子供が英語に興味を持ち始めると、お父さん、お母さんにも英語についていろいろ話しかけてくるようになると思います。
通っている英語教室で学んだことや、新しく習った単語、会話の受け答えなど、うちでも子供に向かって「今日はどうだった?」とたずねてみると嬉しそうに話してくれます。
学び終わったすぐ後は、親子で話し合うチャンスらしいですね。
学習した内容をすぐにアウトプットすることで記憶の定着につながるそうです。
さらに、習った内容から広がりのある会話でボキャブラリーを豊かにすることもできます。
そんな英語勉強中の親子のネタ帳になりそうな本が、こちらの「世界一わかりやすい英単語の授業」です。
世界一わかりやすい英単語の授業
著者の関 正生 先生は、分かりやすい授業が人気でカリスマ英語講師として知られ、講座はいつも満席と言われている予備校の有名講師です。
受験サプリのCMも有名ですね。過去記事でも英語の講座動画を紹介しています。
→勉強サプリで人気講師 関先生の英語授業をお試し受講
今回ご紹介するのは、その先生の英単語の授業を本にしたものです。
英単語を効率よく覚える方法として、「今ある知識を利用して単語を覚えると効果的」と、いくつもの例をあげて解説されています。
例えば、「語源から覚える」では短い言葉の中に込められている意味から関連語を紹介しています。
gl ・・「キラッと光るもの」
glass「ガラス」
gloss「光沢」
glory「栄光」
glacler「氷河」
グラッときたら、光るものとして覚えればよさそうです。
他にglから始まるものはどんなものがあるのか調べてみたくなります。
fore・・「前へ」
forward「前方の」
foretell「予言する」
foresee「予知する」
forecast「予想する」
「前もって」「言う」で予言、「前もって」「見る」で予知、「前もって」「投げかける」で予想(予報)。
連想ゲームみたいでなかなか楽しめます。
こうやって覚えると忘れにくいかもしれません。
「美容やファッションから覚える英単語」の中には、英語になると広くポピュラーに使われている英語もあります。
パーマからきているpermanent・・永久的な
エクステからきているextension・・拡大する
トリートメントはtreatment・・治療
モイスト成分はmoist・・湿った
この本ではこんな風に英単語を刻んだり関連づける方法をいろいろ学ぶことができます。
センス良く英単語を覚えるコツが身に付く本です。
関先生が教える「世界一わかりやすい英語の授業」はDVD化もされていました。
YouTubeに公開されていたプロモーションビデオです。