こんにちは。
小学生向けの英語アプリ、本当にたくさんあって迷いますよね。
意を決してスマホに入れてみたものの、三日後にはすっかり開かれなくなってしまって、親子で「……今日、やった?」なんて、気まずい会話が始まることも。
英語は積み重ねが大事。それは頭では分かっていても、毎日の“始めの一歩”が、どうにも重たく感じてしまうんですよね。
そんな、つい後回しにしがちな「やる気」のスイッチを、ゲームの力でそっと押してくれる。
今日ご紹介する英語学習アプリ「モチタン」は、まさにそんなコンセプトで生まれたアプリなんです。
この記事では、「モチタン」の口コミや評判は本当なのか、そして、実際に小学生にとって効果があるのかを、僕自身の視点でやさしく整理してみたいと思います。
どうぞ、肩の力を抜いて、楽な気持ちで読んでみてください。
先にざっくり結論です
- モチタンは「短い単位で達成感がこまめに返ってくる仕組み」が好みのお子さんと、とても相性が良いと感じます。「続けること」そのものを最優先にしたいご家庭には、かなり向いています。
- 一方で、英検合格など、点数に直結する目標がすぐそこまで迫っている場合は、モチタンで基礎体力をつけつつ、問題演習に特化したアプリと組み合わせるほうが安心かもしれません。
- まずは無料体験などで1〜2週間だけ、お子さんの反応を軽く見てから本格的に導入するか決めるのが、失敗しにくい一番の近道です。
ここからは、なぜ僕がそう感じたのかを、順番にお話ししていきますね。
「一番良いアプリ」って、なんだろう?
そう聞かれると、つい「有名なアプリ」とか「機能が豊富なもの」って思い浮かべちゃいますよね。でも、本当にそうでしょうか。
「せっかくなら一番良いものを」と願うのが親心ですが、あまりに選択肢が多いと、「一体どれが本当にこの子に合うんだろう…」と、かえって途方に暮れてしまうことはありませんか?
世の中には、「有名なアプリなら安心」「機能が豊富なものが良い」といった、もっともらしいアドバイスがたくさんあります。それも一つの真実かもしれません。
ですが、レビューで星の数がどんなに多くても、それがあなたのお子さんの「楽しい!」「また明日もやりたい!」という気持ちに直結するとは限らないんですよね。大人が思う「良さ」と、子どもが心から感じる「楽しさ」は、時として少しだけズレていることがありますから。
どんなに栄養満点の食事でも、お子さんが「おいしい」と感じてくれなければ、なかなか食べてはくれないのと同じです。
だからこそ、一度立ち止まって、「うちの子が、毎日楽しく続けられるか?」というシンプルな視点を、何よりも大切にしてみる。
それが、遠回りのように見えて、実は一番の近道なのかもしれません。
モチタンを試す前に。保護者が気になる「3つのポイント」
実際にモチタンがどんなアプリかを見ていく前に、多くの保護者の方が同じように気になるであろうポイントを、先に3つだけ整理してみたいと思います。
きっと「あ、うちもそうだ」と感じることが、一つはあるはずです。
- ポイント1【楽しさと勉強のバランス】
「ゲームみたいに夢中になってくれるのは嬉しいな。でも、勉強からそれてしまわないか、ちょっぴり心配…。かといって、教科書みたいだと、すぐに飽きちゃうだろうし…。」 - ポイント2【料金と機能のバランス】
「できれば無料で済ませたいのが正直なところ。でも、広告で子どもの集中が途切れたり、大事な機能が使えなかったりするのも、やっぱり困るなぁ…。」 - ポイント3【親の見守りと手間】
「子どもの勉強の様子は、ちゃんと見てあげたい。でも、家事や仕事もある中で、毎日ずっと隣に座っているのは、現実的にはむずかしい…。」
こんなふうに、様々な間で揺れ動いてしまうのは、お子さんのことを真剣に考えているからこそ。どれも、とても自然で、大切な気持ちだと思います。
完璧な答えを一つだけ見つけようとすると、なんだか息が詰まってしまいますよね。
それよりも、ご家庭の生活リズムに合う「ちょうど良い落としどころ」を、一緒に探していくような感覚でいるほうが、きっと親子ともに楽ですし、長続きします。
たたんだ洗濯物が、少しだけ曲がっていても気にしない日があるように。「今日はざっくりでOK!」と自分を許してあげる、あの感覚で大丈夫なんです。
【画像で解説】モチタンの始め方はとっても簡単!5分で完了する初期設定
では、実際にアプリを使い始める時の流れを、実際の画面と一緒に見ていきましょう。
最初に全部設定できるので、後から「あれはどうやるんだっけ?」と迷子になりにくいのが親切だと感じました。
▼まずはこちらの「はじめる」ボタンからスタートです。
▼次に、英語を学ぶ目的や、どのコースに挑戦するかを選びます。
「学校の成績アップ」や「英検®」など、小学生にも身近な目標が用意されているのが良いですね。
▼そして、ここが面白いポイントです。「1日に何分がんばるか」を決められるのですが、「5分(カジュアル)」を選ぶと「これなら、3週間で平均1級レベルUP!」というように、具体的な目標達成の目安を教えてくれるんです。
これなら、お子さんも「そのくらいなら、やってみようかな」と、前向きな気持ちになりやすいと思いませんか?
▼「いつやるか決めてる人は継続力が4.3倍になるよ」なんて言われたら、思わず設定したくなりますよね(笑)。歯磨きの後や、夜寝る前など、生活のついでにできる時間をリマインダー設定できます。
▼最後に自分の分身になるキャラクターを選んだら、準備は完了です。とっても簡単です。
学習モードは2種類!実際の画面はこんな感じです
さて、準備が整ったらいよいよ学習スタートです。
モチタンには、大きく分けて「対戦モード」と「冒険モード」の2つがあるようですね。
お子さんがどちらにハマるか、想像しながら見てみてください。
▼下の画面は「対戦モード」。オンラインで他のプレイヤーと単語のスピード勝負をするようです。ゲーム感覚で、覚えた単語をパッと答える瞬発力が鍛えられそうですね。競争が好きな子にはたまらないかもしれません。
▼そしてこちらが「冒険モード」。イラストや音声を使って、一つひとつの単語をじっくり自分のものにしていくスタイルです。音声を聞いて正しいイラストを選んだり、空欄にスペルを入力したり。これなら、自分のペースで着実に進められます。
▼ただ、画像にもあるように文字入力(タイピング)も出てくるようなので、スマホの操作に慣れていない低学年のお子さんだと、最初は少し戸惑う可能性はあります。親御さんが隣で少しだけフォローしてあげると、スムーズに始められそうですね。
口コミから見えてくる「得意なこと」と「少し苦手なこと」
実際のアプリ画面を見た後だと、よく見かける口コミにも納得感が出てきます。
- 得意なこと(良い声)としては、「短いステップで達成感があるから自分から開く」「対戦が楽しい」という感想が目立ちます。やはり、ゲーム感覚でサクサク進められる設計は、多くの子に刺さりやすいようです。
- 少し苦手なこと(気になる声)としては、「これだけで学校の勉強を完璧にするのは難しいかも」「文字入力があるので低学年には少し早い部分も」というニュアンスも見かけます。期待値を調整しておくことは大切ですね。
迷ったときは、「続けやすさ」と「学習目的への近道かどうか」を分けて考えると、気持ちが楽になりますよ。
これは、自転車と自動車の使い分けに似ているかもしれません。
近所の公園まで気軽にお散歩するなら、サッと乗れる自転車が一番ですよね。でも、家族で少し遠くの大きなテーマパークへ行くなら、やっぱり自動車が頼りになります。
どちらの乗り物が優れている、という話ではなく、「どこへ行きたいか」という目的によって、最適な道具が変わるだけ。英語アプリ選びも、それとまったく同じなんです。
続ける仕組みを家庭内に作る、小さなコツ
アプリの機能だけに頼らず、ご家庭でもちょっとした工夫をすると、さらに継続しやすくなりますよ。
- 目標はうんと低く設定する: まずは「1日5分×平日3日」だけやってみる、など、絶対にクリアできる目標から始めます。大事なのは成功体験です。
- 合図を決める: 「歯みがきの後に1ステージ」のように、毎日の生活の動作とセットにすると、習慣化しやすくなります。
- 声かけは具体的に短く: 「英語やりなさい」ではなく、「今日の対戦、1回だけやってみない?」のように、行動のハードルを下げる言葉を選んでみてください。
もし、お子さんの反応がイマイチでも、落ち込まないでくださいね。
やる気がないのではなく、ただ、そのやり方が合わなかっただけ。作戦を変えればいいだけの話です。
よくある質問に先回りで答えます
ここでは、多くの保護者の方が気になるであろう点を、先回りしてQ&A形式で答えておきますね。