『When I’m Feeling Sad』

感情を学ぶ英語絵本『When I’m Feeling Sad』―悲しい気持ちを乗り越える方法

「When I’m Feeling Sad」は、幼い子供たちが悲しい気持ちを理解し、乗り越える手助けをしてくれる優しい絵本です。感情に寄り添う温かいイラストと言葉が特徴で、親子で読んで心を癒すことができます。

今回は、この絵本を通して、お子さんと一緒に英語のフレーズを楽しく学んでみませんか?

ここでは「When I’m Feeling Sad」の簡単なあらすじの他、文中に出てくる日常の英語表現、おすすめの読み聞かせ動画のご紹介や日本語訳などを掲載しています。

お話のあらすじ

「When I’m Feeling Sad」は、悲しみを感じたときの気持ちを描いた絵本です。主人公の子供が、色を失った世界のように感じたり、泣き続けたい気持ちになったりする様子が描かれています。

両親のけんかを聞いたり、大切な人を失ったりするような理由で悲しみを感じることも紹介され、読者は「悲しみは自然な感情だ」という安心感を得られます。

また、悲しみを軽くするための方法として、家族や友人と過ごすこと、好きなことをすることが紹介され、最後には「誰かに抱きしめてもらう」ことの温かさが伝えられます。親子で気持ちを共有しながら読める、心に優しいストーリーです。

英語学習のポイント

絵本の中で、日常で使える英語表現がたくさん登場します。以下の2つのフレーズをピックアップして解説します。

  •  “It’s okay to let yourself feel sad.”
    訳: 「悲しみを感じても大丈夫だよ。」

このフレーズでは、”It’s okay to ~”(~しても大丈夫)という形が使われています。許容や安心感を伝えるときに便利な表現です。例えば、以下のように使えます:

It’s okay to make mistakes. (失敗しても大丈夫だよ。)
It’s okay to ask for help. (助けを求めても大丈夫だよ。)

 

  •  “Sharing your feelings can sometimes make you feel better.”
    訳: 「気持ちを共有することで、時には気分がよくなることもある。」

“Sharing your feelings” は「気持ちを共有する」という意味で、親しい人に感情を打ち明けることの重要性を表しています。”make you feel better”(気分をよくする)は会話でもよく使われるフレーズです。例:

Drinking warm tea can make you feel better. (温かいお茶を飲むと気分が良くなるよ。)
Talking to a friend might make you feel better. (友達と話すと気分が良くなるかもしれない。)

When I'm Feeling Sad (When I'm Feeling S.) ハードカバー
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読み聞かせ動画のご紹介

日本語訳

When I’m feeling sad, I feel like someone has taken all the colors away…and everything is gray and gloomy and droopy.
悲しいとき、誰かがすべての色を奪ってしまったように感じます…そして、すべてが灰色で、暗く、しょんぼりしています。

When I’m feeling sad I feel like I could cry…and cry…
悲しいとき、涙が止まらず…泣き続けたい気持ちになります…

and cry sooo much that I make a flood!
そして、あふれるほど泣いてしまいそうです!

I want to crawl into bed and pull the covers over my head…
ベッドにもぐり込み、布団を頭までかぶりたくなります…

and stay there until the sadness goes away.
悲しみが消えるまで、そこにいたくなります。

Some things make me really sad…like when I hear Mom and Dad arguing,
いくつかのことが私を本当に悲しくさせます…例えば、お母さんとお父さんがけんかしているのを聞いたとき、

or when I am sick and my body doesn’t work properly…
または、病気で体がうまく動かないとき…

or when someone, or something, I love dies.
また、大好きな人やものが亡くなったときです。

It’s okay to let yourself feel sad…
悲しみを感じるのは悪いことではありません…

but it could help to talk to someone.
でも、誰かに話すことで助けになるかもしれません。

Sharing your feelings can sometimes make you feel better.
気持ちを共有することで、少し気分が軽くなることもあります。

When I’m feeling sad I try to be gentle to myself.
悲しいときは、自分に優しくするよう心がけます。

I like to soak in a big bubble bath,
大きな泡風呂に浸かるのが好きです。

or listen to my favorite music.
または、お気に入りの音楽を聴くのも好きです。

Sometimes, just being with friends and family makes me feel better…even if I don’t want to talk.
時には、話したくないときでも、友達や家族と一緒にいるだけで気分が良くなることがあります。

But the nicest feeling of all is when a kind person gives me a hug and says
でも、一番素敵な気持ちになるのは、優しい人が抱きしめてくれてこう言ってくれるときです。

“Everything is going to be okay.”
「すべてうまくいくよ。」

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