子供の通っている英語教室から嬉しいお知らせが届きました。
先日行われた英語コンクールで息子がグランプリを取ったようです。
コンクールは以前通っていた英語教室から3回目になりますが、
続けてきた取り組みが認められたようで嬉しいです。
課題の英語絵本に付属されている音声CDを毎日聴きこみながら、
聞き慣れてきた頃に読み上げ練習を進めていくといった家庭での取り組みです。
英語絵本の朗読は幼児の頃から通っていた英語教室の課題でした。
絵本を1冊翌週までに暗唱できるようにして教室で発表するというものです。
幼児期の頃は英語絵本と言っても1ページ1,2単語の簡単なものからでした。
先生のアドバイスに従い、おすすめの英語絵本シリーズを用意して1冊づつ暗唱していき、できたら次というふうに進めてきました。1年で50冊くらいは頑張っていたでしょうか。
小学2年の今ではページ半分が文字の絵本が読めるようにまでなってきました。目標は絵のない本ですが・・。
小さい頃の子供の能力って凄いもので、簡単なものだと絵本を見ないで2,3回付属の音声を聴きこんだら、次に絵本を見たときには、もう読み上げることができるようになるんです。
先生によると、記憶に残っている音声と英語の文字が無意識に繋がるようにするのがコツだとか。
暗唱できるようにすることで、
最初のうちは文字を補助的な状態にしておくことが良いのだそうです。
始めて目にする英単語にも対応できるフォニックスも重要だとは思いますが、
欧米の子供でもフォニックスの法則は小さいうちはあまり理解できていないと言います。
文字を読んで発音できるようになるのは長い目で見ておいたほうが良いかもしれません。
最初のうちは「聴いて・見て・真似る」ことだけに集中でした。
ネイティブ英語を真似る
英語を聴いたまま発音することは、子供にとってそんなに難しいことではないのですが、取り組みの際に発音で注意していたことが1つあります。
そこに重点を置いて朗読した結果が受賞につながったように思います。
それは、英語独特の「間」
これは、日本語とは全然違うのでちょくちょく矯正していました。
外国人が日本人の英語を聞き取れないのは、スペルの発音よりもリズムが違うからです。
簡単な喩えで言うと、I like ~ を 「タ・タ・タン」と言うよりは、「タ・タン」と言ったほうがより自然でネイティブっぽく聞こえます。 ア・イではなくアィですね。
子供のスピーキングを聞いていると、単語の発音は上手でも、この間の取り方はなぜか日本風になってしまっているのです。
本人はまったく同じように真似ているのに、不思議です。
日本語と同じような発声がそうさせてるのでしょうか。
海外に居た頃、日本人の英語は聞きづらいって話をよくネイティブから聞いていました。丁寧なんだけど、何を言いいたいのか理解しにくいことがあるそうです。TOEICで高得点をとっているような人の英語なのに・・・です。
日本人が聴いているとわかるのですが..
たぶん、間のとり方が合っていないことから来るものじゃないかな、と感じていました。
日常会話って軽く聞いていますからね。
お決まりのフレーズから外れると聞き逃してしまうのかもしれません。
いくら小さい子の聞き取り能力がすごくっても、日本語に馴染んてしまっている耳にはなかなか素直には聞き取ったまま発声することができないのかもしれません。
「それ、通じない、こんなふうに聞こえる・・」
とついついいつも子供にダメ出しすることがあります。
面白おかしく笑いながらですけど。