英会話パターン暗記で会話力UP!初心者でもできる効果的な方法
英語をペラペラ話せるようになりたいけれど、何から始めればいいのか迷っていませんか?
そんな方におすすめの学習方法が「英会話でのパターン暗記」です。私自身、英会話を始めたばかりの頃は、英会話フレーズをまるまる暗記することでスピーキング力をUPさせました。
この記事では、英会話フレーズを覚えることの理由と効果的な暗記方法を解説していきます。後半では、すぐに使えるChatGPTを使った英会話フレーズの作り方なども紹介します。
パターン暗記の効果
パターン暗記とは、実際によく使われる英語表現やフレーズを覚えて、それを会話の中で使う学習法です。この学習法のメリットは、覚えたフレーズを応用することで、表現の幅が広がり、伝えたいことがしっかり伝わるという点です。また、あるシチュエーションに出くわしたときに、パッと英語が口から出るようになることも大きなメリットと言えます。
効果的な学習方法としては、英語フレーズ集を活用したり、洋画やYouTubeを見て実際にネイティブが使う英語フレーズに触れることがおすすめの方法です。そして、覚えたフレーズを音読し、実際の会話で使うことで、英語を話す瞬発力をつけることができます。
このように、英会話のパターン暗記は、最速で英語をペラペラ話せるようになるための効果的な学習法と言えるでしょう。
効果的なパターン暗記には、リスニングとリピーティング、フラッシュカードの活用、そしてロールプレイングなどがあります。これらの方法を組み合わせることで、より効果的な英会話パターンの暗記が可能となります。
英会話で使える効果的なパターン暗記の方法
シャドーイングとリピーティング
シャドーイングは音源を即座に真似しながら発音する方法ですが、初心者にとっては難しい場合があります。そこでリピーティングがおすすめです。リピーティングは短いフレーズを聞き、一時停止してから模倣する方法です。これにより、英語の音の変化や発音に耳を慣らしリスニングスキルを向上させることが期待できます。以下はそのリピーティングの具体的な手順です。
音声とスクリプトの両方がついている教材を選びます。文章の8割程度が理解できる内容にすることが目安です。音声を流して全体像を理解する:
リピーティングを開始する前に、一度全体の音声を聴いてみます。何度も繰り返し聴くことで、リズムやイントネーションを確認します。実際にリピーティングを行う:
一文ごとに英語を聴き、音声を止めてから、聴いた英文を発音します。このとき、英語音声をそのまま再現するよう意識します。
リピーティングによる効果
英語を学習する上で、リエゾン(音声の連結や変化)の理解はリスニング力のUPのカギとなります。ネイティブスピーカーが自然に使うこの音声変化を捉えることができれば、より正確に英語を聴き取ることができます。さらに、日頃の発音練習においても、このリエゾンを取り入れることで、ネイティブに近い発音が身につき、それがリスニング力の向上にもつながります。
リピーティングは、言葉の強弱やリズムが自然と身につき、英語の流れを理解しやすくなります。これは、単に単語や文法を学ぶだけでは得られない、言葉の抑揚を感じ取る訓練とも言えるでしょう。このような練習を積み重ねることで、英語のリスニングだけでなく、スピーキングにおいても格段に自然な英語表現が身につきます。
具体的な例としては、例えばBBCのニュース記事やTED Talksの音声などを使ってリピーティングを行うことができます。その際には、まず音声全体を聴いて内容を理解し、その後一文ずつ音声を止めてリピーティングを行います。この練習を通じて、自然な英語の発音やイントネーションを身につけることができます。
もう少しやさしいコンテンツでおすすめはこちらのエンジョイ・シンプル・イングリッシュ。下のリンクで最新の物をすぐに聴くことができます。
ディクテーション
英会話パターン暗記でフラッシュカードの活用
フラッシュカードは、英会話のパターン暗記に効果的なツールです。具体的な実例として、日常会話でよく使われるフレーズや表現をフラッシュカードに記載し、片側には英語、もう片側には日本語を書きます。例えば、「How are you?(調子はどう?)」や「Nice to meet you(初めまして)」などのフレーズをフラッシュカードにして、暇な時間や移動中などに見返すことで、自然な会話の中でそのフレーズを使えるようになります。
英語の勉強に活かせるフラッシュカードを作るポイントは3つ。
暗記学習する内容を明確にする
フラッシュカードは、学習する内容を視覚的に覚えやすくするためのものです。そのため、まず最初に、何を学習したいのかを明確にしましょう。単語、フレーズ、文法、発音など、学習したい内容によって、フラッシュカードの作り方も変わってきます。
英会話レベルに合わせる
フラッシュカードは、学習者のレベルに合わせたものでなければ効果的ではありません。初心者の場合は、単語やフレーズから始め、徐々に文法や発音に進んでいくようにしましょう。また、学習者の興味や関心に合わせて、内容を工夫するのも効果的です。
パターン暗記しやすいように工夫する
フラッシュカードは、覚えやすくするために工夫する必要があります。例えば、単語であれば、イラストや写真などを添えるとパターン暗記しやすくなります。フレーズや文法であれば、例文やイラストなどを添えると、理解しやすくなります。また、発音を覚えたい場合は、音声を録音して添えるのも効果的です。
具体的な作り方としては、以下の手順を参考にしてみてください。
①学習する内容を決める
②カードの表と裏に内容を記入する
表には、学習する内容を記入します。単語であれば、単語と日本語訳を記入します。フレーズや文法であれば、フレーズや文法の説明を記入します。発音を覚えたい場合は、単語やフレーズを記入した後、発音記号を記入します。
③カードを仕上げる
パターン暗記で英会話のロールプレイング
パターン暗記で英会話のロールプレイングは、実はとっても楽しい勉強法なんです。まず、よく使われる英語のフレーズや文を何度も練習して覚えます。これが「パターン暗記」です。それから、そのフレーズを使って、実際の会話のように友達とやりとりをする「ロールプレイング」をします。 これをやると、言葉がすっと出てくるから会話がスムーズに。お店での注文や道案内、友達とのおしゃべりなど、いろいろなシーンを想像して練習すると、実際に英語を話す時に役立ちます。
例えば、レストランでの食事のシーンを想定したロールプレイングはこんな感じです。
客Bは「What do you recommend?(おすすめは何ですか?)」と尋ねます。
ウェイターAは「The steak is very popular today.(今日はステーキがとても人気ですよ。)」と答えます。
客Bが注文をし「I’ll have the steak, please.(ステーキをお願いします。)」と言い、
ウェイターAが「Would you like anything to drink?(飲み物はいかがですか?)」と聞きます。
つづいて、観光客と地元の人のシチュエーション。
観光客Aは地図を見ながら道に迷っているところからスタートします。地元の人Bが「Can I help you?(お手伝いしましょうか?)」と声をかけます。
観光客Aが「Yes, I’m looking for the train station. How can I get there?(はい、駅を探しているのですが、どう行けばいいですか?)」と聞きます。地元の人Bが「It’s quite close. See that tall building? Go straight past it, then take the second left and you’ll see the station in front of you.(とても近いですよ。あの高いビルが見えますか? そのビルの前をまっすぐ行って、二つ目の角を左に曲がると駅が目の前にあります。)」などと具体的な道案内をします。
この時、さらにリアリティを出すには、「It’s about a five-minute walk.(歩いて5分ぐらいです。)」などの時間や、「The station will be on your right.(駅は右側にあります。)」などの方向を加えると良いでしょう。 このように、実際に道を聞かれた時に使えるフレーズや、道案内をする際の表現を何度も練習することで、自然かつ流暢に案内できるようになります。また、予期せぬ質問に対応するための応答を練習することも、より実践的な会話能力を養うことに繋がります。
会話を続けていくうちに、もし知らない単語やフレーズが出てきたら、その都度意味を確認し合いながら、それを新たなパターンとして覚えていくと良いですね。
あとは、ちょっとした空き時間にお気に入りのフレーズをつぶやくだけでも、英語が徐々に体に染み込んできます。 語学学校でやるような堅苦しいものじゃなくて、まるで外国のドラマに出ているみたいな感覚で楽しみましょう。
ChatGPTを使ったパターン暗記
ChatGPTを使って「パターン暗記で英会話のロールプレイング」を練習するのは、ひとりでも手軽にできて本当に便利です。
まずは、日本語でもいいのでChatGPTにどんなシチュエーションで会話をしたいか教えてあげましょう。
ChatGPTに伝えるプロンプトはこんな感じになりますね。
例えば「レストランで友達と食事をするシーンの英会話ロールプレイングをしてほしい」と尋ねるといいです。するとChatGPTがその状況に合ったロールプレイングのスクリプトを作ってくれます。
ウェイターとの会話だったり、メニューの注文方法だったり、さまざまなパターンを提供してくれるので、とても楽しいです。
英語で練習を始める時は、こんな風に聞いてみるのがポイントです。
「Can you give me a simple role-play dialogue for beginners at a restaurant?(初心者向けの、レストランでのシンプルなロールプレイングの会話例を教えてもらえますか?)」といった具体的なお願いをすると、ChatGPTは練習しやすいロールプレイングの例を作ってくれます。
また、もし特定のフレーズや文型を練習したい場合は、直接それについて尋ねてみてください。「How can I use “Would you like … ?” in a conversation?(会話の中で “Would you like … ?” をどのように使えばいいですか?)」などと聞けば、その表現を使ったロールプレイング例を教えてくれることでしょう。
ChatGPTのすごいところは、たとえ間違いがあっても、優しく正しい英語に導いてくれることです。自分でフレーズや会話を作って、「Is this sentence correct?(この文は正しいですか?)」と尋ねてみるのもいい練習になります。
このようにChatGPTを活用することで、一人でも多様な英会話シチュエーションを想定したロールプレイングを楽しむことができますし、英語の習得もより効果的になります。
以上が英会話を効果的に上達させるパターン暗記のやり方です。友達と英語で何か遊んでいるような感じで、いつの間にか英会話が上手になっている…そんな勉強法です。ぜひお試しくださいね!