アート作品が完成したような達成感も味わえます。

2. Origami Tree(シンプルイズベスト!短い時間で完成)

動画: Pokémon Origami Crafts – How to Fold Origami Pikachu

「とにかく簡単で、すぐに作れるのがいい!」という方には、このチャンネルがぴったり。

ひとつ目の動画「Art for Kids Hub」が「親子の楽しいおしゃべり」だとしたら、こちらの「Origami Tree」は「分かりやすさに全振りした、超クリアなワークショップ」という感じ。

“Today I’m going to show you how to make this super duper simple origami Pikachu.”
(今日は、このめちゃくちゃ簡単なピカチュウの折り方を教えるね)

 

このチャンネルのすごいところは、ただ「こうして」と指示するだけじゃないところ。「なぜ、そうするのか」という目的を、必ずセットで伝えてくれるんです。

“Fold your square sheet of paper in half diagonally, so that it creates a triangle shape.”
(正方形の紙を、三角形になるように、斜めに半分に折ります)

「斜めに折る」だけじゃなく、「so that it creates a triangle shape(結果、三角形になるようにね)」と目的を付け加える。これ、めちゃくちゃ大事なコミュニケーションだと思いませんか?相手は「なるほど、三角形を作ればいいんだな」とゴールが分かるので、安心して次の作業に進めます。

“You’re going to fold it upwards diagonally, so that this point matches this point.”
(この角とこの角が合うように、斜め上に折っていきます)

fold upwards diagonally (斜め上に折る) という動きの指示と、 this point matches this point (この角とこの角を合わせる) というゴールの指示。この2つを組み合わせることで、難しい動きも、ものすごく分かりやすくなる。

 

他にも、作業中に出てくる動詞が、シンプルで覚えやすいものばかり。

  • “Crease it in.”
    (折り目を付けてね)
  • “Align this side with this side.”
    (この辺とこの辺を、揃えてね)
  • “Flip it around.”
    (くるっと裏返して)

Align (揃える) なんて言葉は、普段なかなか出てこないかもしれないけど、知ってるとめちゃくちゃ便利ですよね。

3. Eriko’s Origami Room(日本人向け!聞き取りやすさ抜群)

動画: Easy Origami Pikachu⚡️How to make Paper Pikachu

「ネイティブの英語は、まだちょっと早いかも…」というご家庭の救世主。
このチャンネルは、日本人のErikoさんがとても丁寧でクリアな英語で解説してくれるんです。日本人にとって聞き取りやすい発音やスピードなので、英語学習を始めたばかりのお子さんでも、ストレスなく内容を理解できます。

“Give it a nice sharp crease.” (しっかり折り目を付けてね)

こういう丁寧な表現も、真似したくなりますよね。

【応用編】親子でハマる!工作の“沼”へようこそ

さて、ここまで紹介したチャンネルで基本的な折り紙に慣れてきたら、次は何をしますか?

子どもが「もっとすごいものを作りたい!」と言い出した時、その興味の炎を絶やさないための“次の一手”が、実はすごく大事だったりします。

そんな時に見てほしいのが、このチャンネルです。

4.Red Ted Art(もはや、ポケモンのクラフトデパート)

動画: 5 Fun Pokemon DIYs & Crafts

このチャンネルの何がすごいかって、作れるもののバリエーションがめちゃくちゃ広いことなんです。

平面の折り紙だけじゃなく、フシギダネが進化する立体的なペーパークラフトや、本格的な3Dモンスターボールまで、ポケモンの「工作」がてんこ盛り。要するに、折り紙の次に子どもがハマる遊びのタネが、ここには全部あるんですよね。

それから、このチャンネルのホストはキレイなイギリス英語を話すんですよね。アメリカ英語に慣れている子にとっては新鮮な刺激になりますし、英語の多様性に触れられる、すごく良い機会だと思います。

“Make it nice and neat. These have to be super neat.”
(キレイに、きっちり作ってね。これはすっごく丁寧さが必要なの)

 

またこのチャンネルの注目ポイントは、ただ作るだけじゃなく、親が子どもにどう声をかければいいか、そのお手本が満載なところです。

例えば、単純なカット作業のシーン。
“We’ll speed this bit up, because it is obviously a bit boring.”
(この部分はちょっと退屈だから、スピードアップするわね)

こういうユーモア、最高ですよね。子どもが「まだかなー」と感じる気持ちを、ちゃんと分かってくれている。

さらに、難しい接着のシーンでは、
“You may want an adult to help you at this point.”
(この部分は、大人に手伝ってもらった方がいいかもしれないわね)

この一言があるだけで、子どもは「できなくても大丈夫なんだ」と安心して、失敗を恐れずに挑戦できます。

【番外編】「完璧じゃなくていい」と教えてくれるチャンネル

5. Vibrandt Kids(子ども目線の解説がかわいい)

動画: Learn How To Fold Your Very Own Pikachu

なんと、この動画は子ども自身が先生!たどたどしいながらも、一生懸命に英語で解説してくれる姿が、とにかく微笑ましい。
“Remember it doesn’t have to look perfect.”
(完璧じゃなくても大丈夫だよって、覚えておいてね)

この一言、最高じゃないですか?完璧さより、楽しむことが一番大事なんだって、教えてくれます。

ただ見るだけじゃもったいない!おすすめ活用法

せっかくの神動画なので、我が家流のおすすめ活用法を紹介します。

レベル1:まずは見るだけ
最初は音声なしで見て、「どうやって作ってるんだろう?」と親⼦で話しながら手順を予測します。

レベル2:一緒に作ってみる
次に、英語音声を聞きながら、⼀緒に折ってみます。BGM感覚でOK。英語のシャワーを浴びるのが目的です。

レベル3:英語を真似してみる
「Fold in half」「Turn over」など、聞き取れた簡単なフレーズを、声に出して真似しながら折ってみます。

レベル4:自分が先生になってみる
最終的には、お父さんやお母さん、お友達に、自分が英語で折り⽅を説明してみる。ここまでできたら、もう完璧!

まとめ:楽しく遊んで自然に学ぶ

いかがでしたか?

「勉強しなさい!」と言わなくても、子どもが自分から夢中になって、気づけば英語力も思考力もアップしている。そんな理想的な環境が、YouTubeと折り紙さえあれば、今日からでも作れてしまいます。

もし、動画を見ていて「やっぱり、プロの先生に基礎からちゃんと教えてもらいたいな」と感じたら、それはお子さんが次のステップに進みたいというサインかもしれません。

そんな時は、こちらの記事で紹介しているような、プロの講師がマンツーマンで教えてくれるオンラインの折り紙教室を覗いてみるのも、一つの手だと思います。いまなら無料体験も利用できます。

まずは、お家にある紙を一枚用意して、お子さんと一緒に動画を再生してみてください。

きっと、最高の「おうち時間」になりますよ。