絵本の動物を指さして「これ、なあに?」と聞いてくる子どもたち。
そんな好奇心を英語につなげてくれるのが、音声ペン付きの『ベビー&キッズ えいご絵じてん500』です。
好きな絵をタッチすると英語が聞こえ、歌やクイズも楽しめる。文字がまだ読めなくても、タッチして音を出すだけで楽しめそうですね。
ただ、長く販売されているシリーズだけに、古い版と現行版の違いは少しわかりにくいところ。
そこで今回は、2023年発売の新装三訂版を中心に、購入者の口コミや「小学えいご絵じてん800」との違いを調べてみました。

えいご絵じてん500はどんな教材?
『えいご絵じてん500』は、付属の音声ペンで絵や文字をタッチすると、英語や日本語の音声が聞こえる絵辞典です。
動物や食べ物、色、身の回りの物など、収録されている英単語は500語。子どもたちが普段の生活で目にするものが中心なので、英語の音にも自然と耳がなじみそうです。
ページは3つのステージに分かれていますが、最初から順番に進める必要はありません。
動物が好きなら動物のページ、乗り物に夢中なら乗り物のページへ。その日気になったところから始められるのが、絵辞典ならではの楽しさですね。

歌やクイズも楽しめる
単語を聞くだけでは終わらないのも、この教材の特徴。
絵辞典には歌やチャンツが5曲、別冊の「SONG BOOK」には17曲。合わせて22曲の英語の歌が収録されています。
アルファベットの歌や『Twinkle Twinkle Little Star』など、親子で一緒に楽しめる曲も。さらに、3場面の会話と2種類のクイズが用意されているので、気分に合わせて遊び方を変えられそうです。
今日は動物の名前を聞いてみよう、明日は好きな歌を聴こう。
毎日きっちり取り組むより、手の届くところに置いて、遊びたいときに開く。そんな使い方が似合う教材だと思います。
現行版の基本情報
| 商品名 | ベビー&キッズ えいご絵じてん500&22 SONGS 新装三訂版 |
|---|---|
| 出版社 | 旺文社 |
| 発売日 | 2023年10月19日 |
| 対象年齢 | 0〜7歳 |
| 収録内容 | 500語、歌・チャンツ22曲、会話3場面、クイズ2種類 |
| セット内容 | 絵辞典、SONG BOOK、音声ペン、単4電池2本 |
| メーカー希望価格 | 7,590円(税込) |
| ISBN | 9784010646335 |
対象年齢は0歳からですが、赤ちゃんが最初からペンを操作できるわけではありません。
小さいうちは大人が絵をタッチして音を聞かせ、少し成長したら自分で好きなページを探す。子どもの成長に合わせて楽しみ方が変わっていくのも、音声ペン教材のよいところですね。
えいご絵じてん500の口コミは?よい点と気になる点
音声ペンは便利そうだけれど、実際に子どもが興味を持ってくれるのか。購入を考えるときには、そこが気になりますよね。
楽天市場とYahoo!ショッピングの購入者レビューを調べると、楽しんでいる様子だけでなく、使い勝手についての気になる意見も見つかりました。
※以下は購入者の投稿を要約したものです。筆者自身による実機レビューではありません。また、掲載ページには旧版の口コミが混在している可能性があります。
音声ペンや歌に興味を持ったという声
2026年6月の楽天市場レビューには、未就学児がタッチペンや歌を楽しみ、身近な物の英語が豊富で年齢に合っていたという感想がありました。
一方で、歌については、もう少しなじみのある曲が欲しかったとのこと。
知っている歌を一緒に歌うのも楽しいし、初めて聞いた曲が思いがけずお気に入りになることも。子どもによって、好きな曲はそれぞれ違いますからね。
何語覚えたかを数えるより、まずは「英語の音って面白い!」と感じてもらえたらうれしいですね。
ペンの扱いやすさには注意したい
別の楽天市場レビューでは、2歳と5歳の子どもが音の出る仕組みに興味を持ち、音声もはっきり聞き取れたと評価されています。
気になったのは、ペンに軽い衝撃が加わると、反応しなくなることがあったという報告です。
音声ペンは、教材を楽しむための大切な道具。小さな子どもが使う場合は、最初は大人がそばで操作を手伝ってあげると安心ですね。
本が傷みやすいという口コミも
2024年12月のYahoo!ショッピングには、1歳の子どもがSONG BOOKを気に入り、自分でペンを操作して歌を楽しむようになったという投稿がありました。
楽しんでいたものの、約3か月で本が傷み、補修テープが増えてしまったことは残念だったそうです。
小さな子どもが使うものなので、ページの扱いには少し気をつけたいところ。
でも、何度もページを開いて、歌を聴いて、言葉を覚えて。いつかボロボロになるまで遊んだ、お気に入りの一冊になったら素敵ですね。
もちろん、長く使う教材だからこそ丈夫さを重視したいご家庭もあるでしょう。紙の本であることは、購入前に知っておきたいポイントです。
出典:Yahoo!ショッピングの購入者レビュー(2024年12月16日)
えいご絵じてん500と800、どちらを選ぶ?
同じシリーズには、小学生向けの『小学えいご絵じてん800』もあります。
500語と800語。数字だけを見ると、800のほうがたくさん学べてお得に感じるかもしれません。
でも、この2冊は単語数だけで選ぶ教材ではないんです。
| 比較項目 | えいご絵じてん500 | 小学えいご絵じてん800 |
|---|---|---|
| 対象年齢の目安 | 0〜7歳 | 5〜12歳 |
| 主な内容 | 身近な500語、英語の歌、会話、クイズ | 約800語、約600フレーズ、書く・話す学習 |
| 付属教材 | 絵辞典、SONG BOOK | 絵辞典、WRITING、SPEAKING |
| 録音機能 | なし | あり |
| メーカー希望価格 | 7,590円 | 7,590円 |
※現行の新装三訂版同士の比較。価格は税込です。
歌や絵から英語に親しみたいなら500
まだ文字を読めない幼児や、英語に初めて触れる子どもには、500が合いそうです。
好きな絵をタッチして音を聞き、気に入った歌を繰り返し楽しむ。勉強というより、遊びの延長に近い使い方ですね。
「今はとにかく英語を好きになってほしい」
そんなご家庭なら、まずは500を候補にしてみてはいかがでしょうか。
小学校の英語学習につなげたいなら800
800は、小学生の英語学習を意識した教材。単語やフレーズを聞くだけでなく、付属のワークブックで文字を書く練習をしたり、自分の声を録音したりすることもできます。
アルファベットを書いてみたい、簡単な会話を練習したい。そんな興味が出てきた子どもには、800の内容が生きてきそうですね。
もちろん、500を終えてから800へ進む必要はありません。
今の年齢や興味、家庭でどんなふうに使いたいか。そこから考えると、自然に選択肢が絞れてくると思います。
800の詳しい内容は、こちらの記事でも紹介しています。
小学えいご絵じてん800はどんな教材?対象年齢・内容・音声ペンでできること
購入前に確認したい版の違いと付属品
『えいご絵じてん500』は、長く販売されてきた教材です。
この記事も、もともとは2012年発売の商品を紹介していました。
現在の購入候補として紹介するのは、2023年発売の『500&22 SONGS 新装三訂版』。その前の2019年発売の三訂版とは、スリーブのデザインが異なるだけで、教材の内容は変わっていません。
気をつけたいのは、さらに古い改訂版などを購入する場合。
古い改訂版と三訂版では、音声ペンと冊子に互換性がありません。中古で本だけ購入したり、ペンを買い足したりするときは、対応する版を確認しておきたいですね。
現行の新装三訂版を探すなら、ISBN 9784010646335 が目印になります。
500と800の両方が使えるセットも
500と800のどちらにするか迷っているなら、『えいご絵じてん プレミアムセット 新装三訂版』も比較候補に入ります。
両方の教材に加え、セット限定のアルファベットポスターが付属。共通の音声ペン1本で楽しめる構成で、メーカー希望価格は税込9,790円です。
500と800を別々に購入する前に、こちらも一度チェックしておくとよさそうです。

現行版を購入するときは、商品名の「新装三訂版」とISBNを確認しておくと安心です。
子どもが自分から絵を指さして、音を聞き、もう一度ペンを伸ばす。
『えいご絵じてん500』は、そんな小さな好奇心を英語につなげてくれる教材です。
歌が好きな子も、動物の名前に夢中な子も、音が出る仕組みそのものを楽しむ子も。お気に入りのページは、きっとそれぞれ違うはず。
親子で一緒に、その一ページを見つけられたらいいですね。