Don't worry Bear

心配しないで、大丈夫!友情を育む幼児向け英語絵本『Don’t worry Bear』

「うちの子にも、そろそろ英語に触れさせてみたいな」なんて思うこと、ありますよね。

でも、どうやったら楽しく学べるんだろう? 嫌いになったらどうしよう…って、ちょっぴり心配になったり。

そんな時、肩の力を抜いて、親子の時間にそっと寄り添ってくれるのが、英語の絵本かもしれません。

 

今日は、読んでいるうちに心がぽかぽかしてくる、とっても可愛らしい幼児向け英語絵本『Don’t worry Bear』をご紹介したいと思います。

ここでは『Don’t worry Bear』の簡単なあらすじの他、文中に出てくる日常の英語表現、おすすめの読み聞かせ動画のご紹介や日本語訳などを掲載しています。

 

お話のあらすじ

ある日の午後、クマさんは小さな毛虫さんが何かを一所懸命作っているのを見つけます。

「何をしているの?」とクマさんが尋ねると、毛虫さんは「マユを作っているんだ。しばらくこの中にいるけど、また必ず会えるよ」と答えます。

 

でも、優しいクマさんは、マユの中にたった一人でいる毛虫さんのことが心配でたまりません。

暗い夜も、風の強い日も、雨の日も、寒い日も…クマさんは何度もマユの様子を見に行きます。

そのたびに毛虫さんは「心配しないで、クマさん。大丈夫だよ」と健気に答えるのです。

クマさんの心配をよそに、季節は過ぎていきます。

 

そして、ある日、クマさんがマユを見に行くと…なんと、マユは空っぽ!

「毛虫さんがいなくなっちゃった!」

クマさんの心配は、もう最高潮に!いったい毛虫さんはどこへ行ってしまったのでしょうか…?
そして、クマさんの前に現れたのは…?

 

このお話は、相手を思う優しさと、ちょっぴりの心配、そしてあたたかい友情が描かれています。

結末は、ぜひ絵本を読んで確かめてみてくださいね。きっと心が温かくなりますよ。

Don't Worry Bear

英語学習のポイント

この絵本は、シンプルな英語で書かれているので、英語に慣れていないパパさんママさんでも読み聞かせしやすいのが嬉しいポイントです。

いくつか、日常でも使えそうなフレーズをピックアップしてみました!

Don’t worry.

これをものすごくざっくりいうと、「心配しないで」という意味です。

絵本の中で何度も出てくる、このお話のキーワードとも言えるフレーズですね。日常会話でも、相手を安心させたい時によく使います。

例1: “Don’t worry about the spilled juice, accidents happen!” (ジュースこぼしちゃったの?心配しないで、そういうこともあるよ!)
例2: “You look a little pale. Don’t worry, I’ll take care of dinner tonight.” (なんだか顔色が悪いね。心配しないで、今夜の夕飯は私が作るよ。)

hard at work

これをものすごくざっくりいうと、「一生懸命に作業している」とか「仕事に精を出している」という意味です。毛虫さんがマユ作りに夢中になっている様子が伝わってきますね。

例1: “Look, the ants are hard at work carrying food.” (見て、アリさんたちが一生懸命ごはんを運んでいるよ。)
例2: “My little one is hard at work building a tall tower with blocks.” (うちの子、ブロックで高いタワーを作ろうと一生懸命だよ。)

こんな感じで、簡単なフレーズがたくさん出てくるので、親子で真似して使ってみるのも楽しいかもしれませんね。

読み聞かせ動画のご紹介

日本語訳

Late one afternoon, a little bear found a caterpillar hard at work.
ある午後遅く、小さいクマは、仕事に没頭ている毛虫を見つけた。

“What are you doing?” asked Bear.
「何をしているの?」クマはたずねた。

 

“I’m making a cocoon.” said caterpillar.
「私はマユを作っている」毛虫は言った。

“I’ll stay inside for a while.
「私はしばらく内部に滞在します。

But I promise you’ll see me again.”
しかし、私は、あなたが再び私に会うと約束します。」

 

That night, bear got worried.
その夜、クマは心配した。

He came to check the cocoon.
彼はマユを調べにやってきた。

Caterpillar said. “Don’t worry, Bear. I’m not afraid of the dark.”
毛虫は言った「心配しないで、クマさん。私は暗闇を恐れない。」

 

He came again on a windy day.
彼は風が強い日に再び来た。

Caterpillar said. “Don’t worry, Bear.
毛虫は言った「心配しないで、クマさん。

A little wind doesn’t bother me.”
ちょっとの風は私を悩ますことはない。」

 

He came when it rained.
彼は雨が降ったときに来た。

Caterpillar said, “Don’t worry, Bear.
毛虫は言った「心配しないで、クマさん。

I’m not sitting wet.”
私は、濡れた状態で座っていません」

 

He came when it got cold.
寒くなったとき、彼は来ました。

Caterpillar said,”Don’t worry, Bear.
毛虫は言った「心配しないで、クマさん。

I’m very warm and cozy.
私は非常に暖かくて、くつろいでいます。」

 

He brought Mouse to see the cocoon.
彼はネズミを連れてマユを見にきました。

Mouse said, “Don’t worry, Bear. I think caterpillar sleeping.”
マウスは言った「心配しないでクマさん。毛虫は寝てるんだと思います。

 

The little bear stopped worrying about Caterpillar.
コグマは毛虫ーについて心配しなくなりました。

Until
…まで

 

Bear found the cocoon empty.
クマは、マユが空であるとわかりました。

Then he started worrying all over again.
それから彼は再び心配し始めた。

 

While Bear was worrying.
クマが心配している間。

A beautiful silk moth fluttered by.
美しいカイコガが羽ばたく。

Bear said, “Caterpillar is gone.
クマは言った、「毛虫はなくなった。

I’m afraid I’ll never see him again.”
私は、彼に決してふたたび会わないのではないかと恐れています。」

 

Then the silk moth landed on Bear’s paw.
その後、カイコガはクマの足に着地した。

“Don’t worry, Bear.” he said.
「心配しないで、クマさん」彼は言った。

“I’m right here!”
「ここにいるよ!」

 

最後に:心配するより、信じること

さて、『Don’t worry Bear』、いかがでしたでしょうか。

クマさんの心配する気持ちって、すごくよく分かりますよね。大切な相手だからこそ、ついあれこれと気をもんでしまうものです。

それは、愛情の裏返しでもあるんですよね。

 

でも、この絵本は同時に、相手を信じて見守ることの大切さも教えてくれるような気がします。
毛虫さんがマユの中で静かに変化していくように、子どもたちも日々、私たちが見えないところで少しずつ成長しているのかもしれません。

それを信じて、どっしりと構えて待つことも、時には必要なのかもしれませんね。なんだか、子育てにも通じるものがあるような気がしませんか。

英語絵本も、あんまり難しく考えすぎずに、まずは「楽しい!」という気持ちを大切にしてみてください。

 

この『Don’t worry Bear』が、親子の温かいふれあいの時間と、英語の世界への小さな、でも素敵な一歩のきっかけになったら、僕もとっても嬉しいです。

子どもの持つ無限の可能性を信じて、優しい気持ちで見守っていきたいですね。



 

まだの人はもらっておきましょう🎁
無料DVDと絵本のセットプレゼント!
サンリオの乳幼児向け英語教材Sanrio English Masterの無料モニターキャンペーン!

詳細な「Sanrio English Master」の内容については、こちらの記事「サンリオ英語サンプル 無料体験で見極めるコツと効果」にもまとめてあります。