英語の文章やちょっとした会話などでも頻繁に登場する英単語にhaveとgotがあります。今回、そのふたつの用例を子供にもわかりやすくまとめた動画を見つけました。
このhaveとgotは日本の検定とかテストだと「持つ」「得る」のような簡単なところから覚えて、クラスが上になるにしたがって別の用法が加わる流れで学習していくことが多いと思います。
日本語の意味をひとつに固定させて覚えてしまうとやっかいな単語ですね。
英語圏の絵本を見ていると、幼児向けの簡単な絵本でさえ、いろいろな場面でhaveやgotのある文がよく出てきて、小さい頃から使い慣れている感があります。
絵本や物語などを読んでいて日本語に直す時、haveなら「持つ」だったり「飼う」や「飲む」「食べる」「座る」などなど、gotでは「受け取る」「買う」「到着する」といった場面でよく使われます。対訳で見ると、その時々で訳され方が変化しているので少々とっつきにくい感じはしますが、これを覚えるには用例や使われる場面を繰り返し見てイメージをつかめるようにしておくのが一番な気がします。
haveのコア
haveのコアイメージは、weblioによると、「所有・経験空間に何かを持つ。具体物だけでなく考え・時間・問題・関心などのほか行為・出来事も含む。」とあります。
手に持てないものや形のない時間的なものも含まれているので簡単に「持つ」とするだけではなかなかフィットしません。
定義すると少々難しい解説になってしまいますが、どんな場面で使われているのか例を見るとわかりやすいと思います。
こちらのEnglish Speaking Practiceでは、haveを使った用例とその受け答えの会話スキットがわかりやすくまとめられていました。
イラストと英会話だけで日本語はありませんが、返事がユニークなのでセットで聞いているとなんとなく意味が伝わってきます。後半はスピーキングの練習も行えます。
gotのコア
gotのコアイメージは、手に入れる。
モノでも知識でも状況でも、それによって、「買う」だったり「貰う」、「わかる」、「到着する」とういような訳され方をします。
おもな場面の用例はこちらが参考になると思います。
どちらの単語も一度用法を覚えておくと英語を日本語の意味に理解するのは難しくないと思いますが、日本語を英語にして話したいとき「ある」や「座る」、「買う」や「到着する」など、状況に応じて「have」や「got」ですらすら話せるようになるには普段から英語の読み物を読んだりニュースやスピーチなどを聞いたりして耳や目にしみ込ませておく必要がありそうですね。