英語教育の必修化が小学校でも進められるようになってきました。
「聞く」「話す」中心だったものから「読む」「書く」が加えられ教科化されるとテストが行われて通知表に成績がつけられるようになります。
小学校5~6年生では教科として採用することがほぼ決まり、今の5~6年生でやっている内容はそのまま3~4年生に繰り下がりになるそうです。
ゆくゆくは1年生から英語を学ぶという流れになっていくのでしょう。
この流れにより多くの保護者の方は幼稚園や未就学のうちから徐々に英語に触れさせる教育を始めていると思います。
英語の学習方法は子どもたちの各年齢ごとに少しずつ変わってくると思うのですが、ご家庭で英語学習をする際にガイドとなりそうな本をみつけたのでご紹介します。
著者は小中高生の英語指導を中心に活動を行っているウザワ式英語教室代表の鵜沢戸久子さん。
日本人の小学生に100%英語をマスターさせる法
この本では、幼児期からの英語との向き合い方やかけ流しCDを効果的に行う方法などが実例を示しながら実践的に紹介されています。
脳科学に基づいて自然な形で子供に英語をマスターさせるというスタイルは以前うちの子が通っていた七田チャイルドと同じような アプローチの教育方法だと思います。ちょうどCDのかけ流しからその後の学習方法について迷っていたのですが、ヒントとなることがたくさん書かれていました。
CDのかけ流しを行うことで徐々に英語回路を作って行く時期と、それを活かした次の学習法ですね。やはり長年指導しているだけあって参考になります。
また、英語ができる子どもを育てるための親の七か条というのも紹介されています。その中で特に気になったのが次の言葉。
大人になってから出来る事を子供のうちにさせない
優先事項を明確にするということですね。
幼年期は忘れてても全然OK。
微妙な単語のニュアンスや正確さを求めるのはあとまわしとか・・そんな感じでしょうか。