空を飛ぶかっこいい乗り物って、子どもたちにとってみれば永遠の憧れのような存在ですよね。我が家でも飛行機の玩具やアニメを見せると、目を輝かせて夢中になる姿をよく見かけます。そんな乗り物好きなお子さんにぴったりなのが、ディズニー映画『プレーンズ』の世界観を楽しめる英語絵本です。
ここではDusty Flies Highの簡単なあらすじの他、文中に出てくる日常の英語表現、おすすめの読み聞かせ動画のご紹介や日本語訳などを掲載しています。
絵本の基本情報
| タイトル | Dusty Flies High (Disney Planes) |
|---|---|
| 著者・イラスト | Disney Book Group / Pixar |
| 出版社 | RH/Disney |
| 対象年齢(目安) | 4〜6歳(Step into Reading Step 2) |
『Dusty Flies High』のあらすじ
農薬散布用の飛行機ダスティは、いつか世界最高峰のレースに出場することを夢見ていました。しかし、彼には「高所恐怖症」という大きな弱点があったのです。仲間の助けを借りながら予選に挑むダスティですが、本番ではライバルの嫌がらせや激しい嵐、悪天候による事故など、次々と困難が襲いかかります。ボロボロになりながらも仲間たちの温かい友情に支えられ、ダスティは自身の恐怖を乗り越えて大空へと飛び立ちます。
絵本で学ぶ英語学習のポイント
① 挑戦するときに使える「try out for」
スポーツの入団テストやオーディションを受けるときに頻出する表現ですね。「試す」という意味の try に「〜を求めて」を表す out for が組み合わさることで、「〜の選考会や予選を受ける」という意味になります。何か新しいことに挑戦する場面でとても役に立ちますよ。
- try out for ~ → ~の予選(オーディション)を受ける
- “Dusty tries out for the big race anyway.” → それでもダスティは大きなレースの予選に挑みます。
- “I want to try out for the soccer team.” → 私はサッカーチームの入団テストを受けたいです。
② 機会を逃さず「get back in」
一度離脱してしまったレースやゲーム、あるいは作業などに「戻る」「復帰する」というときに役立つイディオムとなります。アクシデントから立ち直って再スタートを切る前向きなニュアンスを含んでいます。日常会話でも「仕事に戻る」「勝負に戻る」といった場面で自然に使えますね。
- get back in ~ → ~に復帰する、〜に戻る
- “Dusty gets back in the race.” → ダスティはレースに戻ります。
- “Let’s get back in the game!” → さあ、試合(勝負)に戻りましょう!
③ 状況の変化を表す「get + 形容詞/過去分詞」
英語では「get + 形容詞」や「get + 過去分詞」を使うことで、状態が変化する様子を簡単に表現できます。絵本の中では、道に迷う(get lost)や、油が目に入るトラブル(get oil in eyes)など、予期せぬ状況に陥る場面で効果的に使われています。言い換えるなら「〜になる」という状態の変化を一言で伝えるコツのようなものですね。
- get lost → 道に迷う
- “Dusty gets lost over the ocean.” → ダスティは海の上で道に迷ってしまいます。
- “Don’t get lost in the crowded store.” → 混雑した店内で迷子にならないでね。
- get sick → 気分が悪くなる、体調を崩す
- “Flying high makes him feel sick.” → 高く飛ぶと彼は気分が悪くなってしまいます。
- “I get sick when I ride on a bus.” → 私はバスに乗ると気分が悪くなります。
読み聞かせ動画のご紹介
『Dusty Flies High』の日本語訳
He dreams of being a great racer!
Dusty’s friend Chug helps him from below.
彼は偉大なレーサーになることを夢見ています!
ダスティの友達のチャグは、地上から彼を助けます。
She tells Dusty, “You’re not meant to race.”
Dusty tries out for the big race anyway.
彼女はダスティに、「あなたはレース向きじゃないわ」と言います。
それでもダスティは大きなレースの予選に挑みます。
Zoom! He does well.
Dusty will fly in the Around the World race.
His friends are very proud of him.
ズーム!彼はうまく飛んでいます。
ダスティは世界一周レースで飛ぶことになります。
彼の友達はみんな、彼のことをとても誇りに思っています。
Dusty tries to fly high.
But flying high makes him feel sick.
Dusty flies low.
He almost hits an iceberg. BRRR!
ダスティは高く飛ぼうと試みます。
しかし、高く飛ぶと彼は気分が悪くなってしまいます。
ダスティは低空を飛びます。
もう少しで氷山にぶつかるところです。ブルブル!
He gets oil in his eyes.
He cannot see!
Dusty slows down.
He helps the plane land safely.
目の中にオイルが入ってしまったのです。
前が見えません!
ダスティはスピードを落とします。
彼はその飛行機が無事に着陸できるよう手助けします。
He takes it off and flies faster.
He is a fan favorite!
One plane is not a fan.
His name is Ripslinger.
He wants to be the only winner.
彼はそれを外して、より速く飛びます。
彼はファンから大人気です!
1機だけ、彼を気に入っていない飛行機がいます。
彼の名前はリップスリンガー。
自分だけが勝者になりたいと思っています。
Look out, Dusty!
Here comes a train!
気をつけて、ダスティ!
電車がやってきます!
He is soon in first place.
Ripslinger is mad.
彼は間もなく首位に立ちます。
リップスリンガーは怒っています。
Dusty gets lost over the ocean.
ダスティは海の上で道に迷ってしまいます。
The jets and pilots fix and refuel him.
Dusty gets back in the race.
He still flies low.
ジェット機やパイロットたちが彼を修理し、燃料を補給してくれます。
ダスティはレースに戻ります。
彼は相変わらず低空を飛びます。
He crashes into the ocean.
A helicopter pulls Dusty out of the water.
彼は海に墜落してしまいます。
ヘリコプターがダスティを水の中から引き揚げます。
But he is sad.
Dusty cannot finish the race.
His parts are broken.
Dottie cannot fix them.
しかし、彼は悲しんでいます。
ダスティはレースを完走することができません。
パーツが壊れてしまっているからです。
ドティにも修理することができません。
They share their parts with him.
Dottie fixes Dusty fast.
He is back in the race!
彼らは自分のパーツを彼に分けてくれます。
ドティはダスティを素早く修理します。
彼はレースに復帰しました!
He flies faster than ever.
Dusty passes Ripslinger.
Dusty wins the race!
彼はこれまで以上に速く飛びます。
ダスティはリップスリンガーを追い抜きます。
ダスティがレースに勝利します!
His dream has come true.
Dusty has become a great racer!
彼の夢が叶いました。
ダスティは偉大なレーサーになったのです!
まとめ
自分の弱点や恐怖に立ち向かうダスティの姿勢は、大人が読んでも胸が熱くなるものがありますね。乗り物が好きなお子さんなら、ストーリーに引き込まれながら自然と英語の表現を吸収できる素晴らしい絵本だと感じます。親子で一緒にページをめくりながら、ダスティの大冒険を応援してみてはいかがでしょうか。