『Don't Let the Pigeon Drive the Bus!』

ハトに学ぶ英語の「おねだり」フレーズ集!『Don’t Let the Pigeon Drive the Bus!』で感情表現を学ぼう

「子供が自分の要求を英語でどう伝えればいいか、もっとバリエーションを教えたい」
「”Please” だけじゃない、生きた交渉の英語を知りたい」

そんな風に感じることはありませんか?

教科書では「May I…?」などの丁寧な表現を習いますが、実際の子供同士の会話や親子喧嘩(?)では、もっと感情的で、あの手この手を使った表現が飛び交います。

今回ご紹介する『Don’t Let the Pigeon Drive the Bus!(邦題:ハトにうんてんさせないで)』は、まさにそんな「生きたおねだり英語」の宝庫です。バスを運転したくてたまらない一羽のハトが、読者に向かってあらゆる手段で説得を試みるこの絵本。ハトの必死なセリフを通して、英語圏の子供たちが日常で使う感情表現や交渉術を楽しく学ぶことができます。

ここでは『Don’t Let the Pigeon Drive the Bus!』の簡単なあらすじの他、文中に出てくる日常の英語表現、おすすめの読み聞かせ動画のご紹介や日本語訳などを掲載しています。

絵本『Don’t Let the Pigeon Drive the Bus!』の基本情報

タイトルDon’t Let the Pigeon Drive the Bus!
(ハトにうんてんさせないで)
著者・イラストMo Willems (モー・ウィレムズ)
出版社Hyperion Books for Children
対象年齢(目安)2歳〜6歳

あらすじ

バスの運転手さんがちょっと休憩に出かけることになりました。そこで彼は、読者であるあなたに一つだけお願いをします。
「僕が戻るまで、バスを見ていてくれないか? それと、ハトには絶対にバスを運転させちゃダメだよ!」

運転手さんが去った直後、現れたのは一羽のハト。「ねえ、バスを運転してもいい?」と可愛く聞いてきますが、もちろん答えは「No」。

そこからハトの猛烈な交渉が始まります。「ちょっとだけ!」「親友になろう!」「5ドルあげるから!」…あの手この手で食い下がるハトに対し、読者はひたすら「ダメ!」と断り続ける、ユーモアたっぷりの参加型絵本です。

英語学習のポイント

交渉とかけひきのフレーズ「提案する」

ハトはただ「Please」と言うだけでなく、相手にメリットを提示したり、妥協案を出したりします。これらは日常会話でもよく使われる「交渉」の表現です。

  • “I tell you what; I’ll just steer.”
    (こうしよう。僕はハンドルを握るだけにするよ。)
    ※”I tell you what” は「じゃあ、こうしよう」と新しい提案をする時の決まり文句です。
  • “How ‘bout I give you five bucks?”
    (5ドルあげるってのはどう?)

相手を説得するための「根拠づけ」

「なぜ運転してもいいのか」を主張するために、他人の例を出したり、自分の正当性を訴えたりするフレーズも学べます。

  • “My cousin Herb drives a bus almost every day!”
    (いとこのハーブは、ほとんど毎日バスを運転してるんだぜ!)
  • “I bet your mom would let me.”
    (君のママなら、きっといいって言うよ。)
    ※”I bet…” は「きっと〜だ」と確信を持って言う時に使います。

感情を爆発させる表現

どうしても願いが叶わない時の、子供らしい不満や感情の爆発もリアルに描かれています。

  • “No fair!”
    (不公平だ!/ずるい!)
    ※子供がよく使う「ずるーい!」の定番表現です。
  • “I never get to do anything!”
    (僕はいつだって、何もさせてもらえないんだ!)
    ※”get to do” で「〜する機会がある/させてもらえる」という意味になります。

読み聞かせ動画

日本語訳(全文)

Hi! I’m the bus driver.
Listen, I’ve got to leave for a little while, so can you watch things for me until I get back?
Thanks. Oh, and remember:
“Don’t let the pigeon drive the bus!”

やあ! 僕はバスの運転手だよ。
あのね、ちょっとの間ここを離れなきゃいけないんだ。だから戻ってくるまで、様子を見ててくれるかな?
ありがとう。あ、それと、これだけは忘れないで。
「ハトにバスを運転させちゃダメだよ!」

I thought he’d never leave.

やっといなくなったよ。

Hey, can I drive the bus?

ねえ、僕がバスを運転してもいい?

Please?
I’ll be careful.

お願い。
気をつけるから。

I tell you what; I’ll just steer.
My cousin Herb drives a bus almost every day!

こうしよう。ハンドルを握るだけにするよ。
いとこのハーブは、ほとんど毎日バスを運転してるんだぜ!

True story.

本当の話だよ。

Vroom-vroom, vroomy vroom-vroom!
Pigeon at the wheel!

ブーン、ブーン、ブブブーン!
ハトがハンドルを握ってるぞ!

No?
I never get to do anything!

ダメ?
僕はいつだって、何もさせてもらえないんだ!

Hey, I’ve got an idea.
Let’s play “Drive the Bus.”!
I’ll go first!

ねえ、いいこと考えた。
「バスの運転手ごっこ」をしよう!
僕が先ね!

C’mon! Just once around the block!

お願い! 街区をたった一周するだけだから!

I’ll be your best friend!
How ‘bout I give you five bucks?
No fair!
I bet your mom would let me.

親友になってあげるから!
5ドルあげるってのはどう?
不公平だ!
君のママなら、きっといいって言うよ。

What’s the big deal?
It’s just a bus!!!
I have dreams, you know!
Fine.

何がそんなに問題なの?
たかがバスじゃないか!!!
僕にだって夢があるんだよ!
わかったよ。

Let me drive the bus!!!

バスを運転させてくれー!!!

I’m back!
You didn’t let the pigeon drive the bus, did you?
Great! Thanks a lot.

戻ったよ!
ハトにバスを運転させたりしなかったよね?
よかった! どうもありがとう。

Uh-oh!
Bye!

おっと!
バイバイ!

Hey…

ねえ……

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は、ユーモアたっぷりの英語絵本『Don’t Let the Pigeon Drive the Bus!』のおねだり英語フレーズと日本語訳をご紹介しました。

ハトの必死な説得は、大人から見ればクスッと笑えるものですが、子供たちにとっては「自分の気持ちを代弁してくれている」と感じる瞬間かもしれません。「No fair!(ずるい!)」や「I have dreams!(夢があるんだ!)」といった感情的な言葉も、絵本を通してなら楽しく英語で触れることができます。

ぜひお子様と一緒に、「No!」と断る役になりきって、ハトとの掛け合いを楽しんでみてください。英語でのコミュニケーションの幅が、きっと広がりますよ。



 

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