「Hello, World!」シリーズといえば、シンプルで分かりやすい英語と鮮やかなイラストが魅力の大人気絵本シリーズですね。今回は、その中から音楽好きな子供たちにぴったりの『Music』をご紹介します。
子供って、音が出るものが本当に大好きですよね。「あの音はなんだろう?」「どの楽器からどんな音がするのかな?」そんな素朴な疑問やワクワク感を、この絵本は美しいイラストと共に叶えてくれます。ただ単語を覚えるだけでなく、「ピアノの中はどうなっているの?」といったプチ知識も描かれているのが、このシリーズの素晴らしいところです。
「英語で話しかけるのは難しそう…」と感じるパパやママも大丈夫。この絵本には、子供と一緒に楽しめる「音の言葉」や「問いかけ」がたくさん散りばめられています。ぜひ、親子でリズムを感じながらページをめくってみてください。
ここでは『Hello, World! Music』の簡単なあらすじの他、文中に出てくる日常の英語表現、おすすめの読み聞かせ動画のご紹介や日本語訳などを掲載しています。
絵本『Hello, World! Music』の基本情報
| タイトル | Hello, World! Music |
|---|---|
| 著者・イラスト | Jill McDonald |
| 出版社 | Doubleday Books for Young Readers |
| 対象年齢(目安) | 0歳〜3歳 |
あらすじ
「あの音は何かな?」という問いかけから始まり、子供たちを賑やかな音楽の世界へと案内してくれます。ピアノ、ハーモニカ、木琴、ドラムなど、様々な楽器がページをめくるごとに登場。
それぞれの楽器がどんな音を出し、どのように演奏されるのかが、小さな子供にも分かりやすいシンプルな言葉で語られます。例えば、ピアノの鍵盤の数や、マラカスの中身が何であるかなど、大人も「へぇ!」と思うような豆知識も。
最後は自分のお気に入りの楽器を見つけて、さあ演奏の時間!科学や文化への好奇心を刺激する、学びたっぷりなノンフィクション絵本です。
英語学習のポイント
1. 楽器の名前と特徴をセットで覚える
この絵本には主要な楽器がたくさん登場します。単に名前(Piano, Guitar)だけでなく、その特徴を表す動詞(hit, blow, shake, strum)も一緒に学べるのがポイントです。動作とセットで覚えることで、英語の表現力がぐっと豊かになります。
- Press a key(鍵盤を押す)
- Blow into a trumpet(トランペットに息を吹き込む)
- Shake maracas(マラカスを振る)
2. 音を表す言葉(オノマトペ)を楽しむ
文中に直接的なオノマトペ(拟音語)が書かれているわけではありませんが、読み手が「Plink!(ポロン!)」「Bang!(バン!)」などと音を付け足して読むことを推奨されています。また、文章自体がリズムを持っているので、”Hit the wooden bars” や “Rattling inside” といった表現から音の響きを感じ取ることができます。
3. 親子で対話できる「問いかけ」フレーズ
「Hello, World!」シリーズの特徴は、読者への語りかけが多いこと。この絵本でも、”What’s that sound?”(あの音は何?)や “Which instrument will you try first?”(どれを最初にやってみる?)など、子供に答えを促すフレーズが登場します。読むだけでなく、指差しや会話を通して、能動的に英語に参加できる作りになっています。
読み聞かせ動画
日本語訳(全文)
What’s that sound?
あの音は何かな?
It’s music!
音楽だよ!
Let’s learn about musical instruments and make some noise!
楽器について学んで、音を鳴らしてみよう!
A piano is very big and heavy.
ピアノはとても大きくて重いです。
When you press a key, a small hammer inside the piano hits a string and makes a sound.
鍵盤を押すと、ピアノの中にある小さなハンマーが弦を叩いて音が出ます。
There are eighty-eight, black and white keys.
黒と白の鍵盤が88個あります。
A harmonica is small enough to fit in your pocket.
ハーモニカはポケットに入るほど小さいです。
You make a sound by breathing in or out through the holes.
穴から息を吸ったり吐いたりして音を出します。
A harmonica is sometimes called a mouth organ or a blues harp.
ハーモニカは、マウスオルガンやブルースハープと呼ばれることもあります。
Use the mallets to hit the wooden bars on the xylophone.
マレットを使って木琴の木製の板を叩きましょう。
Shorter bars make higher sounds and longer bars make lower sounds.
短い板は高い音を出し、長い板は低い音を出します。
Drums can be loud!
太鼓は大きな音が出ます!
You make a noise by hitting them with drumsticks or your hands.
スティックや手で叩いて音を出します。
Drums come in many shapes and sizes.
太鼓にはいろいろな形や大きさがあります。
Cymbals are metal circles you can bang together to make a sound.
シンバルは、打ち合わせて音を出す金属製の円盤です。
Some cymbals are small and can be played with your fingers.
指で演奏できる小さなシンバルもあります。
Give this instrument a good shake!
この楽器をしっかり振ってみましょう!
A tambourine looks like a small drum.
タンバリンは小さな太鼓のように見えます。
There are tiny metal cymbals around the edge of a tambourine.
タンバリンの縁には、小さな金属製のシンバルが付いています。
You can also shake maracas!
マラカスを振ることもできます!
The sound you hear is beans, seeds, or pebbles rattling inside.
聞こえてくる音は、中に入っている豆や種、小石が転がる音です。
Some maracas are made from a hollow dried gourd, which is a fruit!
マラカスの中には、果物であるヒョウタンを乾燥させて中を空洞にしたものから作られているものもあります。
Guitars make a sound when you strum or pick the strings with your fingers.
ギターは、指で弦をかき鳴らしたり弾いたりすると音が出ます。
Most guitars have six strings.
ほとんどのギターには6本の弦があります。
A violin has strings too.
バイオリンにも弦があります。
Hold this instrument under your chin and pull a bow across the strings to make music.
この楽器をあごの下に挟み、弓で弦をこすって音楽を奏でます。
A violin and a fiddle are the same instrument with different names.
バイオリンとフィドルは、呼び名が違うだけで同じ楽器です。
Blow into a trumpet and you’ll hear a loud sound as air flows through it and out the end.
トランペットを吹くと、空気が中を通って先端から抜けていき、大きな音が聞こえます。
Pressing the valves makes different sounds.
バルブを押すと、いろいろな音が出ます。
Now we’re ready to play some music!
さあ、音楽を演奏する準備が整いました!
Which instrument will you try first?
どの楽器を最初にやってみたいですか?
まとめ
『Hello, World! Music』は、子供たちの好奇心を刺激し、音楽への興味を広げてくれる素晴らしい一冊です。英語絵本の中でも特に人気の高いこのシリーズで、ぜひお子さんと一緒に楽器の世界を楽しんでください。
「この音は英語でなんて言うのかな?」と会話しながら読むことで、英語の語彙が増えるだけでなく、親子のコミュニケーションも深まります。音楽を通して、楽しく英語に触れる時間を大切にしてくださいね。