冬におすすめ!『The Gruffalo’s Child』で楽しむ雪の冒険と英語のリズム【日本語訳付】

冬におすすめ!『The Gruffalo’s Child』で楽しむ雪の冒険と英語のリズム【日本語訳付】

寒い冬の日は、温かい部屋で子供と一緒に絵本を開くのが至福の時間ですよね。でも、「英語の絵本を読んであげたいけれど、どれを選べばいいかわからない」「冬らしい季節感のあるお話はないかな?」と迷ってしまうことはありませんか?

そんな親御さんにぜひおすすめしたいのが、世界中で愛される名作『The Gruffalo』の続編、『The Gruffalo’s Child』です。

雪が降り積もる深く暗い森を舞台に、グラファロの娘が小さな冒険に出かけるこの物語は、冬の読み聞かせにぴったり。ジュリア・ドナルドソンの心地よい英語のリズムと、アクセル・シェフラーの魅力的なイラストが、親子の冬の時間をより特別なものにしてくれますよ。

ここでは『The Gruffalo’s Child』の簡単なあらすじの他、文中に出てくる日常の英語表現、おすすめの読み聞かせ動画のご紹介や日本語訳などを掲載しています。

絵本『The Gruffalo’s Child』の基本情報

タイトルThe Gruffalo’s Child
著者・イラストJulia Donaldson / Axel Scheffler
出版社Puffin Books
対象年齢(目安)3歳〜7歳

あらすじ

ある雪の降る夜、グラファロの娘は退屈していました。

「深く暗い森には絶対に入ってはいけないよ。そこには『大きくて悪いネズミ』がいるからね」とパパのグラファロに言われていたにもかかわらず、好奇心旺盛な娘はこっそりと洞穴を抜け出してしまいます。

雪の中に残された足跡をたどりながら、ヘビ、フクロウ、キツネに出会いますが、彼らはみんな「大きくて悪いネズミ」ではありません。やっぱりそんなネズミはいないのかも……そう思った矢先、小さなネズミが現れて、「僕の友達を紹介するよ」と言います。

果たして、グラファロの娘が見たものとは?賢いネズミの機転と、親子の愛を感じる心温まる結末が待っています。

英語学習のポイント

英語のリズム(ライミング)を楽しむ

前作同様、この絵本の一番の魅力は、リズミカルな韻を踏んだ文章(ライミング)です。例えば、”strong”と”long”、”fire”と”wire”のように、文末の音が揃っていることで、読んでいてとても心地よく、自然と英語の音が耳に残ります。声に出して読むことで、英語特有のリズム感を養うことができます。

  • The Big Bad Mouse is terribly strong,

    大きくて悪いネズミは、ものすごく力が強く、

  • And his scaly tail is terribly long.

    鱗のあるしっぽは、ものすごく長い。

冬や動物に関する単語を覚える

物語の舞台は雪の森。”snow”(雪)、”wind”(風)、”trail”(跡)、”footprints”(足跡)といった冬に関連する単語や、”snake”(ヘビ)、”owl”(フクロウ※作中ではcreatureとして描写)、”fox”(キツネ※作中ではcreatureとして描写)、”mouse”(ネズミ)などの動物の名前がたくさん登場します。イラストを見ながら単語を指さして確認するのもおすすめです。

形容詞の使い方を学ぶ

グラファロの娘が想像する「大きくて悪いネズミ」の特徴を表す形容詞や、実際の動物たちの様子を表す表現が豊富です。”terribly
big”(ものすごく大きい)、”scaly tail”(鱗のあるしっぽ)、”fiery eyes”(燃えるような目)など、生き生きとした描写を通して、色々な形容詞の使い方に触れることができます。

読み聞かせ動画

日本語訳(全文)

The Gruffalo said that no Gruffalo should ever set foot in the deep dark wood.

グラファロは、どんなグラファロも深く暗い森に足を踏み入れてはならないと言いました。

“Why not? Why not?”

「どうして? どうして?」

“Because if you do, the Big Bad Mouse will be after you.

「なぜなら、もし入ったりすれば、大きくて悪いネズミがおまえを追いかけてくるからだ。

I met him once,” said the Gruffalo.

わしも一度会ったことがある」とグラファロは言いました。

“I met him a long, long time ago.”

「ずっと、ずっと昔に会ったのだ」

“What does he look like? Tell us, Dad. Is he terribly big and terribly bad?”

「どんな姿をしているの?
教えて、お父さん。そのネズミは、ものすごく大きくて、ものすごく悪いの?」

“I can’t quite remember,” the Gruffalo said.

「よく思い出せんのだ」とグラファロは言いました。

Then he thought for a minute and scratched his head.

それから彼は少しの間考え、頭をかきました。

“The Big Bad Mouse is terribly strong,

「大きくて悪いネズミは、ものすごく力が強く、

And his scaly tail is terribly long.

鱗のあるしっぽは、ものすごく長い。

His eyes are like pools of terrible fire,

その目は恐ろしい火の池のようで、

And his long whiskers are tougher than wire.”

長いひげは針金よりも硬いのだ」

One snowy night when the Gruffalo snored,

雪の降る夜、グラファロがいびきをかいているとき、

The Gruffalo’s child was feeling bored.

グラファロの娘は退屈していました。

The Gruffalo’s child was feeling brave,

グラファロの娘は勇気がわいてきたので、

So she tiptoed out of the Gruffalo cave.

グラファロの洞穴から抜き足差し足で外に出ました。

The snow fell fast and the wind blew wild.

雪は激しく降り、風は荒れ狂っていました。

Into the wood went the Gruffalo’s child.

グラファロの娘は森の中へと入っていきました。

Aha! Oho! A trail in the snow!

あはっ! おほっ! 雪の上に跡がある!

Who is this trail and where does it go?

これは誰の跡で、どこへ続いているのかしら?

A tail poked out of the log pile house.

丸太の山の家から、しっぽが突き出ていました。

Could this be the tail of the Big Bad Mouse?

これが、あの大きくて悪いネズミのしっぽかしら?

Out slid the creature.

その生き物がするりと出てきました。

His eyes were small

目は小さく、

And he didn’t have whisker – no, none at all.

ひげもありませんでした。いいえ、一本もありません。

“You’re not the mouse.”

「あなたはあのネズミじゃないわ」

“Not I,” said the snake.

「私じゃないよ」とヘビが言いました。

“He’s down by the lake – eating Gruffalo cake.”

「彼は湖のそばにいるよ。グラファロ・ケーキを食べているところさ」

The snow fell fast and the wind blew wild.

雪は激しく降り、風は荒れ狂っていました。

“I’m not scared,” said the Gruffalo’s child.

「怖くないわ」とグラファロの娘は言いました。

Aha! Oho!, Marks in the snow!

あはっ! おほっ! 雪の上に印がある!

Who are these claw marks, where do they go?

この爪跡は誰のもので、どこへ続いているの?

Two eyes gleamed out of the treetop house.

木の上の家から、二つの目が光っていました。

Could these be the eyes of the Big Bad Mouse?

これが、あの大きくて悪いネズミの目かしら?

Down flew the creature.

その生き物が飛び降りてきました。

His tail was short

しっぽは短く、

And he didn’t have whiskers of any sort.

どんな種類のひげも生えていませんでした。

“You’re not the mouse.”

「あなたはあのネズミじゃないわ」

“Toowhoo, not I.

「ホーホー、私じゃない。

But he’s somewhere nearby, eating Gruffalo pie.”

でも彼はこの近くにいるよ、グラファロ・パイを食べているんだ」

The snow fell fast and the wind blew wild.

雪は激しく降り、風は荒れ狂っていました。

“I’m not scared,” said the Gruffalo’s child.

「怖くないわ」とグラファロの娘は言いました。

Aha! Oho! A track in the snow!

あはっ! おほっ! 雪の上に足跡がある!

Who is this track and where does it go?”

これは誰の足跡で、どこへ続いているのかしら?」

Whiskers at last and an underground house!

ついにひげを発見、それに地下の家も!

Could this be the home of the Big Bad Mouse?

ここが、あの大きくて悪いネズミの家かしら?

Out slunk the creature.

その生き物がこっそり出てきました。

His eyes weren’t fiery.

目は燃えるようではありませんでした。

His tail wasn’t scaly. His whiskers weren’t wiry.

しっぽに鱗はなく、ひげも針金のようではありませんでした。

“You’re not the mouse.”

「あなたはあのネズミじゃないわ」

“Oh no, not me. He’s under a tree -drinking Gruffalo tea.”

「いやいや、僕じゃない。彼は木の下でグラファロ・ティーを飲んでいるよ」

“It’s all a trick,” said the Gruffalo’s Child

「全部でたらめだわ」とグラファロの娘は、

As she sat on a stump where the snow laid piled.

雪が積もった切り株に座りながら言いました。

“I don’t believe in the Big Bad Mouse…

「大きくて悪いネズミなんて信じないわ……

But here comes a little one out of his house!

あら、家からちっちゃな子が出てきた!

Not big, not bad, but a mouse at the least –

大きくも悪くもないけれど、少なくともネズミね。

You’ll taste good as a midnight feast.”

真夜中のごちそうとして、美味しくいただいちゃおう」

“Wait! said the mouse, “Before you eat,

「待って!」とネズミが言いました。「食べる前に、

There’s a friend of mine that you ought to meet.

君が会っておくべき僕の友達がいるんだ。

If you’ll let me hop onto a hazel twig,

もし僕をハシバミの小枝に飛び乗らせてくれたら、

I’ll beckon my friend so bad and big.”

その大きくて悪い友達を呼んであげるよ」

The Gruffalo’s child unclenched her fist.

グラファロの娘は握りしめていた手を開きました。

“The Big Bad Mouse – so he does exist!”

「大きくて悪いネズミ、やっぱり本当にいるのね!」

The mouse hopped into the hazel tree.

ネズミはハシバミの木に飛び乗りました。

He beckoned then said, “Just wait and see.”

彼は手招きして言いました。「まあ、見ててごらん」

Out came the moon.

月が出てきました。

It was bright and round.

明るくて丸い月でした。

A terrible shadow fell onto the ground.

恐ろしい影が地面に落ちました。

Who is this creature so big, bad, and strong?

こんなに大きく、悪く、強そうな生き物は誰?

His tail and his whiskers are terribly long.

しっぽもひげも、ものすごく長い。

His ears are enormous, an over his shoulder

耳は巨大で、肩の上には

He carries a nut as big as a boulder!

岩のように大きな木の実を担いでいる!

“The Big Bad Mouse!” yelled the Gruffalo’s child.

「大きくて悪いネズミだわ!」とグラファロの娘は叫びました。

The mouse jumped down from the twig and smiled.

ネズミは小枝から飛び降りて、にっこり笑いました。

Aha! Oho! Prints in the snow.

あはっ! おほっ! 雪の上に足跡。

Whose are these footprints?

これは誰の足跡?

Where do they go?

どこへ続いているの?

The footprints led to the Gruffalo cave,

足跡はグラファロの洞穴へと続いていました。

Where the Gruffalo’s child was a bit less brave.

そこでは、グラファロの娘は少しだけ勇気がなくなっていました。

The Gruffalo’s child was a bit less bored…

グラファロの娘は、少しだけ退屈ではなくなりました……

And the Gruffalo snored and snored and snored.

そしてグラファロは、グーグー、グーグーといびきをかき続けていました。

まとめ

『The Gruffalo’s Child』は、冬の日の読み聞かせにぴったりの、ドキドキとユーモアが詰まった絵本です。雪に残された足跡(prints in the snow)をたどるミステリー仕立ての展開や、賢いネズミの機転、そして最後はパパのそばで安心して眠る娘の姿に、子供たちもきっと夢中になるはずです。美しい雪景色のイラストと、ジュリア・ドナルドソンの軽快な英語のリズムを楽しみながら、ぜひ親子で冬の特別なひとときを過ごしてくださいね。



 

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