英語絵本、ドクタースースから「What Was I Scared Of? 」の読み聞かせです。
英語圏では古くから親しまれているドクタースースの絵本。聞き心地の良い韻が多く含まれた文章が特徴です。
簡単な英語絵本に慣れてきたお子さんが 少し長めの文章に 入るのに このドクタースースの絵本はぴったりなシリーズかなと思います。
タイトルの(Scared Of)は「怖がる、~におびえる」と言った意味ですから、日本語にすると「私は何におびえていたのでしょう?」といった意味になります。
お使いに出かけた主人公は暗い夜道の向こうに(a pair of pale green pants)を見ました。しかも、(nobody inside them)中には誰もいない..つまり薄緑色のズボンだけが宙に浮かんでふらふら歩いていたんです。
不思議なものを見て恐ろしくなった主人公は、(I got out fast as fast as I could go. sir.)可能な限り急いでその場を後にしました。(sir)は「旦那様」のような感じですから、お使いを頼まれた使用人が旦那様に事の次第を語る口調で綴られているお話なのでしょう。
Well.. I was walking in the night and I saw nothing scary.
まあ、私は夜歩いていて、何も恐ろしいものは見ませんでした。
For I have never been afraid of anything. not very.
私は何も恐れていなかった。 まあまあ。
Then I was deep within the woods
それから、私は森の中深くだった
When suddenly, I spied them.
突然、私はそれを見つけた。
I saw a pair of pale green pants
私は、薄い緑のパンツを見ました
with nobody inside them!
誰もその中にはいないのに!
I wasn’t scared. but yet, I stopped.
私は怖がっていなかった。 しかし、私は止まった。
What could those pants be there for?
そのズボンは何のためにそこにありますか?
What could a pair of pants at night be
standing in the air for?
なぜ、夜の空間のなかにパンツが立っているの?
And then they moved!
そして、彼らは動きました!
Those empty pants!
その空のパンツ!
They kind of started jumping.
彼は、すこしとび始めました。
And then my heart, I must admit,
そして私の心、私は認めなければなりません
It kind of started thumping.
それは一種の衝撃を与え始めた。
So I got out. I got out fast as fast as I could go. sir.
それで、私は逃げ出した。出来るだけ急いでその場を離れた。旦那様
I wasn’t scared. But pants like that I did not care for.No sir.
私は、こわくありませんでした、しかし、私が世話をしなかったパンツのようでした。旦那様
After that, a week went by.
その後、1週間が過ぎた。
Then one dark night in Grin-itch (I had to do an errand
there and fetch some Grin-itch spinach)
そして、グリンイチでのある真っ暗な夜(私はグリンイチほうれん草を取って参るおつかいを果たさなければならなかった、)
Well, I had fetched the spinach.
まあ、私はホウレンソウをとってまいりました。
I was starting back through town
私は町を出発していた
When those pants raced round a corner
それらのパンツが大急ぎで角を曲がったとき、
And they almost knocked me down!
そして彼らはほぼ私をノックダウンしました!
I lost my Grin-itch spinach
私はGrin-itchのほうれん草を失った
But I didn’t even care.
しかし、私は気にしなかった。
I ran for home! believe me, I had really had a scare!
私は家に走った! 私を信じて、私は本当に恐怖を感じました!
Now, bicycles were never made
今、自転車は決してでっち上げではありません。
For pale green pants to ride ‘em,
淡いグリーンのズボンが乗っていたのは
Especially spooky pale green pants with nobody inside ‘em!
特に奇妙な中に誰もいない淡いグリーンのパンツ!
And the next night, I was fishing
そして次の夜、私は釣りをしていました
For Doubt-trout on Roover River
ローワー川のダウト・マスで
When those pants came rowing toward me!
そのズボンが私に向かって漕いで来たとき!
Well, I started in to shiver.
まぁ、私は震え始めました。
And by now I was so frightened
そして今私はとても怖かったです
That, I’ll tell you, but I hate to
それで、私はあなたに言いますが、私はいやでした
I screamed and rode away
私は叫び、漕いで逃げた
and lost My hook and line and bait, too!
私の釣り針とラインと餌も失った!
I ran and found a Brickel bush.
私は走ってブリッコルの茂みを見つけた。
I hid myself away.
私は自分を隠した。
I got brickel’s in my britches
私は体半分ブリッコルの中に入った
But I stayed there anyway.
しかし、とにかくそこにとどまった。
I stayed all night.
私は一晩中そこにとどまった。
The next night, too.
その翌日の夜も。
I’d be there still, no doubt,
私はまだそこにいるだろう、間違いなく、
But I had to do an errand
しかし私はお使いに行かなければならなかった。
So, the next night,
っして、翌日の夜、
I went out.
私は外に出た。
I had to do an errand,
私は用事をする必要があった、
Had to pick a peck of Snide
スナイドの穂先を採らなければならない。
In a dark and gloomy Snide-field
暗くて陰気なスナイドの畑で
That was almost nine miles wide.
それはほぼ9マイル幅でした。
I said, “I do not fear those pants
私は言った、 「私はそれらのズボンを恐れることはありません
With nobody inside them.”
彼らの中に誰もいない。 」
I said, and said. and said those words.
私は言って、言った。 そしてそれらの言葉を言った。
I said them. But I lied them.
私は彼らに言った。 しかし私は彼らに嘘をついた。
Then I reached inside a Snide Bush
それから、私はスナイド(悪意に満ちた)の茂みに達しました
And the next thing that I knew,
そして、私が知っていた次のもの、
I felt my hand touched someone
私は、手が誰かに触れるのを感じました
And I’ll bet that know who.
そして、それが誰か知っているのはまちがいありません。
And there I was!
そして私はそこにいた!
Caught in the snide!
スナイドの中でつかんだ!
And in that dreadful place
そしてその恐ろしい場所で
Those spooky, empty pants and I were standing face to
face!
それらの気味の悪い、空のズボンと私は直面していた
I yelled for help.
私は助けを呼びました
I screamed. I shrieked.
私は叫びました、私は悲鳴を上げました。
I owled. I yowled. I cried,
私は吠えました。叫んで鳴きました。
“Oh, save me from these pale green pants With nobody inside!”
「あぁ、わたしをこの薄緑色の中に誰もいないパンツから助けて!」
But then a strange thing happened.
だが、奇妙なことが起こりました。
Why, those pants began to cry!
なぜだか、それらのパンツは泣き始めました!
Those pants began to tremble,
それらのパンツは、震え始めました、
They were just as scared as I!
彼らは、私とちょうど同じくらいこわがりました
I never heard such whimpering
私は、それがしくしく泣いているのを聞いたことがありません
And I began to see
そして、私はわかり始めました
That I was just as strange to them
私が彼らを奇妙だったように
As they were strange to me!
彼らも私が奇妙でした。
I put my arm around their waist
私はそれのウエストのまわりに腕を置きました
And sat right down beside them.
そしてそれの傍に座りました。
I calmed them down.
私は彼らを落ち着かせました。
Poor empty pants
粗末な空のパンツ
With nobody inside them.
だれも内側にいない。
And now, we meet quite often.
さて、我々はしばしば会います。
Those empty pants and I,
それらの空のパンツと私、
And we never shake or tremble,
そして、我々は決して動揺しないし、身震いもしません、
We both smile
私たちはお互い笑顔
And we say “Hi!”
そして「やあ!」と言います。