「サンタさんを一目見てみたい!」「あわよくば捕まえてみたい!」そんな子供たちの夢と野望が詰まった、全米ベストセラー絵本をご存知ですか?
『How to Catch Santa Claus』は、子供たちが仕掛ける多彩な「罠」と、それを余裕(?)でかわしていくサンタさんの知恵比べを描いた物語です。ダイナミックなアクションとユーモア、そしてクリスマスの魔法がたっぷり詰まった一冊。ただプレゼントを待つだけじゃつまらない、賢くて元気なキッズたちにぴったりのクリスマスの新定番です。
ここでは『How to Catch Santa Claus』の簡単なあらすじの他、文中に出てくる日常の英語表現、おすすめの読み聞かせ動画のご紹介や日本語訳などを掲載しています。
絵本『How to Catch Santa Claus』の基本情報
| タイトル | How to Catch Santa Claus |
|---|---|
| 著者・イラスト | Alice Walstead (著), Andy Elkerton (イラスト) |
| 出版社 | Sourcebooks Wonderland |
| 対象年齢(目安) | 4歳〜10歳 |
あらすじ
クリスマスイブの夜、子供たちはネズミ捕りならぬ「サンタ捕り」の罠を家中に仕掛けました。でも相手は百戦錬磨の伝説の主、サンタクロース!空飛ぶトナカイとエルフを相棒に、プレゼントを配りながら次々と罠を回避していきます。
クッキーの誘惑、ツリーの下の落とし穴、そして巧妙な仕掛けの数々。サンタさんはその魔法と機転で、見事に仕事をやり遂げることができるのでしょうか?スピード感あふれる展開とルビ・ゴールドバーグ・マシン(ピタゴラ装置)のような罠のイラストも必見です。
英語学習のポイント
リズムの良いライミング(韻)
このシリーズの特徴でもある、軽快な韻(Rhyme)がたくさん登場します。声に出して読むのがとても楽しく、英語のリズム感が自然と身につきます。
- …house / …mouse
- …why / …fly
「捕まえる」「引っかかる」の表現
罠が登場するアクション物語ならではの単語が学べます。
- Set traps(罠を仕掛ける)
- Snag(引っ掛ける、捕える)
- Fooled(騙された、出し抜かれた)
忙しい時のフレーズ
世界中を飛び回るサンタさんのセリフから、急いでいる時や仕事をこなす時の表現をピックアップ。
- Time for me to roll!(さあ、出発の時間だ!)
- There’s a lot of work to be done!(やるべき仕事がたくさんある!)
読み聞かせ動画
日本語訳(全文)
Twas the night before Christmas, and all through the house, the children have set traps and not for a mouse.
クリスマスの前の晩、家中で子供たちが罠を仕掛けたが、それはネズミのためじゃなかった。
This makes sense to me.
Yes, I understand why!
I’m a holiday legend with reindeer that fly.
これには納得だ。
ああ、理由はわかっているよ!
私は空飛ぶトナカイを連れた、クリスマスの伝説の主だからね。
As much as I want to stay for a while, I have stops around the world tonight.
I’d love to talk to each child there is, but these toys need homes by daylight.
少しの間ここにいたいのは山々だが、今夜は世界中で立ち寄らなきゃいけない場所がある。
子供たち一人ひとりと話をしたいけれど、夜明けまでにおもちゃを家に届けないといけないんだ。
You’re also smart and clever, and the traps do look like fun, but I can’t get too distracted.
There’s a lot of work to be done!
君たちは賢くて抜け目がないし、罠も楽しそうに見えるけど、あまり気を取られているわけにはいかないんだ。
やらなきゃいけない仕事がたくさんあるからね!
I love Christmas flowers.
They grow at the North Pole.
But I don’t need to take these.
It’s time for me to roll!
私はクリスマスの花が大好きなんだ。
それらは北極でも育つんだよ。
でも、これを持っていく必要はないな。
さあ、出発の時間だ!
The tree looks so festive and cozy in this nook.
The room is all decked out, but an odd place to put a book.
この隅にあるツリーはとても華やかで、居心地が良さそうだね。
部屋はすっかり飾り付けられているけど、本を置くには奇妙な場所だな。
Hope the presents bring joy.
I’ve added gifts to each list because surprises are important.
I call it my gift checkless twist!
プレゼントが喜びをもたらしますように。
サプライズは大切だから、それぞれのリストに贈り物を書き足しておいたよ。
私はこれを「リストのチェックなしのサプライズ」と呼んでいるんだ!
I bet no one knows about the magic key that I don’t show.
I can walk from house to house, to come in and then to go.
私が見せない魔法の鍵については、誰も知らないだろうね。
家から家へと歩き回って、中に入り、そして出ていくことができるんだ。
The trap fooled the reindeer, and Elf, you don’t get to smirk.
Other plots sure snag you.
I hope kids don’t know this works!
トナカイは罠に騙されたし、エルフ、君もニヤニヤするんじゃない。
他の企みには、君もきっと引っかかるよ。
これがうまくいくことを、子供たちが知らないといいんだけど!
We’ve got to keep moving, but I will pause for a snack.
Can’t sit in the chair, though.
There’s a toy sack to unpack.
先へ進まなきゃいけないけど、おやつのために少し休憩しよう。
でも、椅子に座るわけにはいかないな。
おもちゃの袋を開けないといけないからね。
Those cookies were good, and no traps did I spy.
Time to call the sleigh team.
We’re almost ready to fly!
クッキーは美味しかったし、罠も見当たらなかったよ。
そりチームを呼ぶ時間だ。
もうすぐ飛び立つ準備完了だ!
Oh my, this is impressive.
It must have taken hours!
(But if I’m being honest, I prefer the trap of flowers.)
おやまあ、これは見事だね。
何時間もかかったに違いない!
(でも正直に言えば、私は花の罠の方が好きだけどね。)
There’s one thing that’s true: these toys go under the tree.
I just can’t see how to do that, so I’m sending you and not me!
一つ確かなことは、これらのおもちゃはツリーの下に行くってことだ。
どうやったらいいかわからないから、私じゃなくて君に行ってもらうよ!
How did we get out, you ask?
It looked like we were done for.
Santa’s magic is very real and I cannot reveal more.
私たちがどうやって脱出したか、だって?
もう一巻の終わりかと思われたよね。
サンタの魔法は本物だけど、これ以上は明かせないな。
I’ve loved this visit, but I’m done here tonight.
I’ll be back next year, iime to fly out of sight.
この訪問はとても楽しかったけど、今夜の用事はこれでおしまいだ。
また来年戻ってくるよ、空の彼方へ消える時間だ。
Merry Christmas to all, and to all a good night!
すべての人にメリークリスマス、そしておやすみなさい!
まとめ
『How to Catch Santa Claus』は、サンタさんを信じる子供たちの無邪気な好奇心と、大人も楽しめる知的な遊び心が詰まった一冊です。読んだ後は、ぜひご家庭でも「サンタさんを捕まえる罠」を工作してみてはいかがでしょうか?(もちろん、サンタさんは魔法で逃げちゃうんですけどね!)