「When I am feeling jealous」は、子供たちが「嫉妬」という感情を理解し、上手く付き合っていくためのヒントを与えてくれる絵本です。この本を通して、お子さんと一緒に「嫉妬」について英語で話し合ってみるのはいかがでしょうか?
この記事では、「When I am feeling jealous」のあらすじの概要、本文中に登場する日常英語表現、おすすめの読み聞かせ動画の紹介、そして日本語訳などを掲載しています。
お話のあらすじ
主人公は、友達が新しいおもちゃを持っていたり、かけっこで負けてしまったり、他の人が自分より注目を集めていると感じると、緑色の不機嫌なモンスターのような気分になってしまいます。嫉妬の感情に包まれると、自分が持っていないものや苦手なことばかりに目が行き、落ち込んでしまいます。
しかし、主人公は自分の持ち物や得意なこと、例えばお気に入りのおもちゃやスケート、そして自分が思いやりのある優しい友達であることを思い出すことで、徐々に気持ちを落ち着かせていきます。さらに、家族や友達に自分の気持ちを打ち明けることで、周りの人たちが自分を愛してくれていることに気づき、安心感を得ます。
この絵本は、子供たちに嫉妬の感情を抱くことは自然なことだと教えてくれます。そして、その感情とどのように向き合い、乗り越えていけばいいのか、自己肯定感を高めるきっかけとなる一冊です。
英語学習のポイント
この絵本には、子供たちが日常生活で使うことができる、感情を表す簡単な英語表現がたくさん出てきます。
【 idioms and phrases 】
この絵本から、特に英語学習者にとって役立つ熟語やイディオムを2つピックアップして解説します。
“to feel like” :
~のように感じる、~のような気がする
例文1:When I’m feeling jealous, I feel like a big green grouchy monster.(嫉妬を感じると、まるで大きくて緑色の不機嫌なモンスターになった気分になる。)
例文2: I feel like eating ice cream. (アイスクリームが食べたい気分だ。)
解説: “feel like”は、自分の感情や感覚、欲求などを表すときに使える便利な表現です。後ろに名詞や動名詞(動詞のing形)を続けることで、様々な状況を表現することができます。
“to be good at” :~が得意である
例文1:I try to remember to appreciate the things I’m good at…like being good at skating…(得意なこと…スケートが得意なこととか…を大切にしようと思う。)
例文2:She is good at playing the piano.(彼女はピアノを弾くのが得意です。)
解説: “be good at”は、自分の得意なことや、他人の才能を表現するときに使えます。”at”の後ろには、名詞や動名詞を置きます。
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読み聞かせ動画のご紹介
この動画では、ネイティブスピーカーによる読み聞かせを聞くことができます。抑揚や感情の込め方など、参考にしながらお子さんと一緒に楽しんでみてください。
日本語訳
When I’m feeling jealous,
嫉妬を感じると、
I feel like a big green grouchy monster.
まるで大きくて緑色の不機嫌なモンスターになった気分になる。
I see the things others have and want to have them all to myself.
他の人が持っているものを見て、全部自分のものにしたくなる。
When I’m feeling jealous, I feel like Mom and Dad love my little brother more than they love me.
嫉妬を感じると、ママとパパが僕よりも弟のことを愛しているように感じる。
Feeling jealous can sometimes make me do silly things to try and get someone to notice me.
嫉妬すると、誰かに気づいてもらおうとして、ばかげたことをしてしまうことがある。
Some things just make me so jealous… like when someone has a new toy that I want…
いくつか嫉妬してしまうことがある…例えば、誰かが私が欲しい新しいおもちゃを持っているとき…
or when someone beats me in a running race (and comes first!)…
または、誰かがかけっこで私に勝って(そして1位になったとき)…
or when someone is getting more attention than I am.
または、誰かが私よりも注目されているとき。
Feeling jealous makes me think about all the things I don’t have – and all the things I’m not very good at.
嫉妬すると、持っていないものや、得意ではないことばかり考えてしまう。
This doesn’t make me feel very good, so…
これでは気分が良くないので…
When I’m feeling jealous
嫉妬を感じるときは
I try to remember to appreciate the things I do have
持っているものに感謝するようにしている。
and the things I’m good at…
そして、得意なこと…
like my favorite toys…
お気に入りのおもちゃとか…
and being good at skating…
スケートが得意なこととか…
and knowing that I’m a really kind and caring friend.
そして、自分は本当に優しくて思いやりのある友達だと知っていること。
Talking about why I’m feeling jealous makes me realize that my friends and family love me for just being me!
なぜ嫉妬しているのかを話すことで、友達や家族が私をそのまま愛してくれていることに気づくんだ!
Jealousy is when it seems like others have a lot more (or can do a kut more)I can.
嫉妬とは、他の人が自分よりもずっと多くを持っている(またはもっと多くのことができる)ように見えること。
Sometimes they do, sometimes they don’t…
そう見えるときもあるし、そうでないときもある…
and sometimes those same people may be jealous of me!
そして、時にはその同じ人たちが私に嫉妬しているかもしれない!