英語の簡単なリスニング教材をお探しの方に、スマホやタブレットを使ってサクッと英語耳を鍛えられるアルクのリスニングアプリです。
最初の1000語とあるように、アプリ内で使われている単語は基礎的な1000語の必須単語(SVL)のみ。アルク 究極の英語リスニングはVol1からVol4まであり、語数に合わせて難易度が高くなっていきます。
こちらのVol1は英検5級くらいなら理解できる内容です。
アプリ内では、簡単な100語程度の会話文から600語程度の英文まで、50のトピックが4つの章に分けられています。
子供の英検受験向けに長文読解の練習になりそうな教材を探していたので購入することにしました。
トップ画面下の「まとめて聞く」ボタンから、聞きたい章を選択または全体を選択し英会話音声を聴き流すことができます。
リスニング開始ボタンを押すと日本語と英語のテキスト一覧が表示されて英語の音声に合わせて見ることができます。タブレットの画面表示を消しても流れ続けるのでCDのような流し聴きが可能です。
会話速度は0.5~2.0で7段階の変更が可能になっています。
1.0では若干ゆっくり目に感じ、ネイティブスピードは1.2くらいかなと思います。2.0はちょっとした速読には良いかもしれません。
トピック学習
トピックは4つのモードで会話を聞くことができます。
モード1:イラストと音声のみ
モード2:重要な単語や熟語をまとめた語彙ヒント
モード3:イラストと和訳
モード4:イラストと英訳
たとえば、最初はモード1のイラストを見ながら英会話を聞き、モード4で英文を目で追いかけながら聞き、語彙ヒントを確認して、またモード1、といった使い方ができます。
そのほか、英語と日本語のテキストを確認しながら会話を聞く事のできる全文表示もありました。
全文表示は「まとめて聞く」のときにも表示されるので内容の全体を理解したり、この後の質問に答える際チェックするのに便利です。
そのほか、語彙をまとめてみることのできる語彙リストや内容についての確認テストも用意されています。
確認テスト
トピックごとに3問の確認テストが用意されています。英会話に関するクイズが日本語で出題されて英文で答えていきます。
英検4級までは英語テキストを記入する問題はありませんが、たしか・・3級くらいから記入問題が出てきたと思います。ここに出てくる問題は基礎的なものなので記入問題に挑むのにはちょうど良いかもしれません。
このテストでの特徴的なのは間違った部分を修正してくれる機能があること。これも初心者には優しいです。
ここでは「his」が抜けていたので赤で修正が入りました。文頭の大文字、スペルミス、sかぶりなどの間違いもチェックしてくれます。
さらに間違ったところをタップすると詳細な解説が得られます。
修正して正解すると○
子供と取り組む時は、問題を確認してから一度全体表示させ、文中から解答語をノートなどに拾い出すようにしていくと良いかもしれません。
出題に正解するとトピック一覧の横にメダルマークが表示されます。1問正解するごとにブロンズ、シルバー、ゴールドへと変化していきます。
定評あるアルクの教材で最初の1000語という限られた語彙を使っているということもあり、しばらく子供に向かわせてみることにしました。
1トピックをほんの数分、毎日聞き流すくらいから始めています。
3日目くらいのころ、子供自ら問題欄に進み、解答を記入し始めました。メダルの色が変化するのが嬉しいようです。