「When I'm Feeling Lonely」

感情を学ぶ英語絵本『When I’m Feeling Lonely』で自分らしさを大切にする

「When I’m Feeling Lonely」は、子どもたちが「孤独」という感情を理解し、それと上手く付き合っていくための優しいヒントを与えてくれる英語絵本です。今回は、この絵本を通して、お子さんと一緒に英語を学びながら、孤独を感じた時の対処法や、自分らしさを大切にすることについて考えてみましょう。

ここでは「When I’m Feeling Lonely」の簡単なあらすじの他、文中に出てくる日常の英語表現、おすすめの読み聞かせ動画のご紹介や日本語訳などを掲載しています。

お話のあらすじ

この絵本の主人公は、またまた可愛らしいウサギの子供。今回は、「孤独」を感じている時の気持ちを、とても繊細に表現しています。

孤独を感じると、まるで世界でたった一人ぼっちになったように感じ、誰も自分を愛してくれないように思えてしまう、とウサギは語ります。そして、自分以外はみんな楽しそうに見えたり、自分と同じような人は誰もいないのではないかと感じてしまうことも、正直につぶやきます。

絵本の中では、子どもたちが孤独を感じる具体的な場面も描かれています。
例えば、

  • 見た目や感じ方が他の人と違うと感じるとき
  • 助けが必要な時に、周りの人がみんな忙しそうに見えるとき
  • 自分の気持ちを話すのが難しいとき

これらの場面を通して、子どもたちは自分の孤独の感情を理解し、共感することができます。

しかし、この絵本が素晴らしいのは、「孤独」という感情を否定するのではなく、誰でも孤独を感じる時があることを教えてくれるところです。
そして、孤独を感じているのは自分だけではないことを知ることで、少しだけ心が軽くなるかもしれません。

また、孤独を感じた時に、どうすれば良いのか具体的な対処法も、絵本の中で紹介されています。

  • 同じように感じている人がいることを知る
  • 友達と共通の好きなことを思い出してみる
  • 自分の気持ちに耳を傾けてみる

これらの方法を試すことで、子どもたちは孤独の感情と上手く付き合っていくことができるかもしれませんね。そして、孤独を感じる原因の「自分と違うところ」が、実は周りの人たちから好かれているところかもしれないと気づかせてくれそうです。

英語学習のポイント

この絵本には、子どもたちが日常で使える、孤独の感情を表す英語表現がたくさん出てきます。
例えば、

  • “I am all by myself in the world”(世界でたった一人ぼっち)
  • “everyone is having fun except me”(私以外はみんな楽しんでいる)
  • “don’t fit in”(仲間はずれ)

これらの表現を覚えることで、子どもたちは自分の気持ちを英語で表現する力を養うことができます。

例文で学ぶ! よく使う熟語やイディオム

  • “fit in”(~に馴染む、~に適合する)

例文1: It’s hard to fit in when you are new to a school.
(新しい学校に入った時は、馴染むのが難しい。)

例文2: He doesn’t fit in with the other members of the team.
(彼はチームの他のメンバーと馴染めない。)

解説: “fit in” は、あるグループや環境に受け入れられる、調和することを表す表現です。
この絵本では、孤独を感じる時に「自分は周りの人と馴染めていない」と感じる場面で使われています。

 

  • “work things out”(問題を解決する、考え出す)

例文1: I need some time to work things out by myself.
(自分で問題を解決するために、少し時間が必要だ。)

例文2: They are trying to work things out between themselves.
(彼らは自分たちの間で問題を解決しようとしている。)

解説: “work things out” は、困難な状況や問題に対して、解決策を見つけようとする時に使う表現です。
この絵本では、孤独を感じた時に、自分の気持ちに耳を傾け、自分で解決策を見つけることの大切さを教えてくれます。

When I'm Feeling Lonely (Feelings)
When I’m Feeling Lonely (Feelings)
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読み聞かせ動画のご紹介

日本語訳

When I’m feeling lonely,
寂しいと感じているとき、

I feel like I am all by myself in the world and nobody loves me.
世界でたった一人で、誰も私を愛していないように感じる。

 

When I’m feeling lonely it seems like everyone is having fun except me.
寂しいと感じているとき、私以外はみんな楽しんでいるように見える。

 

Feeling lonely can make you think
寂しさを感じると、

there is no one else like you.
自分と同じような人は誰もいないと思ってしまうことがある。

 

Some things that make me feel lonely are…
私が寂しさを感じるいくつかのこと…

when i look or feel different from other people…
見た目や感じ方が他の人と違うとき…

or when I need help and everyone just seems too busy…
または、助けが必要なとき、みんな忙しそうに見えるとき…

or when I find it hard to talk about how I feel – even if there are lots of people around.
または、たくさんの人が周りにいても、自分の気持ちを話すのが難しいとき。

 

Everyone has moments when they feel lonely, or different or that they don’t fit in.
誰もが寂しさを感じたり、自分は違うと感じたり、仲間はずれだと感じる瞬間がある。

When I’m feeling lonely I try to remember that there are hundreds and thousands of people around the world who feel the same way…
寂しさを感じているとき、私は世界中に同じように感じている人が何百、何千人もいることを思い出すようにする…

or I call my best friend scarlett who reminds me of all the things we like to do that are the same.
または、私が親友のスカーレットに電話して、私たちが一緒に楽しんでいることを思い出してもらう。

 

Feeling lonely doesn’t have to be scary.
寂しさを感じることは怖いことではない。

It can give me time to listen to my own feelings and work things out by myself…
それは、自分の気持ちに耳を傾け、自分で解決する時間を与えてくれる…

and that makes me feel really good!
そして、それはとても良い気分にさせてくれる!

 

Sometimes, the things that make me feel ‘different’ are the same things that my friends and family really like about me!
時々、私が「違う」と感じることは、友達や家族が本当に好きな私のことと同じだったりする!

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