NHK Eテレの英会話番組「エイエイGO!」第26回は「whプラスを使いこなせ!」でした。
5W1Hを使った簡単な疑問文ですが、日本人にありがちな語順の間違いを紹介しながら正しい質問文を学習する内容です。
Whの疑問文
What color do you like?
「あなたは何色が好きですか? 」という疑問文です。
陣内孝則さんや一般のインタビューでは・・
What do you like color?
と、語順を間違えて答えていました。
番組では講師の高山先生が、
「What colorの部分を一つの塊としてとらえるとわかりやすい」
と解説されていました。
ここでは、何色という単語ですね。
先ほどの質問、日本語の語順を英語の並び順に変えてみるとこうなります。
何色が + あなたは + 好き?
What color +(do)+ you + like?
like等の一般動詞の疑問文を作る時は( )の中へDoを引っ張り出す・・以前番組でも言っていました。
エイエイgo!では、お助けマンDoと表現していますね。
youの部分がheやsheに変わるとdoも変化することについては、またそのうちにやるかもしれませんね。
種類についてたずねる
何色などと聞くwh表現のほかにも、種類を聞きたい時に使う表現もあります。What kind of ~ がひとかたまりですね。
どんなジャンルの本が好きですか?
What kind of books do you like?
どんなジャンルの音楽が好きですか?
What kind of music do you like?
そのほかのWh語
Wh語にはそのほかにも下の様な種類があります。中学校では5W1Hと学習しました。
what | 何が 何を |
when | いつ |
where | どこで |
why | なぜ どのように |
who | 誰が |
how | (どのような)状態 (どれくらい)程度 |
whenやwhere,whyなども、what color~ のようにその後にくっつくお決まり語をピックアップしてみて耳に馴染ませておくのも良いかもしれません。
How+の疑問文
あなたは何歳ですか?
この質問は、どれくらいの年齢ということを聞きたいわけですから
How old are you?
この本はいくらですか?
これも この本はどれくらいの値段かを尋ねたいわけですから
How much is this boos?
あなたは何冊本を持っていますか?
どれぐらいの本ということを聞きたいわけですから
How many books do you have?
howの場合もひとかたまりにすると覚えやすいということです。
muchとmany
muchとmanyの使い分けについて、
muchは数えられないモノ、manyは数えられるものと覚えるとカンタンそうです。
mach 数えられない名詞
水、ミルク、お金など(one moneyとは言わない)
many 数えることができる名詞
本、犬、車など
さいごに
日本語で好きな色を聞くときには、
「何色が好き」 と 「どの色が好き?」
「好きな色はなに?」
などと、いろいろ聞き方があります。
どれでも同じような意味になるので、英語に変えるとき、
what do you like color?
と、こんな語順を思いついてしまうんでしょうね。
英語絵本や英文リーディングで子供とたくさん英文にふれていると、上の様なセンテンスやdoが抜けているとか、does heなのに do heは変だよな、といった具合に耳に違和感を感じやすくなります。
以前通っていた七田教室の先生も、「意味がわからなくても英文にふれ続けていると、間違った英語を聞いたとき違和感を感じられるようになる」と話していました。
たくさん英語を聞いたり読んで、耳や目に馴染ませることがほんとうは一番の近道なのかなと思います。