Udemy(ユーデミー)はオンラインで様々な専門知識を動画形式で受講できるシリコンバレー発祥、世界最大級のオンライン教育プラットフォームです。昨年、ベネッセと業務提携して日本向けに講座が拡充しています。
大学発MOOC(大規模オープン・オンライン・コース)と異なる特徴は、技能や知識を持ったプロフェッショナルな個人が自由に講座を開設できるところにあります。
学びたい人と教えたい人をつなぐCtoCの学習マーケットプレイスですね。
世界最大級のオンライン学習サイトUdemy-公式ページ
最初は無料の学習講座から
講座内容は多岐にわたり日本版のサービス開始時点では300種類のコースが用意されていたようです。
英語を始めIT関連のスキル、ビジネス、資格など専門性に触れる内容や、社会人向けの講義映像をオンデマンドで学習することができ、世界中では600万人以上が受講している巨大な学習サイトです。
講座は、無料・有料のものがあり、より専門性が高くなると有料講座が多くなっているようですね。
英語コンテンツを見てみると無料講座がいくつも並んでいました。その中で注目したのが『元Google日本代表 村上憲郎の英語勉強法と仕事術(英語編)』
20万部のベストセラーとなっている『村上式シンプル英語勉強法』の著者の方ですね。どんな勉強法であそこまで行ったんだろう?と気になっていたのでちょうど良い機会でした。
カリキュラムは7回のレクチャーで構成されていて、講師のおこなってきた勉強法の流れを体感することが出来ます。
第1回目の動画では『英語を読む』ポイントとして、1文パラグラフを頭から終わりまで一気にまとめてに読むことが上達への一歩だと解説されています。
途中で日本語の語順に合わせるように行ったり来たりはしないこと。わからない単語は軽く連想してもいいから読み通すことも重要だと語っています。
初めて読む英語の本は会話の多い物語文が比較的読みやすいそうで、動画の中では自身の最初の一冊としてロバート・B.パーカーの探偵小説シリーズをすすめていました。
次に薦められていたのが、ノンフィクションもの。興味のある業界の事がよく分かる内容のものや、最初は子供向けのノンフィクションなどから読み進めてみるのもおすすめだそうです。
もう一つ講師が紹介していたボキャビルの勉強法は、オックスフォード ピクチャディクショナリーの活用。
この絵辞典は家にもありますが、日常場面の人物、職業、動作、名称などありとあらゆるものがカテゴライズされたイラストで4,000語以上掲載されています。
毎日時間の許す限り、絵本を眺めるように気楽に眺めるだけでも良い刺激になると語っていました。日常のあらゆるものにすでに貼られている日本語のラベルに英語のラベルを貼り付けるような感じで覚えていける一冊ですね。
英語の学習方法に興味のある方はこの無料講座を受けてみると良いヒントが得られるかもしれません。