英語教材CDをMP3にして楽しく聴く方法

英語教材などのリスニングCDをmp3にしてスマホやタブレットで聴く方法

英語教材のCD、せっかく買ったのに、あまり聴かなくなってしまうことはありませんか。

CDをセットして、聞きたいトラックを探して、終わったらまた入れ替えて……。大人なら何でもない操作でも、子どもだけで使うとなると、ちょっと面倒なんですよね。

わが家では以前、少し古いiPadを子どもの英語の聞き流し用に使っていました。

CDの音声をMP3にしておけば、何枚ものCDを入れ替える必要がありません。教材を一覧から選んだり、複数の音声を続けて再生したりできるのが便利でした。

この記事を書いた当時はGoogle Play Musicを利用していましたが、このサービスは2020年に終了しています。

そこで今回は、Windows 11で実際にCDを取り込み直し、現在使える方法を確認しました。

CDをMP3に変換して再生するところまでは実機で確認済み。 iPhone・iPadへの転送については、Apple公式の手順を参考に紹介します。

英語教材CDをMP3にすると、こんなに便利

MP3は、音声を比較的小さなファイルにして保存できる形式です。

CDから取り込んだ音声をパソコンに保存しておけば、スマホやタブレットでも扱いやすくなります。

子どもの英語教材なら、特に便利なのが次の3点です。

  • CDを毎回セットしなくてよい
  • レッスンや教材ごとに音声を整理できる
  • お気に入りの歌や会話を続けて再生できる

以前、わが家ではiPadを使って、少ない操作ですぐに英語の音声を流せるようにしていました。

一度準備してしまえば、あとは子どもが自分で聞きたいものを選べる。CDプレーヤーの操作を教えるより、こちらのほうが楽でした。

今回は、この便利さを今の環境でも使えるようにしていきます。

Windows 11でCDをMP3に取り込む方法

まずはWindowsパソコンを使って、英語教材のCDをMP3ファイルに変換します。

今回使ったのは、Windows 11の新しい「メディア プレーヤー」です。

以前からある「Windows Media Player 従来版」とは別のアプリで、CDの取り込みにも対応しています。

スタートメニューで見つからない場合は、Microsoft Storeで「Windows メディア プレーヤー」を探してみてください。

1.CDを入れてメディア プレーヤーを開く

パソコンに音声CDをセットして、「メディア プレーヤー」を起動します。

CDドライブがないパソコンでは、外付けのCD/DVDドライブなどが必要です。

左側に「オーディオ CD」が表示されたら選択します。すると、CDに収録されているトラックの一覧が表示されます。

今回使った教材CDは全52トラック。曲名は「トラック1」「トラック2」という表示でしたが、問題なく読み込めました。

メディアプレイヤーでCDを取り込んだ一覧画像

2.取り込み形式をMP3に設定する

CDの画面にあるメニューから「取り込みの設定」を開きます。

形式の一覧から「MP3」を選択してください。

メディアプレイヤーでCDを取り込んだ一覧画像
メディア プレーヤーでCD取り込み形式をMP3に設定

AAC・WMA・FLACなども選べますが、今回は対応する機器やアプリが多く、扱いやすいMP3にしておきます。

次に、音質を設定します。

音質は「ビットレート」と呼ばれる数値で選びます。数字を大きくすると一般に音質はよくなりますが、ファイルサイズも大きくなります。

  • 128kbps:会話や朗読中心で、容量を節約したい場合
  • 192kbps:英語教材全般に使いやすいバランス型
  • 256kbps:英語の歌や音楽も含む教材向け
  • 320kbps:容量より音質を優先したい場合

迷ったら192〜256kbpsあたりが使いやすいと思います。今回の検証では256kbpsを選びました。

P3のビットレート選択画面

設定ができたら「保存」をクリックします。

3.CDを取り込んで保存先を確認する

CDのトラック一覧に戻ったら、取り込みたい曲を選択して「取り込み」をクリックします。

最初は1曲だけ試してみるのもおすすめです。

取り込みが終わったら、Windowsのエクスプローラーで保存先を確認しましょう。保存先はプレーヤーの設定によって異なりますが、「ミュージック」フォルダーが確認先のひとつです。

今回、従来版のWindows Media Playerでも取り込みを試したところ、曲情報が取得できず、次のようなフォルダーに保存されました。

ミュージック → アーティスト情報なし → アルバム情報なし → 01 トラック1

曲情報が取得できなかった場合の保存先

教材CDでは、曲名やアーティスト名が自動で取得できないことがあります。

「トラック1」などの名前で保存されていても、音声が正しく取り込まれていれば問題ありません。あとから教材名やレッスン番号がわかるように整理しておくと便利です。

最後にMP3ファイルを開いて、音声が正常に再生できるか確認しましょう。

今回の検証では、新しいメディア プレーヤーで取り込んだMP3も問題なく再生できました。

iPhone・iPadにMP3を入れて聴く方法

CDからMP3を作ったら、次はiPhoneやiPadに入れる作業です。

Windowsから音楽を転送する場合、現在は主に次の2つのアプリを使います。

  • Apple Musicアプリ:パソコンに保存したMP3を音楽ライブラリへ登録する
  • Appleデバイスアプリ:登録した音楽をiPhoneやiPadへ同期する

少し紛らわしいのですが、Apple Musicアプリと、有料の音楽聴き放題サービスは別のものです。

手持ちのMP3を端末に同期するためだけなら、Apple Musicの有料プランに加入する必要はありません。

1.MP3をApple Musicに読み込む

WindowsにApple Musicアプリをインストールして開きます。

  1. Apple Musicアプリを起動します。
  2. サイドバー上部のメニューボタンから「読み込む」を選びます。
  3. 先ほどCDから作成したMP3ファイルを指定します。
  4. 「開く」を選ぶと、音声がライブラリに追加されます。

フォルダーを選べば、その中の音声をまとめて読み込むこともできます。

読み込んだあとも、元のMP3ファイルは移動・削除せず、そのまま保管しておきましょう。初期設定ではApple Musicが元ファイルの保存場所を参照するため、移動すると再生できなくなる場合があります。

詳しくは、Apple公式のMP3読み込み手順で確認できます。

2.AppleデバイスアプリでiPadと同期する

続いて、WindowsのAppleデバイスアプリを起動します。

  1. iPhoneまたはiPadをパソコンに接続します。
  2. 必要に応じて端末側で「信頼」を選択します。
  3. Appleデバイスアプリで接続した端末を選びます。
  4. サイドバーの「ミュージック」を開きます。
  5. 「ミュージックを同期」を有効にします。
  6. 同期したいアルバムやプレイリストを選択します。
  7. 「適用」をクリックして同期します。

同期が完了したら、iPhoneやiPadの「ミュージック」アプリから音声を探して再生できます。

注意:すでにほかのパソコンと同期している場合などは、既存の音楽が置き換わることがあります。確認画面をよく読んでから操作してください。

また、Apple Musicの有料プランで「ライブラリを同期」を使っている場合は、手動同期の条件が異なります。

詳しい操作は、Apple公式のiPhone・iPadへの音楽同期ガイドを参考にしてください。

※このiPhone・iPadへの同期手順はApple公式資料に基づく案内です。今回はiPad実機が使用できなかったため、実機での同期・再生テストは行っていません。古い端末では、OSやアプリの対応状況も確認してください。

YouTube Musicで聴く方法もある

iPhoneやiPadへ直接保存する以外に、YouTube Musicを使う方法もあります。

以前この記事で紹介していたGoogle Play Musicはサービスを終了しましたが、後継のYouTube Musicでは、パソコンから自分の音楽ファイルをアップロードできます。

同じGoogleアカウントでログインすれば、パソコンや対応するスマホ・タブレットから音声を聴けます。

  1. パソコンでYouTube Musicを開きます。
  2. 右上のプロフィールアイコンから「音楽をアップロード」を選びます。
  3. 初回は利用に関するポリシーを確認し、同意する場合は承認します。
  4. CDから作成したMP3ファイルを選択します。
  5. アップロード後、「ライブラリ」の「曲」から「アップロード」に切り替えて探します。

YouTube MusicでMP3ファイルをアップロードする操作画面

初回アップロード時のポリシー確認画面

自分でアップロードした音声は、YouTube Music Premiumに加入しなくても、広告なし・バックグラウンド再生・オフライン再生に対応しています。

ただ、今回実際に試してみると、Premiumへの加入案内が何度も目に入り、自分でアップロードした音声の場所も少しわかりにくく感じました。

使い慣れれば便利ですが、英語教材のCDを聴きたいだけなら、必ずしもこの方法を選ぶ必要はないと思います。

また、アップロードした音声を再生できるのは基本的に本人のアカウントです。家族の別アカウントへ自由に共有できるわけではありません。

実際に試してわかった曲名の文字化け

今回もうひとつ気になったのが、曲名の文字化けです。

従来版Windows Media Playerで取り込んだMP3は、パソコンでは曲名が正常なのに、YouTube Musicへアップロードすると文字が崩れてしまいました。

一方、新しいメディア プレーヤーで取り込んだMP3は、今回の環境では曲名も正常に表示されました。

音声そのものは、どちらも問題なく再生できています。

AndroidスマホのYouTube MusicでアップロードしたMP3を再生 Android版YouTube MusicでMP3を再生した実機画面

文字化けの原因を特定できたわけではありませんが、実際に比較してみると、このような違いがありました。

もし同じ現象が起きたら、元の音声を残したまま、曲情報や取り込み方法を確認してみてください。

今回の検証では、Android版YouTube Musicアプリでも正常に再生できました。iPadについては、ChromeのデバイスモードでWeb版の表示を確認しましたが、iPadアプリの実機検証とは区別しています。

詳しい仕様は、YouTube Music公式ヘルプで確認できます。

昔のiPadで英語教材を聴いていたころと比べると、使うアプリも操作画面もずいぶん変わりました。

でも、やりたいことは変わらないんですよね。

CDをいちいち入れ替えなくても、子どもが自分で英語の音声を選べる。お気に入りの歌やレッスンを、気軽に繰り返し聴ける。

そのためのひと手間として、CDのMP3化は今でも十分役に立ちます。

まずは手持ちの教材CDを1枚、パソコンに取り込んでみてはいかがでしょうか。

※教材CDの複製やクラウドサービスへのアップロードは、教材の利用規約や著作権上の条件を確認し、認められた範囲で行ってください。

ランキング参加中です。
応援が更新の励みになります!
にほんブログ村 英語ブログ 親子英語へ
にほんブログ村

広告