英語絵本の読み聞かせ「THE STORM WHALE」

英語絵本の読み聞かせ「THE STORM WHALE」少年とクジラとお父さんのおはなし

英語絵本「THE STORM WHALE」の読み聞かせ動画です。お話に引き込まれやすいクリアなイラストと、父子それぞれのやさしさが表現された心温まる絵本でした。

海辺に暮らす少年ノイとお父さん。

お父さんが一日中漁に出かけている間、ノイは独りぼっちです。嵐の翌日、少年は浜に打ち上げられたクジラを見つけました。どうにかおうちのバスタブに連れ帰って保護することにしたのですが、お父さんに見つかっちゃうと怒られるだろうなと心配になります。

でも、お父さんは怒ったりしません。

子供のやさしい気持ちを大切に包み込んでくれるいいお父さんでした。

 

Noi lived with his dad and six cats by the sea.
ノイは彼のお父さんと6匹の猫と一緒に海のそばに住んでいた。

 

Every day Noi’s dad left early for a long day’s work on his fishing boat.
毎日、ノイの父親は長い一日の仕事のために釣りのボートで朝早く出発した。He wouldn’t be home again till dark.
彼は再び暗くなるまで家にいないだろう。

 

One night a great storm raged outside their house.
ある夜、大きな嵐が彼らの家の外で猛威をふるいました。In the morning, Noi went down to the beach to see what had been left behind.
朝になって、ノイは何が取り残されたかを見るためビーチに行きました。As he walked along the shore, he spotted something in the distance.
海岸沿いに歩いていると彼は遠くで何かを見つけました。

 

As he got closer, Noi could not believe his eyes.
彼がより近づくと、彼は自分の目を信じることができなかった。

It was a little whale washed up on the sand.
それは、砂の上に打ち上げられた小さいクジラでした。

 

Noi wondered what he should do.
ノイは彼が何をすべきか思案しました。

He knew it wasn’t good for a whale to be out of water.
彼は、クジラが水の中にいないのは良くないことを知っていました。

I must be quick he thought.
私は早くしなければ、彼もそう考えているに違いありません。

 

Noi did everything he could do to make the whale feel at home.
ノイは、クジラを家に帰すためにできることはすべてやった。

He told stories about life on the island.
彼は、島での生活についての話を語りました。

The whale was an excellent listener.
クジラは、優れた聞き手でした。

 

The night was drawing in and it was growing dark.
夜は引き込まれ、暗くなっていた。Noi was worried that his dad would be angry about having the whale in the tub.
ノイは、彼のお父さんがお風呂に鯨を飼っていることに怒るのではないかと心配していました。

 

Somehow Noi kept his secret safe all evening.
どうにか、ノイは夜の間ずっと彼の秘密を安全にしておきました。He even managed to sneak some supper for his whale.
彼は、クジラのためにいくらかの夕食をどうにかすることができました。But he knew it couldn’t last.
長続きしないってこともちゃんと分かっていました。

 

Noi’s dad wasn’t angry.
ノイのおとうさんは、怒っていませんでした。

He had been so busy, he hadn’t noticed that Noi was lonely.
彼は、ノイが孤独であると気がつかなかったくらい忙しかったです。

But he said they must take the whale back to the sea, where it belonged.
しかし、彼は彼らが属していた海に鯨を戻さなければならないと言いました。

 

Noi knew it was the right thing to do,
ノイはそれが正しいことだと分かっていましたが、

but it was hard to say goodbye.
さよならを言うのは苦しいです。

He was glad his dad was there with him.
彼は彼の父がそこにいてうれしかった。

 

Noi often thought about the storm whale.
ノイはしばしば嵐の鯨について考えました。

He hoped that one day, soon.
彼は遠からずその日を望んだ。

 

He would see his friend again.
彼は、また友人に会います。

 

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