こんにちは!今日は、お子さんと一緒に英語絵本を音読するってどういうことなんだろう?というテーマで、ある本について書いてみようと思います。
「ただ読む」から「気持ちを込めて読む」へ
お子さんに英語絵本を読み聞かせている方って多いと思うんです。でも、「もっと子ども自身が声に出して読んでくれたらいいのにな」って思ったことありませんか?
今回ご紹介したい「こえにだしてよむ英語絵本」という本には、そんな願いを叶えるためのヒントがたくさん詰まっているんです。「リードアラウド学習法」っていう、ちょっと耳慣れない言葉が出てくるんですけど、これをものすごくざっくりいうと、**「英語絵本を、子ども自身が、声に出して豊かな表現で読む」**こと、らしいんですね。
たしかに、子どもと一緒に英語の暗唱練習をしていると、「早く言わなきゃ!」って焦って、感情が全然こもってないなあって思うこと、よくあります。自己紹介とかでも、自分の言葉みたいに感情を込めて話すのって、大人でも結構難しいですよね。
ただ単に英語を耳に入れるだけじゃなくて、そこに感情が乗っかると、聞いている方も「お、なんかいい感じ」ってなりますし、話している本人も「こんな気持ちで話してるんだな」って、より深く英語を理解できるんじゃないかなって思います。特に英語の絵本って、普段の会話に近い言葉が多いので、抑揚をつけて読むことで、後々「使える英語」が身につく気がするんです。
この本では、そんな「リードアラウド」について、著者の先生が今まで指導してきた経験をもとに、どういう考え方で、どうやって実践していけばいいのかを丁寧に教えてくれます。著者のブログに「面白い読み方をする」っていう言葉があるんですけど、これってすごく共感できるんです。
私が子どもの頃から絵本の読み聞かせをする時に意識していたのが、まさに「面白い読み方」でした。やっぱり、子どもを惹きつけるにはこれがいちばん効くんですよね。とにかく話に引き込んでしまえば、知らない間に英語の単語が頭にスッと入ってくるんです。「なんとなくこんなことを言っているんだろうな」って、感情と語彙が自然と繋がっていく感じですね。これって、日本語の絵本を読み聞かせするのと、実は同じ感覚なんじゃないかなって思います。
次に読む一冊が見つかる!おすすめ絵本100選
そして、この本のもう一つの大きな魅力は、おすすめの英語絵本がなんと100冊も紹介されているところです!入門レベルから初級、中級、上級と、レベル別にずらっと並んでいるので、「次にどの絵本を読ませようかな?」って迷った時に、すごく参考になります。
絵本のあらすじはもちろん、音読のポイントや、ちょっと難しい単語の意味なんかも丁寧に書かれているので、「この絵本を読んだら、こんな力がつくのかな」って具体的にイメージできるのがいいですね。
お子さんに絵本の読み聞かせをしているお母さんや、これから英語教育を始めようかなと考えている方にとって、この本は本当に良いガイドブックになるんじゃないでしょうか。
「子どもに英語の絵本をただ読み聞かせるだけじゃなくて、自分でも声に出して読んでほしいな」って思っている方には、きっと新しい発見と、実践へのモチベーションを与えてくれる一冊だと思いますよ。