小学生の間に習っていた「算数」は中学に入ると「数学」へとアップグレードします。 小学生の算数でも中学受験に出てくるような問題を見ていると、レベル高いなーといつも感心してしまうのですが、算数と数学の大きな違いと言えば記号がやたら増えることじゃないでしょうか。
中1になると、序盤からこの記号の概念を学んで学習を進めていくことになります。なので、この大事なところでコケてしまうとこのあとの数学がとっても苦手な科目になってしまいます。
小学校からガラッと変わった環境で学び始めるわけですから、ボーっとしていると大事な部分を聞き逃すこともあるかもしれません。
そういう私もたしか中1の頃はそうでした。
√(ルート)や数字の右上に小さい数字(乗数)が何やら良くわかっていませんでしたし、あの屋根みたいなものが数字に乗っかっているのを見て「これは何だ?」と思った記憶があります。
それはさておき
子供向けのTED-edを見ていると、もうすぐ中学へ上がる息子に見せるのにちょうど良いものを見つけました。「Where do math symbols come from? 」数学記号はどこから来たの?というタイトルの動画。
TED-edの動画は全編英語ですがこちらは日本語翻訳も入っていました。数学に使われる英語を同時に耳に入れながら数学記号の持つ便利な部分を学びとれる内容となっています。
=(イコール)の始まりや、昔は横棒のイコールが縦に使われたこともあるといったエピソードを交えながら、数学に使われる記号の起源とその便利な使われ方がコンパクトにまとめられています。
新しく始まる数学の授業で新しい記号に出会った時に「難しいなぁ」と感じるか「便利なもの」と感じるか・・ それだけでも、その後の学習が大きく変わってくるかもしれませんね。
またTED-edには他にも学生向けの勉強になるコンテンツがたくさんアップされています。 全て英語で機械翻訳しかないものもありますが言葉の垣根を越えて学ぶ姿勢を身につけるにはとっても良い教材になりそうです。