英検の一次試験もおわり、気になるのは合格レベルの解答ができているかどうかです。
英検準2級を受験した子供に感想を聞いてみると「模擬テストほどは・・でも、ライティングはだいたい書けた。」という返事。
だいたいですか・・・ちょっとあやしいですね。
試験翌日には英検HPに2017年第1回の解答速報が出るとのこと。
子供にはテストの時、解答欄とは別に問題欄にも回答をメモしておくようにと伝えてあったので正誤チェックを行ってみました。
英検-一次試験解答速報
準2級一次試験の問題数とCSEスコア
準2級の一次試験では筆記問題が37問。
新しく加わったライティングが1問。
リスニング問題が30問。
2016年度以降からCSEスコアが導入され、「一問1点の合計点が合格ラインより上・・」という判定方法ではなくなっています。
それに加え、英検準2級・3級に新しくライティングテストが加わったことにより配点ポイントが読みづらくなってしまいました。
英検HPによると、準2級のCSE満点スコアは1800。そのうち一次合格スコアは1322。(※過去の英検のテスト結果より算出-英検HPより)
3級では満点1650・一次合格スコアは1103となっています。
このうち、leading・writing・listeningに関係する問題により(たぶん)若干ポイントが変わってくるのかもしれません。
あとは、回ごとの問題の難しさにより合格基準のスコアが少し変動するのでしょうか?他のHPで過去スコアを見ると少し下の数字もありました。
英検HPではCSEの合否判定方法について次のようにあります。
スコアは各回の全答案採点後、統計的手法(Item Response Theory*)を用いてスコアを算出しているため、受験者の皆さまがご自身の正答数でスコアを算出することはできません。
なので、ここからさきはだいたいの目安になります。
各級の技能ごとの満点スコアは HPに出ていました。
1級:850点
準1級:750点
2級:650点
準2級:600点
3級:550点
4級:500点
5級:425点
ライティングテストの配点
準2級・3級ライティングテスト の配点はつぎのように書いてあります。
4つの観点とは、QUESTIONに答えているかどうか、矛盾がないか、理由に対する説明があるか、語彙は正しいかといったポイントで5段階評価されます。(詳しくは英検HP-ライティングテストの採点に関する観点および注意点)
英検準2級の場合、CSEスコア一次合否基準1322点の3分の1は約441点ですから、16点満点で換算すると12点となり5段階評価で4点平均くらいがだいたいの目安になると思います。
以前までと違うCSEスコア合否判定
以前の合否判定はすべての問題を1点とみなしてその合計が合格ラインよりも上にあれば合格でした。
CSEスコアになってからは、4技能のバランス重視なので、例えばライティングが極端に低得点だとかなり足を引っ張ってしまうことになるでしょう。
逆に自分の考えを述べるライティングがすごく得意で満点に近い点数をとれば、ほかの解答にもよゆうが出てくることになります。
ライティング問題はどのくらい書けていればどのくらい点数がもらえるのか、ちょっと未知数なので6月19日の合格発表までハラハラして待つことになります。
解答チェックでリーディング問題、リスニング問題が平均以上出ていればライティングに余裕は出てくると思いますが、2つが平均以下だった場合、ライティングの精度に合否がかかってくることになりそうです。
※ここで合格の基準となっている一次合格スコアは過去の英検のテスト結果より算出されたもの、とありますのであくまでも目安になります。