昨日は英検の受験日。
子供を連れて、会場になっている教室まで電車で移動しながら
アプリの英検過去問題を一緒に解いていました。
その際子供に質問されたのが、冠詞について。
「aやtheが付く時と付かない時があるのがよくわからない」
冠詞については、英文をなんども読みこなして慣れるしか無いと思うのですが、
法則を伝えるとなると8歳の子供には難しいかもしれません。
「子供に好きな食べ物は?」と聞いてもI like apple というように平気でanを抜かすことがあります。
ここはI like applesでした。一個のりんごというより、りんごという種類の食べ物が好きってニュアンスになるからでしょうか。。
ある本の解説では、ネイティブに対して冠詞を入れずに話をすると
イメージが掴めずにイライラしてしまうと言っています。
aやtheにはモノの状況を伝える重要な意味があるということです。
ちょうど日本人が「I have a sistar」というような英語を聞いて
お姉さんか、妹さんなのかどっち?と気にしてしまうのと同じです。
逆に「I have sistar」と外国の方に話してしまうと、
1人なのか2人なのかどっち?と気になってしまう。
また、aやtheが名詞の前に入ることで、
「それはどこにでもあるものか」それとも
「ある特定のものなのか」を判断することが出来ます。
外国人教師の中にはaやtheを文章中飛ばして書く子供をみると、
「知的な障害があるのでは?」と考えてしまう人もいるようです。
話し言葉ではaやtheの発音は少々飛ばしても気にはなりませんが、
文章ですとあきらかに幼稚に見えてしまいそうです。
冠詞の使い方をルール化すれば、100 近いルールになるといわれています。
子供に英語の冠詞についてどう教えようかなと
ググっていると使えそうな本がありました。
序 章 ネイティブにとって冠詞とは?
第1章 a / an / the / 無冠詞とは?
第2章 ルールで覚える冠詞の使い方
第3章 冠詞の違いによるニュアンスの違いを実感する!
第4章 冠詞の英訳
第5章 中級編 ビジネス例文に挑戦!
第6章 冠詞の仕上げ問題に挑戦!
日本語では訳されることのない
「ネイティブが感じとる冠詞本来の意味合い」
を例文で感覚的に学べるようです。