英検4級を受験する子供とテストの傾向をチェックしました。
英検サイトを見ると4級レベルは中学校中級程度、つまり中学2年生くらいの範囲になります。
「簡単な英語を理解することができ、それを使って表現することが求められる」とありますが、単語数は1300語レベルで中学3年間で習う単語1200語より若干多くなります。
ただ、マークシート形式なのでスペルを記入する必要がなく、英単語を見て日本語の意味がわかることが重要となってきます。
配点は、筆記35点 リスニング30点、二次面接試験はありません。
合計、65点中合格ラインは6割程度のようです。これははっきりした数字ではないので7割以上を目安にしたほうがよいかもしれません。
問題の傾向
設問の流れと配点です。
筆記
問1 穴埋めの4択問題 15問
問2 会話文の穴埋め問題 5問
問3 単語の並び替え問題 5問
問4 文章から情報を読み取る問題 2問
メールなどから情報を読み取る問題 3問
長文から情報を読み取る問題 5問
リスニング
英文は2回放送されます。
問1 絵を参考にしながら対話と応答を聞き、もっとも適切なもの選ぶ 3択・10問
問2 対話と質問を聞き、その答えとして最も適切なものを選ぶ 10問
問3 英文と質問を聞き、その答えとして最も適切なものを選ぶ 10問
4級の過去問
英検のホームページに過去3回分の過去問が公開されています。
問題はpdfで閲覧可能、リスニング音源も聞くことができます。
効果的な勉強法
5級より単語数も格段に増えていますから、単語力の強化が大切になってきます。
といっても、英語を見て日本語の意味がわかる程度でよいのでまだ少し楽かもしれません。
フラッシュカードなどを使ってくりかえしチェックしたり、クイズで確認したりしながら楽しんで覚えていけるとそんなに難しくはないと思います。
英単語のフラッシュをタブレットやパソコンで行えるアプリについてはこちらに解説しています。