スカイプを使ったオンライン英会話で「ビジネスシーンに活かせる英語力を身につけたい!」新年早々そんな思いを胸にビジネスコースのあるオンライン英会話スクールを比較してみました。
オンライン英会話スクールは日常英会話や試験対策といった一般的なレッスンの他にもビジネスに特化した様々なレッスンコースを用意しているところがあります。
ビジネスシーンといっても、今回私が求めたレッスンは交渉とかプレゼンなどのスピーチや、セールスレターを書いたりといった難しいものではありません。どちらかと言うとビジネスを円滑に行うためのコミュニケーション術を鍛えてみたいというもの。例えば、ちょっとした一言で場を和ませたり、出会った人たちと一緒に夢を描いて語り合うというような、そういった英語力を身につけたいな~という思いがありました。
そんなざっくりとした動機でビジネスコースのあるオンライン英会話スクールをチェックしてみましたが、今回比較したのはビジネス英会話コースで有名なBizmates(ビズメイツ)と職業別のある産経オンライン英会話、そしてネイティブ講師専門のMainichi Eikaiwaです。
簡単な3社の特徴こちらです。
Bizmates(ビズメイツ)
講師:フィリピン人が中心
教材:オリジナル+有料のビデオレッスンあり
レベル:各レベルが5ステップに分かれ、1ステップ上がるのに20レッスンを受講
特徴:リーダーシップやコミュニケーションスキルを鍛えてくれるカリキュラムが充実
料金プラン | チケット |
毎日25分プラン12,000円(税込) 毎日50分プラン18,000円(税込) | なし |
Bizmates(ビズメイツ)はビジネス向けに特化した英会話スクールで、受講生専用の管理画面から細かなフィードバックを得られたり動画を使ったレッスンなどオンラインレッスン以外にも手厚いコンテンツが魅力です。
一般の英会話に比べて料金はお高めですが、学習プランに沿ったカリキュラムと自発的に学べる動画コンテンツでビジネス英語のスキルを身につけられます。毎日みっちり英語に触れていたい方や比較的時間に余裕のある方はおススメだと思います。
ただ、講師はフィリピン人が中心で毎回予約制となっているため、お気に入りの先生が人気の場合はなかなか予約が取れないといったことも考えられそうです。
産経オンライン英会話
講師:フィリピン人が中心
教材:音声付きのオリジナルテキスト
レベル:初級・初中級・中級・中上級
特徴:職業別英会話
料金プラン | チケット |
毎日25分プラン5,537円(税抜)/1日1回 毎日50分プラン9,074円(税抜)/1日2回 週末毎日50分プラン 5,537円(税抜)/1日2回(金~日曜日のみ) | あり |
産経オンライン英会話は一般的な英会話コースの他にビジネスコースがあり、毎日のレッスン以外にも週末だけのプランを選べるなど料金面でお手頃感のあるスクールです。
ここのビジネスコースの特徴は中学初級程度の「ビジネス初級」から「初中級」「中級」「中上級」など細かなレッスン分けがされていて自分に合った英語力からスタートできること。その他に職業別英会話が学べる事もあげられます。
「小売店」「レストラン」「タクシー」など接客に必要な英会話のレッスンコースが用意されていたり、それぞれに音声付きのテキストもあるので授業時間外に聞き流して覚えておくことで先生とロールプレイ、といった想定練習が行えそうです。
この産経オンラインの「職業別英会話」コースは接客英語を身につけたい方にとっては即戦力となるでしょう。ただし、職業はいくつか限定されていました。もしそれ以外の職種を希望の場合は体験レッスンなどを使ってリクエスト可能かどうか確認してみると良いかもしれません。
このスクールも講師はフィリピン人が中心で毎回予約制となっています。
Mainichi eikaiwa
Mainichi Eikaiwaのオンラインビジネス英会話コース
講師:ネイティブ(アメリカ,イギリス,カナダ,その他)
教材:オリジナル
レベル:初級から専門コースまで
特徴:担任制 個人のペースに合わせた柔軟な指導
料金プラン | チケット |
週1回50分レッスン12,000円(税込) 月8回月額:18,080円(税込) 週2回25分レッスン12,000円(税込) | あり |
Mainichi eikaiwaはビジネス英会話コースと並び一般の英会話、旅行英会話の3つのコースが用意されています。講師は担任制で予約の必要はなく、アメリカ人、イギリス人、カナダ人、オーストラリア人などのネイティブ講師によるマンツーマンレッスンを受けることができます。
一般英会話スクールで見かけるネイティブ講師によるマンツーマンに比べるとかなりリーズナブルな受講料ですが、上のオンラインスクールに比べると少し割高感があります。できることなら英語を母国語としたネイティブの先生に教わりたいけど、1回あたりのコストが気になる・・という方はマイオーンペース(ポイント制)の料金プランをチェックするといいでしょう。
例えば、月額プランで25分のレッスン単価1,500円の場合、ポイント購入だと980円にコストダウンできます。事前にまとめて購入する必要がありますが、他のスクールに比べてポイント使用の自由度が高いので、レッスン時間を固定できない方やお休み前に1日1回以上の集中レッスンを行いたい方などは使い勝手の良いコースとなります。また有効期限が12か月と長く、他のスクールのように翌月失効という心配がないのも魅力です。
体験レッスンを受けてみて
比較した3社とも無料の体験レッスンが用意されています。システムの使い勝手、予約の仕方、レッスンの流れなど気になる方は気軽に無料体験を受けてみることをお勧めします。
実際、私もネイティブ講師を取り揃えているMainichi eikaiwaの担任講師がどのように決められていくのか気になったので無料体験を利用させてもらうことにしました。
Mainichi eikaiwaの体験レッスンでは希望の時間帯を第3希望までと、講師の国籍や日本語が話せるの有無、性別などをリクエストすることができます。講師一覧から気になる講師の稼働時間が見られるので先にチェックしてからリクエストするとマッチしやすいかもしれません。
体験レッスンで行う内容はこちらがある程度決められるので自由度の高い内容で進められると思います。私の場合、人と知り合う場面では必ず出てくる自己紹介を中心に初対面での会話を想定してリクエストしました。
スカイプを立ち上げると、時間ピッタリに先生からのコールです。
「今日の体験レッスンでは自己紹介のリクエストもあるので自身のことをいっぱい話してくださいね」
そんな先生の言葉を受けて、フリートークに近い形でレッスンは始まりました。
自分の名前から始まり、年齢や仕事、家族の事、住んでいるところなど・・だいたい事前に準備していた内容を話していくのですが、その都度「その仕事はどういうもの?」「最近家族にいいことあった?」「その近くに以前行ったことがある」といった会話になるんです。
実際の初対面の会話って、確かににそうですよねぇ。
自分の事を話したり、相手の事を聞きながらお互いの共通点を見つけていくことで親しくなれる・・みたいなことありますよね。
そんな感じで想定していた問答から、かなり広がりのある会話を体験し、まだまだボキャブラリーが足りないなーと実感してしまいました。でも、久しぶりの英会話とっても楽しかったです。
今回お話しさせて頂いたのはハワイ生まれで長らくホテルなどの観光業をされていた、いわば接客のプロの方。言いたいことを汲み取ってくれて、「こういうことを言いたいのかな?」と、素早くテキストを送り返してくれました。
さすが、こちらの言葉を引き出すのも上手で私のつたない英語でもじっくり受け止めてくれる良い先生でした。
みなさんもぜひ一度、気になる体験レッスンを受けてみてスクール選びの参考にしてみてください。いい先生に出会うと一気に英語が楽しくなりますよ。