ノーベル平和賞を受賞した17歳のマララ・ユスフザイと言えば、以前ニューヨークの国連本部で有名な演説演説を行ったパキスタンの少女です。
当時、16歳になったばかりのマララさんの演説をYouTubeで視聴して感動しました。日本のニュースでも取り上げられ当時話題となりました。
マララさんのスピーチの中で一番印象に残っている一説です。
One child, one teacher, one book and one pen can change the world. Education is the only solution. Education first.
1人の子ども,1人の教師,1冊の本,1本のペンが世界を変えるのです。教育だけがたった一つの解決策です。
スピーチは解りやすい英語で、堂々としていてとっても感動的です。
テロリストに襲われ頭に銃弾を受けながらも、「銃弾では沈黙しません」とマララさんはスピーチの中で言ってます。「彼らは教育を恐れています」だから女子教育や子供たちの権利を訴え続けることが平和へ繋がると、世界各国のリーダーたちを前に要求しています。
マララさんの16歳の誕生日の演説です。
ノーベル平和賞受賞 マララ・ユスフザイ 国連での名演説日本語字幕
日本語訳-マララさん タリバン銃撃乗り越え国連演説全文-huffingtonpost
全文-Malala Yousafzai’s Speech To UN (FULL-TEXT)
マララ・ユスフザイさんのお父さんは学校の校長先生で地域の中でも教育の恵まれている家庭に育っています。パキスタン北部のペシャワールの上辺りのスワート渓谷と呼ばれる地域で、私も以前その辺りを訪れたことがあります。当時、私の訪れたチトラル周辺の学校へは様々な民族衣装をまとった子供たちが男女を問わず大勢集まって勉強していました。
深い山岳地帯で、渓谷ごとに集落が点在している美しい景色の広がる場所でした。日本人の思うような豊かさはありませんが、この地域の自然は日本人が羨むほど素晴らしい場所です。当時はタリバーンもそれほど凶悪に見られていなかったのでテロリストと言うような印象はありませんでしたが一部の凶悪なものがすべてを変えてしまったのかもしれません。
世界にはこのような人々が居るのだということを日本の子供たちも知っておく必要があります。