across, along, throughはどれも「~を通って」と、同じように訳されることがあるのですが、英語ではどれも 「どんなふうに通るか」 で使い分けされます。
他にも、通り過ぎる時に用いる前置詞ではpast、overなどがあります。
イラストを使った英語の解説でacross, along, throughについて分かりやすく説明している動画がありました。
3つの違いは上のような感じですが、他にもいくつかのイメージでそれぞれの前置詞の違いを紹介しています。
後半には簡単なテストもあります。
前置詞”Through”
Throughの持つ感覚は、立体的なものを通り抜ける、または、時間的な状況で初めから終わりまでといったとききです。解説動画では人込みを縫って通り抜行くときに使っています。
fly through the air 空中を飛んでいく
through the whole country 国中に
through the night 夜通し
前置詞”along”
alongは「~に沿って」のニュアンスで通っている場合です。動画では壁沿いに通り抜けています。
walk along the street 通りを歩く
along the way to school. 登校中に
前置詞”across”
acrossは横切ったり、向こう側へ渡るとき。
across the country 国中いたることころ 方々
前置詞”over”
overは飛び越えたり上をおおうイメージです。
a bridge over a river 川にかかった橋
rule over a country 国を支配する
前置詞”past”
pastも通過するイメージですが、すれ違うとか横をすり抜ける意味合いが出てきます。
何かを避けて、と言いたいときに使う感じでしょうか。時間が過ぎ去るときにも使います。
He ran past my house.
彼は私の家の前を走って通っていった。
It’s past three o’clock. 3時は過ぎた。
Our teacher is now past eighty.
先生はもう80才を超しておられる。