The otherとanotherの問題が今朝の「合格モーニング」でとりあげられていました。
「合格モーニング」はテレビ東京系列で朝6時40分から放送されている小中高生向けのワンポイント学習番組です。
毎週月曜から金曜まで各教科の間違いやすい頻出問題が1問出題されます。
朝から頭の体操になる番組ですね。
今日の問題はこちら、
英語の代名詞問題。
( )に入るのはア.another イ.The other どちらでしょう?
1.彼は二匹の犬を買っていて一匹は白でもう一匹は黒です。
He has two dogs.
One is white, and ( ) is black.
2. 彼は犬を一匹買っているが もう一匹欲しがっている。
He has a dog. He wants ( ).
どちらの文章も、「もう一匹」と ありますが、英語ではそれぞれの違いを理解する必要があります。
The other
解説では、ひとつの他に特定の何かひとつがあって、その一つをさす場合にthe otherを使うとあります。
例えば、ショートケーキを2つ持っていて、1つを自分でもう1つをあげるとします。そのもう一つのことを言うときに使います。
複数形のThe others
ショートケーキが2つ以上あり、1つの他に残りが複数ある場合にはthe others とsをつけることになります。
Another
先に一つ取っておいて、その他の特定多数の中から1つを選ぶ場合、この一つをanotherで表します。
The othersと何となく似ているようですが、The othersはその他全部、anotherはその他からひとつですね。
例えば、すでにケーキを一つ食べていて、もう少し食べたいと思い、ほかのケーキを不特定多数の中から選ぶ場合、The others(その他すべで)の中からanother(別のもの)を取る感じで覚えておくと良さそうです。
これらを踏まえて問題を見てみると・・
問1は、二匹の犬がいて一匹ともう一匹、と特定されていますから the otherですね。
One is ~, and (the other) is ~
問2は、もう一匹、不特定多数の中から選ぶことになるので another(なにか別の)と言った意味になります。
動画で解説
英会話フォービーのTOEIC(R)対策クラス動画より、このThe otherとanother、The others、さらにtheの付かないothersの解説がわかりやすいです。
次回の「合格モーニング」英語の問題は助動詞です。
助動詞と言えば、動詞を助ける言葉。
主語+助動詞+動詞の原形
will
can
may
should
must
などがありますがその違いですね。