英語絵本の読み聞かせ「I'm Sticking With You」

英語絵本の読み聞かせ「I’m Sticking With You」で心に響く英語のフレーズを学ぼう

「I’m Sticking With You」は、友達同士の絆や助け合いを描いた心温まる絵本です。この物語では、友情の素晴らしさとともに、時には友達がちょっと過干渉になることもあるけれど、最後にはお互いを大切に思う気持ちが強くなる様子が描かれています。優しいリズムのあるテキストと魅力的なイラストが、お子さんの心をつかんで離さないでしょう。

ここでは「I’m Sticking With You」の簡単なあらすじの他、文中に出てくる日常の英語表現、おすすめの読み聞かせ動画のご紹介や日本語訳などを掲載しています。

お話のあらすじ

物語は「どこへ行くにも、何をするにも一緒」という二人の仲の良い友達、クマと彼の友人を中心に展開します。クマはどんなときでも友達と一緒にいたいと願い、常に彼のそばにいます。しかし、友達は少し窮屈に感じ、一人の時間を持ちたくなる場面も。二人は離れた後、その大切さに気づき、やはり一緒がいいと再確認します。友情の力強さや、お互いに支え合うことの重要性を伝える心温まるストーリーです。

英語学習のポイント

この絵本には、日常会話でよく使われる英語表現が多く含まれています。特に注目したいフレーズは以下の二つです。

  1. “I’m all ears.”
    • 直訳すると「私はすべての耳」という意味ですが、「全ての話を聞く準備ができている」という意味で、相手の話に対して真剣に耳を傾けるときに使います。例文としては、「Tell me what happened, I’m all ears.」(何が起こったか教えて、全部聞くよ。)が挙げられます。
  2. “Like peas in a pod.”
    • この表現は「鞘の中の豆のように」という直訳になりますが、転じて「ぴったり息が合う」という意味で使われます。例文として、「They are like peas in a pod, always together.」(彼らはいつも一緒で、息がぴったりだ。)が挙げられます。

読み聞かせ動画のご紹介

日本語訳

Wherever you’re going, I’m going too.
どこに行くにも、僕も一緒だよ。

Whatever you’re doing, I’m sticking with you.
君が何をしていても、僕は君と一緒だよ。

 

Whether you’re grumpy or silly or mad…
君が機嫌が悪くても、おかしくても、怒っていても…

Through good times…
楽しい時も…

 

…and bad times, happy or sad.
…そして悪い時も、嬉しい時も悲しい時も。

Whatever you’re thinking, I’m all ears.
君が何を考えていても、僕はしっかり聞くよ。

I’m ready to listen to all your ideas.
君のすべてのアイデアを聞く準備ができているんだ。

 

Ready to be there to help you along…
君を助けるためにそこにいる準備ができているよ…

Even if sometimes it goes a bit wrong.
たとえ時々うまくいかなくても。

Whatever you’re doing, that is the plan.
君が何をしていても、それが計画さ。

 

You may think I can’t, but I bet you I can.
君は僕にできないと思っているかもしれないけど、僕はできるって賭けてもいい。

Because I will try things that I never would do.
だって僕は、これまでやらなかったことに挑戦するつもりだから。

Never, that is, until you showed me too.
君が教えてくれるまでは、そんなことはなかったけどね。

 

Like peas in a pod, you and I fit.
鞘の中の豆のように、僕たちはぴったりだね。

Like strawberries and cream, we are a hit.
イチゴとクリームみたいに、僕たちは最高の組み合わせだ。

 

Whatever the game, I’m by your side.
どんなゲームでも、僕は君のそばにいるよ。

No mountain too tall, no river too wide.
どんなに高い山も、どんなに広い川も乗り越えられるよ。

 

We sit by the cliff top.
崖の上に座って。

We sit by the lake.
湖のそばに座って。

We sit by the ice cap.
氷冠のそばに座って。

I eat all the cake.
僕はケーキを全部食べるんだ。

We-
僕たちは-

 

Erm… Actually, Bear…
うーん… 実はね、ベアー…

I think I need to be on my own.
ちょっと一人になりたいんだ。

If you don’t mind?
気にしないでくれる?

It’s getting a bit crowded in here.
ここ、ちょっと混み合ってきてるんだ。

There’s barely any room.
ほとんどスペースがなくなっちゃって。

 

Really..? Are you sure?
本当に…? それでいいの?

Oh, okay then.
ああ、じゃあわかったよ。

 

Ah! That feels better. each thing in its place.
ああ!そのほうが気分がいいよ。すべてがそれぞれの場所に。

All neat and tidy – there’s so much more space!
すべてがきれいに整頓されて、もっとたくさんのスペースができたよ!

I can do what I fancy whenever I wish.
いつでも好きなことができる。

Nothing’s a squash, nothing’s a squish.
何も押しつぶされないし、窮屈じゃない。

 

It’s such a nice change to do things alone.
一人で何かをするって、いい変化だな。

Whatever I want to, all on my own.
やりたいことを何でも一人でできるんだ。

I’ve got all I need, I don’t have to share.
必要なものは全部そろってるし、誰とも分け合う必要はない。

Everything’s perfect, except…
すべてが完璧だ、でも…

I miss Bear!
ベアーが恋しいよ!

 

Actually, Hey Bear! Bear! Bear! Come back,
本当に、ねえベアー!ベアー!ベアー!戻ってきて、

back, back!
戻ってきて、戻ってきて!

Who am I kidding?
何を言ってるんだろう?

Where would I even be without you?
君がいなかったら僕はどうなっちゃうんだろう?

Who else would listen?
他に誰が話を聞いてくれる?

What would I do?
僕はどうすればいい?

 

Who helps me be the best I can be?
誰が僕を最高の自分にしてくれる?

Who shares their very last chocolate with me?
最後のチョコレートを僕と分け合ってくれるのは誰?

Me without you, it just doesn’t work.
君がいない僕なんて、うまくいかないよ。

Me without you, I’d just go berserk.
君がいない僕は、ただ狂ってしまうだけさ。

 

So, like it or lump it, you’re stuck with me.
だから、好きでも嫌でも、君は僕と一緒にいるんだ。

For better or worse, that’s the way it should be.
良い時も悪い時も、それが僕たちのあるべき姿さ。

Whether we lose or whether we win,
僕たちが負けても勝っても、

We’ll be there together through thick and through thin.
どんな困難も一緒に乗り越えていくんだ。

 

We’ll pick up the pieces, we’ll patch up the hole,
僕たちは破片を拾い集め、穴を修復して、

We’ll mend what needs fixing, because that’s how we roll.
修理が必要なものを直すんだ、それが僕たちのやり方だから。

When we’re unstuck, we won’t fall apart.
もしくっついていなくても、僕たちはバラバラにならない。

How could we ever? We were joined at the heart.
どうしてそんなことがありえる?僕たちは心でつながっているんだ。

We’ll fit back together like bugs in a rug.
また一緒にくっつくんだ、まるで絨毯の中の虫のように。

Like jam and a doughnut, like arms and a hug.
ジャムとドーナツのように、腕とハグのように。

 

So, wherever you’re going, I’m going too.
だから、君がどこへ行くにも、僕も一緒だよ。

Whatever you’re doing, I’m sticking like glue.
君が何をしていても、僕は接着剤のようにくっついているよ。

 

And whether you like it, love it, or not,
そして、君がそれを気に入っても、愛しても、気に入らなくても、

We are a team,
僕たちはチームだ、

And I love you a lot!
そして、君が大好きだよ!

The End
おしまい



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