今日は子供の英語学習でとっても大切な「Tricky Words(トリッキーワード)」についてお話しします。
フォニックスだけでは読めない単語があるって知っていましたか?それがTricky Wordsなんです!
ここでは、そんなクセのあるトリッキーな英単語についての解説や、子供のうちに覚えておきたいTricky Wordsを31個ご紹介しています。
Tricky Wordsって何?
Tricky Wordsは、フォニックスのルールだけでは読めない特別な単語たちのことなんです。
普通の英単語はフォニックスを使って読めることが多いんですが、Tricky Wordsはちょっと違う読み方になります。だから子供たちも気をつけて覚える必要があります。
例えば、「cat」はフォニックスのルールで「キャット」って読めますよね。
では、「said」という単語を見てみましょう。フォニックスだと「セイド」と読んでしまいそうですが、Tricky Wordsなので「セッド」と読むんです。
「読み方」と「書き方」がずれているので「トリッキー(ひっかけ)」って呼ばれているんですね。
なんでトリッキーワードを覚える必要があるの?
トリッキーワードって、なんでフォニックスのルールに従ってないの?って思いますよね。
でも、トリッキーワードって実は、めちゃくちゃ使用頻度の高い単語が多いんです。
つまり、トリッキーワードを覚えておくと、英文を読むのも、リスニングするのも、スピーキングするのもずっと楽になります!
テストで点数を上げるためだけじゃなく、もっと自由に英語を使いたいなら、トリッキーワードは早いうちから押さえておきたい英単語なんです。
子供が覚えるべきTricky Words31選
子供たちが覚えるべきTricky Wordsをいくつか紹介しますね!基本的な初級、少し難しい単語の中レベル、難易度が高い高レベルに分けてあります。下段にはそれぞれの正しい発音が聴けるフラッシュカードも用意していますので、文字と発音の練習ができますよ!
初レベル(基本的な単語)
- was – 見た目は「ワス」だけど、「ウォズ」って読むんです。
- said – 「セイド」じゃなくて「セッド」です。
- come – 「コーム」じゃなくて「カム」なんです。
- some – これも「ソーム」じゃなくて「サム」です。
- they – 「セイ」じゃなくて「ゼイ」なんです。
- one – 「オネ」じゃなくて「ワン」
- two – 「トゥウォ」じゃなくて「トゥー」
- does – 「ドエス」じゃなくて「ダズ」
- where – 「ホエレ」じゃなくて「ウェア」
- who – 「ホウ」じゃなくて「フー」
中レベル(少し難しい単語)
- friend – 「フリーンド」じゃなくて「フレンド」
- laugh – 「ラウグ」じゃなくて「ラフ」
- could – 「コウルド」じゃなくて「クッド」
- would – 「ウォウルド」じゃなくて「ウッド」
- should – 「ショウルド」じゃなくて「シュッド」
- eye – 「エイエ」じゃなくて「アイ」
- people – 「ペオプレ」じゃなくて「ピープル」
- busy – 「ブシー」じゃなくて「ビジー」
- their – 「テイレ」じゃなくて「ゼア」
- said – 「セイド」じゃなくて「セッド」
- says – 「セイズ」じゃなくて「セズ」
高レベル(難易度が高い単語)
- beautiful – 「ベアウティフル」じゃなくて「ビューティフル」
- island – 「イスランド」じゃなくて「アイランド」
- answer – 「アンスウェル」じゃなくて「アンサー」
- eight – 「エイグト」じゃなくて「エイト」
- young – 「ヨング」じゃなくて「ヤング」
- choir – 「チョイアー」じゃなくて「クワイア」
- rhythm – 「リズム」ズッと同じですが、スペルがかなり変わっています。
- enough – 「エノウグ」じゃなくて「イナフ」
- tough – 「タオウグ」じゃなくて「タフ」
- through – 「スルウグ」じゃなくて「スルー」
面白いですね!これらの単語、子供たちもよく使うものばかりなんです。だからこそ、早めに覚えちゃいましょう!
音声付きフラッシュカード
ここでは、上記でご紹介した31個のTricky Wordsを、フラッシュカード形式の発音付きで確認することができます。
※音声はボリュームにご注意ください。
子供でも楽しく覚えられる!Tricky Wordsの学習方法
Tricky Wordsを覚えるのに、子供でも楽しめるコツがあるんです。
- 目で見て覚える:フォニックスだけじゃダメな単語だから、よく見て覚えるのが大切なんです。子供向けのカラフルなフラッシュカードを使うのもいいですね。
- 文章の中で使ってみる:単語だけじゃなくて、文章の中で使ってみるのも効果的です。例えば「I was happy.(私は嬉しかった)」って使ってみるの。絵本の中から見つけるのも良いですね!
- 体を使って覚える:空中に単語を書いてみたり、砂に書いてみたり。子供たちは体を動かしながら覚えるのが得意ですよ。
- 歌にしてみる:子供が大好きな歌にTricky Wordsを入れて歌ってみるのも、覚えやすくなります。YouTubeで「tricky words song」と検索するとたくさん見つけることができますよ!
- ゲームにする:友達や家族と一緒に、Tricky Wordsを使ったゲームを作ってみるのも面白いかも。子供たちは遊びながら学ぶのが大好きです。
まとめ:フォニックスだけじゃない!Tricky Wordsを楽しく覚えよう
Tricky Wordはフォニックスだけでは読めない特別な単語です。でも、子供たちが毎日使う大切な単語でもあります。少しずつ、楽しみながら覚えていけば英語の世界がもっと広がります。こちらでご紹介した以外にも見つけてみるのも楽しそうですね。
フォニックスルールについてはこちらにもまとめてあります。
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