子供が2歳くらいになってから幼児英語の教室へ通わせていました。
そこは、絵本読みやフラッシュカード、英文の暗唱や先生との簡単なやりとり
などが中心のものでした。
うちでもできそうなことですけど、幼稚園前のプレとして、
お行儀よく椅子に座われるようになってもらえれば、という感じで通っていました。
その教室では家庭での絵本の暗唱を推奨していたのですが、その際の注意として
そこの先生がこんなことを言っていました。
「英語の絵本などを読んで聴かせるとき、絵本の文字を指ささないであげてください」
英語の絵本読みに慣れてくると、ついやってしまうんです。
幼児の頃は、どこを読んでいるかはあまり重要じゃないってことです。
特に、暗唱に力を入れすぎてしまった時など、子供が読みに詰まると、「ここっ!」って。
そうやってしまうと、文字を覚えようと記憶に不利に働きます。
文字に頼ると、子供にとっては難しくなってしまうんです。
日本語も、耳から言葉を覚えて、その後自然に文字を読めるようになります。
教えられるからでなく、ある日子供は自分で気づくものです。
英語も同じように自分で発見できるようになったら、子供は読むことが楽しくて
どんどん本を読むようになるでしょう。
自然なのは、毎日CDで自然に流して、絵本を広げて読んであげているうち、
子供が自然と文字を目で追っていれば、いつのまにか子供の中で自分なりに
理解できるようになること。
子供のペースで気長に行きましょうね。