幼児・小学校の低学年向けの異文化道徳をテーマとした英語番組「えいごでがんこちゃん」がスタートします。
放送はEテレ10月9日午前9時10分より。
午前9時からはがんこちゃんの新シリーズ「新・ざわざわ森のがんこちゃん」も同時スタート。
「ざわざわ森のがんこちゃん」は小学校の道徳の授業で教材に利用されることもあり、Eテレでは20年近くの歴史がある子供向け番組です。
2年半ぶりの新シリーズでは前半10分「新・ざわざわ森のがんこちゃん」を放送後、スピンオフとして「えいごでがんこちゃん」が5分放送されます。
Eテレ 毎週金曜日 午前9時
「新・ざわざわ森のがんこちゃん」
同 午前9時10分より
「えいごでがんこちゃん」
10月の放送に先立ち、夏休みには「えいごでがんこちゃん」の先行放送が行われていたようです。
NHK for Schoolの先生向け放送リストでは先日放送された2シーンが本放送に先立って公開されています。
◇第1回 あの子はだあれ?
ふしぎな言葉を話すペンギンのリアンがざわざわ森にやってくるお話し。
◇第2回 ダンス、だいすき!
リアン君はかっぱのラッパーの友達でした。出会いの物語など。
番組のテーマは異文化コミニケーション
「えいごでがんこちゃん」の内容は、いままでの英語学習番組とは少し異なり、言葉の違うお友達とのふれあいがテーマになっているようです。
番組のねらい より
人の話を「聞くこと」が、コミュニケーションの原点であって、人とのつながりをもつための第一歩になります。今、国際化する社会の中で、異文化コミュニケーション力やグローバリゼーション力が求められています。これらの力の根幹には、異質なものに出会ったときに、“No.”と言ってそれを排除するのではなく、違いを認めて、違いを楽しめる心をもつことが必要です。
今までの英語教育は、意味を辞書に求めすぎていたように思いますね。
身近に外国人が増えてコミニケーションが今より必要になったとき「大切ななにか」を教えてくれる番組になりそうです。