「えっ、いま何か落ちてきた?」
のんびりしていたトカゲの上に、突然Splat!
「だれがぼくにうんちしたの?」
『Who Pooped on Me?』は、このちょっと困った事件から始まる英語絵本です。
うんちネタだけでも幼児にはかなり強いのですが、この本のおもしろさはそれだけではありません。
「この子かな?」「違うの?」「じゃあ次は?」。同じやり取りをくり返しながら、最後には思わぬ勘違いが待っています。
英語がまだ分からない子でも、絵と流れを追いながら一緒に笑いやすい一冊です。
絵本の基本情報
| タイトル | Who Pooped on Me? |
|---|---|
| 対象 | 商品紹介では4歳以上の子ども向けとして紹介されています |
カラフルなイラストとシンプルな展開で、読み聞かせにも取り入れやすい作品です。
『Who Pooped on Me?』のあらすじ
のんびり過ごしていたトカゲの上に、突然何かが落ちてきます。
「だれがぼくにうんちしたの?」
トカゲは犯人を探して、出会った相手に次々とたずねていきます。
ところが返ってくるのは、
「ぼくじゃないよ。」
みんな違う場所でうんちをしたり、中には「そもそもうんちをしないよ」と答える相手まで。
それでもトカゲの上には、また何かがSplat!
いったい何が落ちてきているのでしょう。
うんち?と思ったら…まさかのアイス?
物語の後半では、周りのみんなもトカゲについているものを見て大騒ぎ。
でもトカゲ本人は、
と信じています。
ところが、誰かがそれを食べてひと言。
実は、うんちだと思っていたものはアイスクリーム。
ずっと「うんちだ!」と思って読んできたところで、まさかのアイスクリーム。幼児なら、この勘違いだけでも十分笑えそうです。
しかも「よかった、アイスだった」で終わらないのが、この絵本。最後までSplat!が待っています。
くり返しの英語を一緒に楽しもう
この絵本でいちばん耳に残るのが、何度も登場するこの質問です。
Did you …? は「あなたは〜したの?」と相手にたずねる形。
このお話では「ぼくにうんちした?」と、犯人を探すたびに同じ質問をくり返します。
同じセリフが何度も出てくるので、英語を全部理解していなくても「またこの質問だ」と気づきやすいところ。何度か聞いたあとで、親子で一緒に言ってみるのも楽しそうです。
そして返事はこちら。
It wasn’t me. は「ぼくじゃないよ」「私じゃないよ」という意味。
質問と答えがセットで何度も出てくるので、短い会話として耳に残りやすい表現です。意味を覚えさせるより、まずはやり取りのテンポを楽しむくらいで十分です。
Splat! は声に出して読むともっと楽しい
もうひとつ、この絵本で外せないのがSplat!
何かがベチャッと落ちてくるたびに登場します。
ここは静かに読むより、少し大げさに「SPLAT!」と読んだほうが、幼児にも場面が伝わりやすそうです。
「また来た!」と分かる合図にもなるので、次のSplat!を待ちながらページをめくるのも、この本の楽しみ方のひとつ。
読み聞かせ動画
実際の英語のテンポや、くり返しの楽しさはこちらの読み聞かせ動画でも確認できます。
文章そのものは短いので、英語絵本に慣れていない子でも流れを追いやすい作品です。
まとめ
『Who Pooped on Me?』は、難しいことを考えずに親子で笑える英語絵本。
「うんち」という幼児が反応しやすい題材に、“Did you poop on me?”というくり返しと、Splat!の音。さらに「実はアイスクリーム?」という勘違いまで加わっています。
英語を覚えることを目的にするより、まずは絵を見て、次に何が起きるか予想して、一緒に笑う。
そんな読み方がよく似合う一冊です。