「First Day at Skeleton School」は、ハロウィーンにぴったりのユニークで楽しい英語絵本です。子どもたちは、骸骨や魔法使い、幽霊などが登場するスケルトン・スクールでの不思議な1日を楽しみながら、英語のフレーズや表現を自然に身につけることができます。この絵本を通して、お子さんと一緒に英語の世界を楽しんでみませんか?
ここでは「First Day at Skeleton School」の簡単なあらすじの他、文中に出てくる日常の英語表現、おすすめの読み聞かせ動画のご紹介や日本語訳などを掲載しています。
お話のあらすじ
物語は深い森の中にあるスケルトン・スクールが舞台です。登場するのは、不気味だけどどこか可愛らしいスケルトンたちや、幽霊、魔女、ビッグフットなどのモンスターたち。スケルトンたちは、ガタガタ音を立てながら浮遊したり、魔法の授業を受けたりして過ごします。集会ではウェアウルフのウォルターが遠吠えをし、図書館では魔女のウェンディがほうきから落ちてしまうなど、ユーモアあふれるエピソードが満載です。最後には「日が昇る前に帰りなさい!」と、スケルトンたちは夜の冒険を終えて学校を後にします。
英語学習のポイント
この絵本には、子どもたちが日常で使えるフレーズや英語表現がたくさん登場します。
例えば:
“Watch out for…”
意味:「〜に気をつけて」
例文:「Watch out for monster Mort!(モンスターのモートに気をつけて!)」
このフレーズは、危険を予告する際に使われます。子どもが日常生活で使えるシンプルな表現です。
“That’s enough for…”
意味:「〜はもう十分だ」
例文:「That’s enough mischief for tonight!(今夜のいたずらはもう十分!)」
何かをやめさせる時に使える便利な表現で、親が子どもに対して使う場面が多いフレーズです。
読み聞かせ動画のご紹介
日本語訳
Deep dark in this Dark Forest, lurking amongst the trees, there’s a creepy night-time school no humans ever see.
深い森の奥深く、木々の間に潜んでいるのは、人間が見たことのない不気味な夜の学校。
Listen, can you hear it? There’s a scary noise.
聞いて、聞こえますか?恐ろしい音がします。
“Welcome!” smiles Mr. Bones.
「ようこそ!」ボーンズ氏は微笑みます。
“Meet the spooky girls and boys.”
「不気味な女の子と男の子たちに会おう。」
Skeleton School!
スケルトン・スクール!
It’s their first day at Skeleton School. They rattle, fly, and float.
今日はスケルトン・スクールの初登校日。彼らはガタガタ音を立て、飛び、そして浮遊します。
Let’s go inside and look around. Watch out for monster Mort!
中に入って見てみましょう。モンスターのモートに気を付けて!
First is assembly.
最初は集会です。
“OWww! creepy song.
「うわぁ!気味の悪い歌だ。」
goes Walter Werewolf.
ウォルター・ウェアウルフが言います。
He loves to howl along.
彼は一緒に歌うのが大好きです。
But what do you learn at Skeleton School? Shall we go and see?
でも、スケルトン・スクールでは何を学ぶの?見に行きましょうか?
Along the secret passageway…
秘密の通路に沿って…
…to the haunted library.
…幽霊が出る図書館へ。
Wendy Witch is showing off – the silly nincompoop!
魔女のウェンディが見せびらかしている – バカな人!
Pussycat falls from her broom while doing the loop-de-loop!
ルーピングをしている間に、プッシーキャットがほうきから落ちてしまう!
No daredevil stunts
向こう見ずなスタントはなし
In dance class, little skeletons jingle-jingle to the beat.
ダンスの授業では、小さな骸骨たちがビートに合わせてチリンチリンと鳴らします。
Sonny Skeleton looks so cool when he bops his bony feet.
ソニー・スケルトンは骨ばった足で踊るととてもかっこよく見えます。
At lunchtime zombies cook and serve delicious things to eat: snake sausages, beetle burgers, and pizza with moldy meat.
ランチタイムにはゾンビがおいしい料理を作ってくれます。ヘビのソーセージ、カブトムシのハンバーガー、カビの生えた肉を使ったピザなど。
“We want zombies with chips!” they roar.
「チップス付きのゾンビが欲しい!」と彼らは叫びます。
“We don’t want to eat friends!
「友達は食べたくない!
Put Zack back on the floor!”
ザックを床に戻して!」
Yippee! Now it’s playtime.
イッピー!遊びの時間です。
Mr. Bone zooms down a slide.
ボーンズ氏は滑り台を勢いよく滑り降ります。
Bigfoot loves hide and seek, but he finds it hard to hide!
ビッグフットはかくれんぼが大好きですが、隠れるのが苦手です!
Over in Cobweb Corner…
クモの巣の隅っこでは…
Look! There’s Fred and Ted.
見て!フレッドとテッドがいます。
They’re playing a game of throw and catch with Frankie’s big green head.
彼らはフランキーの大きな緑色の頭を使ってキャッチボールをしています。
The ghosts learn how to float through walls while calling out.
幽霊たちは呼びかけながら壁をすり抜ける方法を学びます。
Oops!
おっと!
But Gary Ghost has a bump. He’s not sure what to
でも、ゲイリー・ゴーストはぶつかってしまいました。彼はどうしたらいいのか分かりません。
It’s lucky that the nice school nurse is an Egyptian Mummy, she got lots of bandages wrapped around her big old tummy.
親切な養護教諭がエジプトのミイラでよかった。彼女は大きなお腹にたくさんの包帯を巻いています。
Frankie’s in the sick room too – he’s feeling a bit grotty.
フランキーも保健室にいます。彼は少し気分が悪いです。
He’s in a funny muddle now between his head and botty.
彼は今、頭とお尻の間で面白いことになっています。
Wizard Wilfred waves his wand..
魔法使いのウィルフレッドが杖を振ります…
Crack! Bang! The cauldron flickers.
バキッ!バン!大釜がちらつきます。
Good grief! Now Mr. Bones has on…
なんてこった!ボーンズ氏が着ているのは…
…a pair of frilly knickers!
…フリルのついたニッカーです!
Skeleton School is over.
スケルトン・スクールは終わりです。
That’s enough mischief for tonight!
今夜のいたずらはもう十分!
“Be careful now”
「気を付けてね」
“Get home before daylight!”
「日の出前に家に帰りなさい!」
Listen, can you hear it?
聞いて、聞こえますか?
That’s a scary noise…
恐ろしい音がします…
on the way to the human school are little girls and boys!
人間の学校へ行く途中には、小さな女の子と男の子がいます!
See Skeleton School, and here’s everybody at Skeleton School. This is what it looks like.
スケルトン・スクールを見て、ここにスケルトン・スクールの全員がいます。これがその様子です。
The End.
おしまい。